2009/06/28 (Sun) アナポリス米海軍大学校
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このメリーランドには、アナポリス米海軍大学校がある。米海軍の将校を育てるところだ。ウチのが立っているのはウエスト通りという。向こうに大学校の教会の尖塔が見える。伊勢爺には三度目の訪問だ。たいへん伝統のある町である。ここの人々は保守的だが、紳士淑女であることが基本なのだ。紳士であることが海軍精神だからだ。日本海軍(海自)の精神も同じだ。伊勢平次郎 メリーランドにて、、






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大学校の庭に鴨の夫婦が並んでいた。まことに平和である。「守りがあってこそ、平和あり」ということだ。

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このワタリガニ(BLUE・CLAB)の鋏に指を斬られた。お返しに茹でてあげたよ。コロラド生まれの子供たちは蟹を見たことがなかったのだ。殻を割って、ミを取って、バターに漬ける。「おいしい」と一斉に言った。



アナポリス米海軍大学校の玄関に旧日本海軍の魚雷が置いてあった。爆薬500キログラム。世界最大であると。もう一本は、沖縄戦で日本の爆撃機から投下されたものだと。何となく、日本軍を誇りに想った。


ノルマンディーではなく、フレンチ・リビエラで捕獲したドイツ軍の野砲だと。ドイツの兵器は優秀であったが、米軍の総力戦には勝てなかったと。


米海軍大学校の学生寮など、、4000人の海軍将校が毎年卒業する。



(解説)1845年にこのアナポリス海軍大学校は出来た。当時、40人が卒業したと。アナは「アンナ英女王にちなみ、ポリスは、ギリシアのアテネからとったそうだ。アナポリスは、1649年、バージニア清教徒たちが英国教会の桎梏から逃れてこの土地に住みついた。1620年、マサチューセッツのプリマスに到着したメイフラワー号の清教徒たちも同じだ。「宗教の自由」を求めて、アメリカ大陸へ渡ったのである。こうして、「人間の自由」がアメリカの建国精神となった。この原理から、日米が同じ価値を擁する限りは、その同盟関係は終焉しない。米中・G2論が出ている。だが、それは、“中国が民主化するなら”という大きな条件を伴う。まず、無理な話だ。伊勢平次郎 

2009/06/23 (Tue) オバマの支持率
bama iran
オバマの対イラン政策を “上手に裁いている”とWPのコーエン。この黒人のコラムニストが、オバマの悪口を書いたことはない。リベラル一辺倒だ。伊勢は、何事にも、一辺倒の人間を信用しない。青い目の妻が、日本人の夫のオバマ政権批判を“反米なの?”と聞いてくる。“I AM EXTREMELY CAUTIOUS ON ANYTHING AND THAT”S ALL”と答えている。

オバマへの支持率に変化が見えた。特に、オバマの最優先課題である経済にである。アメリカ国民の50%少々が、$7870億ドルの景気刺激策に期待をしているだけとなった。ワシントンポスト・ABC世論調査では、2008年の大統領選挙中に沸いた65%もあった楽観的な観方は急速に萎んでいる。オバマの政治姿勢への評価は高いのだが、個別の問題への取り組みにおいて、不賛成の者が増えた。伊勢平次郎 メリーランドにて、、






景気刺激政策のインパクトに対する期待は冷めた

Washington Post
Monday, June 22, 2009; 5:00 PM

オバマ大統領の景気刺激包括法案(STIMULUS・PACKAGE)に対する、アメリカ国民の期待は激減した。ほんの半数が「$7870億ドルの景気対策が米国経済を押し上げる」と自信を持っているだけとなった。

ワシントンポスト・ABCニュース世論調査

オバマの全体の政治姿勢を65%が支持している。この高い支持率はブッシュも、クリントンをも超えるものだ。だが、「景気対策の効果」に関して質問を出すと、懐疑的なのだ。この弱い経済状況の中で、オバマは、医療制度改革、エネルギー政策改革も同時に進行させている。
オバマには、有利という梃子(テコ)がある。それは、反対政党の共和党が少数派であり、ブッシュ以来、国民の支持を失っているからだ。国民は「経済は民主党」としている。


だが、現在、全米平均で9%の失業率がさらに上がる予測がされている。二月から上げ潮の株価も一時的なものだと言う危惧が強い。だから、「オバマがアメリカの経済を修理すること」がもっとも心配されていることなのだ。公約である経済再建で国民の信頼を失うことは出来ない。
52%が景気刺激策は効果を出すと回答したが、4月の59%から下がった。特に、中西部では、「効き目がある」と回答した人は50%以下となっている。これは、4月には60%だったのだ。民主党でも、共和党でもないインデペンデントはオバマを強く支持(56VS39)していたが、真っ二つとなった。

国民のアメリカの進路に関する自信に関してはほぼ同じだ。だが、世論調査では、その自信にも変化が見られる。11月、オバマが選ばれたとき、50%が進路は正しいとした。現在は47%に下がっている。さらに、50%が、深刻と言えるほどに間違った方向に向かっていると回答した。

オバマの支持率は、4月の世論調査から少し下がった。だが、「不支持」は5%増えたのだ。オバマの全体像は支持を得ているのだが、重要な案件においてはその全体への支持を下回る。1100人を電話で調査したが、大多数が「オバマの経済~医療~地球温暖化対策に好感を持っている」と答えた。

最も、不支持となったものは、ビッグスリー救済と巨大な財政赤字だ。財政赤字では、35%が「強く反対だ」と答えた。22%が「財政出動を支持する」と答えた。広範囲にわたって、90%が「財政赤字の巨大なサイズを非常に心配している~どちらかといえば心配だ」と答えた。
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オバマは大統領権限と連邦政府の財源を繰り返し使って、この国の経済問題と取り組んできた。もちろん、共和党は反対してきた。今回の世論調査では、国民の姿勢が少し変わった。過半数が「小さな政府~小さな政府のサービス」を好んでいることが判明した。インデペンデントの変化は最も顕著だ。11月には、52VS44だったが、現在は、61%VS35%なのだ。

前の世論調査では、オバマ外交とテロ対策への支持率は、「ブッシュ時代よりも安全になった」と60%を超えた。だが、現在では、「ちっとも、変わっていない」となっている。

グアンタナモにおいて行なわれたとされる拷問については、「拷問はある程度必要だ」が50%に近かった。オバマが「拷問は許されない」としていることに 、真っ向から反対ということだ。
イランに関して、共和党は「オバマの民主主義を奨励する声は小さい」と批判した。だが、52%はオバマのイランの取り扱いを支持した。アーマネドジャドが大統領に再選されたことを以ってしても、4月からアメリカの世論は変わらない。

一方、共和党への支持率は下がったままだ。電話で調査した1100人のうち、22%が共和党だと答えた。これも4月以来変わらない。たったの36%が共和党に好感を持っていると答えた。56%が共和党に好感を持っていないと答えた。53%が民主党に好感を持っていると。

オバマと米国議会の共和党議員を比べると、オバマは共和党議員たちを20ポイント引き離している。国民はオバマが、医療、財政赤字、テロリズム、経済を取り扱う方に信頼を置いている。経済では、支持率が下がったとはいうものの、55%VS31%で、共和党議員を引き離している。

米下院議長のナンシー・ぺロシの支持率は、支持するが38%、支持しないが45%である。2007年4月の世論調査(議長になって4ヶ月目)では、53%がぺロシを支持、35%が支持しないだった。


(解説1)1100人を対象とした電話方式の世論調査には疑問が残る。だが、ワシントン・ポスト紙も、ABCニュースも、大統領選挙では、オバマを支持した大手メディアなのだ。この世論調査を以って、憶測することは危険だ。だが、メディアでない他の経済専門家(ボルカー、バーナンキ、リビーニ、)の巨大財政赤字への警鐘は大きいものだ。昨日、NYダウが200ポイント下がった。世銀が“アメリカの失業率は来年の夏まで上昇し、それが理由で景気は上向かない”と。サブプライムの危機を2006年に、いち早く警鐘を鳴らしたリビーニ(Nouriel Roubini NY大学経済学教授)が“まもなく、第二波のリセッションが押し寄せる~原油の高騰に始まるインフレがやってくる”と述べたことに関係があるとブルームバーグ。日本の経済専門家や投資専門家の間にも、このインフレ、第二波リセッションの声は出ている。

(解説2)実体経済は、オバマの支持率にも、共和党の不人気にも関係のないものである。指導者や政党への支持率が個人の感情によるか、印象によるものだからだ。どれも、科学的な分析に基付いたものではないのだ。人間に好悪の感情がある限り、政治家はその感情を利用する。オバマは、ポピュリズムによって大統領となった人間なのだ。支持率が統治能力を現すものではない。現実とはもっと厳しいものだ。“オバマの方がマケインよりもアタマがいい”と選んだ者が多い。特に、教師や教授職らだ。学歴で職に就いた人間は、高学歴者を支持するということだ。さあ、どうかな?軍歴しかなかった普通の成績のアイゼンハワーが、第二次大戦後の最も、好ましい大統領とされる。彼はカンサス人だ。田舎者のカンサス人を嫌うリベラルが多い。共和党州だからだ。また、“大統領は父親のようでなければならない”という声は強い。すると、学歴とは無関係だとなるね。

(解説3)伊勢が、オバマの景気刺激政策(6百万人がシャベルを手に持って、道路や橋を作る)や、イランに謝罪(1953年のモサデク打倒)する演説を批判すると、ウチの青い目のカミサンは、“オバマの失敗を望むの?”と怒ったものだ。“いいや、アメリカに成功して貰いたいから批判する”というと、“ふ~ん”。だが、今朝、この世論調査や~NYダウ下落や~避けられないインフレの話しをすると、静かに聴いていたよ。オバマは、$7870億ドルの景気刺激策から引き返す可能性がある。しかし、それは、オバマの政治生命の終焉の始まりになるのだ。来年11月の中間選挙で米議会の与野党ドンデンが起こる可能性がある。伊勢平次郎 メリーランドにて、、

付録

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ボボは、今日も元気に遊んでいる。昨日は、ワシントンで子供列車に乗った。突然、“ワタシ、結婚したいの”と言い出した。ウチのが、“運転手さんに申し込んだら”というと走っていった。走って戻ってきた。“あの人と結婚しないわ。話を聞いてくれないんだもん”だとさ。

bobo chiku
柴犬チクデンとボボは仲がいい。本を読んでやっているのだ。伊勢爺の母親は子供に苦労させられた。過大な援助をし、大学へやっても、家庭を崩壊させる者が出た。だが、“子供が立ち上がって歩き出したとき~ランドセルを背負って小学校へ上がる朝ほど、幸せだったことはない”と言っていた。ボボを観察していると、母親の気持ちが良くわかる。伊勢

2009/06/20 (Sat) 青い目の家族
bobo shiatsu 1
アンドレア(4歳)は伊勢爺さんの甥の末娘だ。みんなは、「ボボ」と呼んでいる。青い目をしたお人形のような女の児なのだ。昨夜、伊勢爺の背中に乗って指圧をしてくれた。今、メリーランド州で、妻方の一家と恒例の夏休み。わがアメリカの家族やこのあたりの情景をお伝えしたい。伊勢平次郎 メリーランドにて、






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ウチのが甥の子供たちに物語を読んでいるところ。就寝前の読書。ボボも一生懸命に聞いている。

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頭のテッペンが白いイーグル。アメリカ合衆国の象徴だ。その巣の中に白い雛が二羽見えた。枝に親鳥がとまっている。

white house 6.09
ホワイト・ハウスの中を見学した。住み心地は悪いと感じた。今日、オバマは、大統領選で多額寄付した弁護士やビジネスマンを各国の大使に任命した。献金へのお返しだそうだ。さらに、対イラン外交はほとんど失敗しているとWPに書かれた。中国とロシアがイランを後押ししている。打つ手はないと報道官は正直。2~3年で、イランが核を持つことは明確だ。

enolagay 1
これが、広島に原爆を投下したエノラゲイだ。B29である。説明書きには、「日本の広島に原爆を投下した。第二次大戦を終戦に導いた」とだけだった。見学者は子供連れの家族や、インド人など外国人が多かった。アメリカ人は、複雑な想いを抱いている。“どう思うか?”と聞いても、首を振るばかりだ。この意味するところは、アメリカも被爆国になる可能性があるからですね。因果は巡るということだ。

enolagay 2
広島・長崎の原爆投下を想い返すと、やはり、一部だが、アメリカ白人の尊大な態度に腹が立つね。“ネクスト被爆国はアメリカだろう”とワシントン・ポストにメールを出した。そして、“このエノラゲイはアメリカの恥だ。撤去しろ”と。

この程度にしておきます。伊勢平次郎 メリーランドにて、、

2009/06/15 (Mon) 「国難」その1
kim 6.09
日米韓の政府が、「金正日体制打倒を決断するとき」が間もなくやってくる。アメリカは月曜日の朝だ。李明博がワシントンに着く。「北朝鮮が核戦争を始める可能性と対策」をオバマと協議するためだ。







昨夜、ABC番組で、副大統領のバイデンは、以下のように述べた

"God only knows what he wants," Biden said of Kim. "There's all kinds of discussions. Whether this is about succession, wanting his son to succeed him. Whether or not he's looking for respect. Whether or not he really wants a nuclear capability to threaten the region. ... We can't guess his motives.

"We just have to deal with the reality that a North Korea that is either proliferating weapons and or missiles, or a North Korea that is using those weapons ... is a serious danger and threat to the world, and particularly East Asia," the vice president said.

“全く、キムの考えていることは判らない~だが、間違いなく、世界と、特に極東に対して危険になった~われわれは、この現実に取り組まなければならない”と。

obama biden
伊勢爺は。1967年のリンドン・ジョンソン時代からアメリカに住んでいる日本人だ。こんなに弱い政権を見たことがない。日本人はもはや、アメリカ人に頼ってはいけない。自国の防衛はその国民の義務であり、日本民族が生き残るための義務なのだ。愛する妻や子供たちのために死んでもいいじゃないか?死ぬことを恐れていては、始めから負けだ。朝鮮人に負けて堪るか!

1)伊勢爺は、オバマを疑っている

オバマが何を決断するか?全く、これも未知だ。最高司令官としての資質を持っているとは考えられない。この青い人間は、全てに失敗する可能性が高い。

2)そして、日本人に失望している

問題は日本の政情だ。日本人は、第二次大戦後最大の危機である「核戦争が朝鮮半島に起きる可能性」に対して「戦う意志」を示していない。伊勢爺はその半生を旅人のように過ごしてきた。地球の隅々を徘徊して見てきた。しかし、日本人のように、意志が薄弱な民族とその政府を見たことがない。千葉市長選などに目を奪われている日本の愚衆。そこには国難を自覚している様子が見えない。全てを、“こんな私に誰がした”と、誰かの所為にして、その日、その日をごまかして生きている。

3)政権交代で国難は去るのか?

鳩山・小沢の民主党に政権が代われば国難は去るのか?民主党のペテンに気が付かないのか?宥和性格のオバマに頼っていればいいのか? みなさん、よ~く、胸に手を当てて考えてみましょう。民主党に傾く人を説得しましょう。 伊勢平次郎 メリーランドにて、、

付録

昨日のことだ。甥夫婦とその娘三人と息子とハイキングに行った。借りた家は丘の上にある二階家だ。ゴージャスではないが、全てがゆったりと、快適なデザインだ。その丘からチェサピーク湾に向かって森のソマ道を下がって行った。暗い森の中に大きな松が倒れていた。その上にこの“COPPERHEAD”という毒蛇が這っていたのだ。三角の紋々が黒緑の胴体にくっきりと。蛇さまは動かなかった。サイトで調べたら、北米東海岸に多く棲み~体長は1メートル~危険が迫るとじっと動かなくなる性質~それで、よく道路で車に轢かれていると、、ところで、4歳のアンドレア(BOBOちゃん)は蛇を恐れなかった。往復4時間、水泳もして、それでも、その短い、まだ赤ちゃんの足で丘を登って帰ってきた。それから昼寝もせず、真夜中の12時まで起きて、ほたえていたよ。BOBOは、スペイン・アイルランド・フランス・ドイツの混血。大きな青い目をしている。「青い目のお人形」とはこの女の子のことだわな。伊勢

2009/06/14 (Sun) オバマの数学

この米ドルの信用力が疑われている。今日のワシントン・ポスト日曜版のトップは、“オバマの景気刺激政策である$7870億ドルの巨額支出は間違いではないか?”である。伊勢爺は、「米ドルの信用力」に付き、昨年の夏から警鐘を鳴らしてきた。自分が賢いとか、正しいと言ってきたわけではない。だがね、ボケ~と68年もの馬齢を重ねてきたわけではない。オバマは青い人間なのだ。

メリーランドに借りた河畔の家に、コロラドの甥一家や、バージニアの友人夫婦(パイロット)が泊まっている。昨夜は、照り焼きバーベキューの晩餐だった。話題は、経済、経済、経済、、ぼくが、“オバマは巨大財政出動をするべきではない”と言ったところ、しばらく、静かだったが、一同は賛成したのだ。

きたる10年で$9兆ドルの財政出動なのだ。誰からカネを借りるのかね?中国はもう米国債の長期物には手を出さない。さらには、“ドル抜きでやろう”と大声を出している。麻生さんも、100兆円の本予算+補正予算を考え直すべきである。荒っぽい財政政策は、必ず日本人の経済を傷つけるからだ。伊勢平次郎 メリーランドにて。







2009/06/10 (Wed) 原水爆実験とは何か?

これが、ABLEなのか、BAKERなのかは未知だ。サイズは広島型であった。だが、凄い音だねえ。このビキニ環礁での実験は、20回は行われた。日本の漁船が被爆して被爆者が亡くなったことは有名だ。現在のアメリカの核兵器はさらに進歩している。小型化して、クラスター(分散する)型がほとんどなのだ。それを8000個も持っている。北朝鮮も、中国も一瞬にして灰になる。伊勢平次郎 ルイジアナ








ビキニ環礁(Bikini Atoll)は、マーシャル諸島共和国に属する小さな環礁(かんしょう)。1946年 - 1958年に、アメリカ合衆国が何度も核実験(完成した原爆と水爆)を行ったことで有名である。


クロスロード作戦のベーカー原爆実験で発生した巨大な水柱。7月24日の第二実験(BAKER、水中爆発)では1600mの水柱が上がり、8隻の艦船が沈没。その中で、爆心地から200mの距離にあったアーカンソーが一瞬で爆沈し、サラトガが爆発後7時間で沈み、爆心地から1000mの距離にあった長門は数日間浮かび続けたものの、同月29日から30日にかけての深夜、沈没した。

FatMan nagasaki
長崎に投下されたプルトニウム原子爆弾。15キロトンに過ぎない。ABLEとBAKERは同じ規模のものと記録されている。

Titan 2 Missile
現在で最大の水爆は、ICBMタイタンの49メガトン(クラスター)である。広島型の3300倍である。その破壊力は、推して知るべし。

クロスロード作戦

特に、1946年7月1日と7月24日に行われた、大小71隻の艦艇を標的とする「クロスロード作戦」が名高い。この実験では、連合国の艦艇のみならず、アメリカ軍が接収した日本海軍の戦艦長門、軽巡洋艦酒匂やドイツ海軍の重巡洋艦プリンツ・オイゲンなども標的となった。アメリカ海軍籍で標的となった主な艦艇は、戦艦ネヴァダ、アーカンソー、ニューヨーク、ペンシルベニア、空母サラトガなどである。

1946年7月1日の第一実験の“ABLE”(米国4番目の原子爆弾、一番目はネバダで実験~2番目は広島投下~3番目は長崎投下である)を空中爆発をさせたが、爆心地を大きくはずしてしまう。酒匂等5隻の小艦艇が沈没した。

島民は、強制的にロンゲリック環礁へ移住させられた。現在にいたるまで、島民は島に戻れない。彼らはマーシャル群島の他の島や、カリホルニアに移住した。「死の灰(radioactive fallout)」と呼ばれる放射能の雨はセシウム・137(Cesium-137)と, ストロンチュウム・90(Strontium-90)である。放射能レベル自体は、短期間の滞在では問題ないレベルまで下がっており、現在では美しい沿海、上記艦船はダイビングスポットになっている。リゾートホテルもある。

20008年4月、オーストラリア研究会議(ARC)は、ビキニ環礁のサンゴ礁の現状について発表した。その発表によると、ビキニ環礁面積の80%のサンゴ礁が回復しているが、28種のサンゴが原水爆実験で絶滅し、また、1954年の「ブラボー」水爆実験で直径約2キロメートル、深さ73メートルの海底クレーターが形成されているという。(ウイキペディア英字版と関連資料から得た。伊勢)

北朝鮮の核には、中国の圧力が決め手

hillary in china iwakuma yamane 002
クリックで拡大する。ヒラリーの恐い表情が見れる。東京訪問の後、今年の2月21日、ヒラリーは北京で、楊ケッチ外相と会った。ヒラリーは、この男を信用していない(FOREIGN・AFFAIRS 5月号から)。用件は、「北朝鮮に圧力をかけろ!」だ。アメリカには及ばないが、中国も核大国だ。原水爆の恐ろしさは熟知しているはずだ。だが、のら~り、くら~りのチャイナマン、、

ヒラリーは、昨夜、ABCに出て"If we do not take significant and effective action against the North Koreans now, we'll spark an arms race in Northeast Asia. I don't think anybody wants to see it"

「日本や韓国が核を持つだろう」と、月曜日のWP記事で、キッシンジャーが同じことを書いた。つまり、世界共通の認識ということだよ。

(解説) 自民党が、「予防でない敵基地先制攻撃能力の保有」を提言した。当り前のことだ。年末の新国防大綱の指針だが、公明党や、民主党の賛否はどうなるのか?この提案に反対する者は、日本を守る意志がないのだ。

(解説2) 原爆投下を命令したハリー・トルーマンは、人類史上最大のバカモノである。敬虔なキリスト教徒だそうだ。ミズーリのトルーマンが住んでいた町へ行って、そのかたくな性格の人間が生まれる環境を見てきたよ。教会がひとつ、タバコをくわえた老女が経営するレストラン一軒、玉蜀黍畑に鉄路が一本、、「なるほどな」と思ったわい。オバマは、日本人に謝れ! 伊勢平次郎 ルイジアナ


アメリカ史に、“Truman has been consistently ranked by scholars as one of the greatest U.S. Presidents”と書いてある。伊勢爺さんは「これほどの偽善者は世界史でも珍しい」と思う。ハートというエール大出の新聞記者だった友人が、“トルーマンは偉大だった”と言ったので、さんざん批判してやった。以来、メールなし。

(おしらせ) 明朝、ルイジアナのわが家を発ち~アトランタ~リッチモンド~大西洋岸メリーランドへ行く。14歳の古いベンツで。だが、この車わね、車体を除いて全て新調なのです。サンルーフからエンジンまでよ~!。片道が1200マイル(1920キロ)ある。68の爺さんは途中で2晩泊まる。写真や動画をブログに載せる。ホワイトハウスにも入る。7月6日に帰宅する。伊勢夫婦+お犬さま2匹より。

2009/06/06 (Sat) 海上臨検は痛いぞ!
chinese ship durban SA 4.22.08
昨年、南アフリカのダーバン港で、港湾労働者から荷降ろしを拒否された中国の貨物船。積荷は、小銃と小銃弾数万発だった。貨物船は、モザンビークへ向かったがそこでも、拒否された。荷受け国はジンバブエだ。今年、経済破綻した。中国人は、こういう政治不安定な国を食い物にする。*南アフリカへは6年前に行ったよ。ダーバン港はね、日露戦争時のバルチック艦隊も石炭を積むために寄航している。“行くな”と米国大使館員が言った「スエト地区」へ、レンタカー(殺されるぞとさ)で一日見学に行った。犯罪には会わなかった。メキシコの方が危険だ。伊勢平次郎 ルイジアナ







安保理制裁決議案


国連安全保障理事会の常任理事国(米英仏中露)に日韓を加えた7か国は4日の大使級会合で、北朝鮮核実験に対する安保理制裁決議案の内容で基本合意した。以下が要点、、

1)最大の争点となっていた「北朝鮮船舶などの貨物検査」は、国連加盟国に実施を義務づけ、公海上では船舶が所属する「旗国」の同意のもとで行う。

2)貨物検査は、核、ミサイル関連物資などの北朝鮮への移転~北朝鮮からの移出を阻止するための措置。日米の決議草案は、軍事行動をとる余地を残す「国連憲章7章」に基づき、貨物検査の際、「必要なあらゆる手段の行使を許可する」と強制的な検査の実施を盛り込んでいた。だが、、

3)中国は「公海上での強制的な貨物検査は北朝鮮との軍事衝突につながりかねない」として反対した。そして、非軍事的な制裁を定めた「国連憲章7章41条」の明記を要求。協議の結果、決議案は「憲章7章のもとで行動し、7章41条に基づく措置を取る」と規定。貨物検査は「すべての加盟国が領内の陸、海、空で行うよう決定する」と義務化した~「公海上の検査は船の旗国(船籍)の許可を必要とする」との項目を加えている。

4)金融制裁では、人道・開発目的以外の北朝鮮への新規融資・援助の禁止や、北朝鮮の核、ミサイル開発につながる資金移転の阻止が盛り込まれている。

5)2006年の核実験で採択された「安保理決議1718が北朝鮮による大型兵器の輸出を禁止していた」のに対し、今回の決議案は「すべての兵器・武器」を輸出禁止の対象とした。さらに、決議1718の制裁委員会の活動を強化し制裁徹底を図るとしている。

(解説1)来週にも、決議は通る可能性がある。だがね、「憲章7章のもとで行動し、7章41条に基づく措置を取る」という条項が障害になるように思える。この読売記事には説明がない。国連決議に効果があるかどうかは、中国次第なのだ。二階の核実験を行った北朝鮮に北京が融和姿勢を取るならば、国際社会の一員ではない。日中会談を協力に進めて、近未来の対中国政策を浮き彫りにするのも良いだろう。一気に、増長した中国を封じ込めることは不可能だ。だが、一貫していなければ、さらに、極東アジアは不安定になっていく。

(解説2)読売社説がオバマのカイロ演説を褒めちぎっている。伊勢爺さんが読んだ、エジプト人記者の記事はこうだ。“オバマの演説は回転ドアだ。ニ方向性(DIALOGUE)ではない。一方的(MONOLOGUE)な「ひとりごと」だ。ホスニ・ムバラクは、アメリカの飼い犬で、選挙で、反対候補が出ると、証拠をデッチ上げて~逮捕し~牢獄につなぎ~暴行を加えるか~殺してきたのだ”とさ。“全くその通りだ”と、ウチのかみさんだよ。彼女はカイロに年中飛んでいるので、よく知っているんだ。ところで、「夏から、日本の米軍基地~韓国の米軍基地へのフライトがリストに載った」とさ。米軍は動いているということだ。伊勢平次郎 ルイジアナ


2009/06/04 (Thu) オバマは、日本を助けない
obama sour puss
オバマが大統領就任してから130日が経った。オバマは演説だけで大統領になった。今も、サウジ・アラビアで、おしゃべりの最中だ。ところで、オバマは、日本を助けない。理由は「日本は金持ちだ」と思っているからだ。伊勢平次郎 ルイジアナ







us tresury bond
これが米国債だ。今年2009年度は、1.9兆ドル(例年の4倍だ)を長期国債を売って賄う考えだ。ヘリコプターベン連銀議長が今日の米議会予算委員会で警報を鳴らした。“利息を上げなければ、長期国債は売れない~売れなければ、ドルを増刷するしかなくなる~そうすれば、ハイパーインフレの暴風が吹く”と。当り前だよな?伊勢爺さんが昨年8月から警報を鳴らした「米ドルの信用力」だよ。インフレとは、物価が高騰(2倍は確実)して、持ってるカネがどんどんなくなることだ。特に、年金生活者はだ。どえらい貧困がアメリカの町角に吹く。犯罪が多発する。

usd (Small)
“MONETIZING”というのは、紙幣を印刷機で増刷することだよ。青造のオバマが増刷を要請したら、ベン・バーナンキ連銀議長は断る気なのだ。すると、オバマには、大増税(ガソリン、電気、水道、、)しか手段はないんだ。8月に破綻するカリホル二アなどの民主党州は、さらに消費税を上げる。カネが政府から届かなければ、学校や警察は固定資産税から取るしかない。オバマは、「医療保険を会社から受けている(ウチの女房など)に課税を考えている」と側近に漏らした。もう、組合が「裏切りだ」と大騒ぎだ。ここで、一気にオバマ人気は下落するのである。

donkey ride
オバマ、ヒラリー、バイデンな?こんな三人組に日本を守る能力があると思う?オバマには統治能力などないよ。CIAは、オバマと、ペロシを見放したんだ。「オバマには統治能力はない~米政府の内情はバラバラ~駐日大使のはずだった、ジョゼフ・ナイ教授は辞任した~CIAは勝手にやります」という評価も当っていると思う。

「日本人は、おとなしくしていれば大丈夫と思っている~これが左巻き教育の弊害だ~よく飼い鳴らされている」と米政府高官の日本人論だ。は、は、は、と笑いたいが、だいぶん当っているのでな。


次期内閣は麻生内閣であることを願う。自国に依る防衛を積極的に推進する内閣を望む。日本の指導者はそれほどバカだろうか?愚衆はバカでも。次期麻生内閣で、日本は防衛方針を決めるでしょう。非核三原則を踏襲しないとか~集団自衛権を明確にするとか。伊勢爺さんの希望だ。

(解説) アメリカは迷走すると知らせたかった。次回は、「スワット渓谷の虐殺」や、「オバマの計算能力」をエントリにする。伊勢平次郎 ルイジアナ


2009/06/02 (Tue) 無人機プレデター

アメリカ製プレデター(RQ-1 Predator UAV)は、5億円~10億円するものだ。日本製無人機の開発はされているのか?ゼロ戦や、隼を作った日本。もっと安く、性能も良いのが出来ると思う。ヤマハの無人ヘリコプターは優秀だし。

1991年の湾岸戦争のとき、CIAの所有する無人機プレデターが試された。1995年のボスニア紛争でも活躍した。現在のプレデターは、アメリカ西部、ネバダ砂漠(ラスベガス近く)の管制センターからコントロールされている。あだ名は、「フライング コンピューター」だ。このCBSの始めての発表では、飛行中のイラクのミグを発見したプレデターがロケットを発射したが当らず、ミグが発射したロケットに撃ち落された。フセイン軍が持っていた「スカッド」の移動を無人機のカメラが撮った写真や、真夜中に、スカッドがサウジ・アラビアの米空軍基地に命中する写真が見れる。米兵と将校の22名が死亡した。

だが、この無人機はさらに改良されて、現在、パキスタンの東北部のワジリスタンやスワット渓谷に潜むタリバンとアルカイダの掃討に使用されている。500回出撃したとのことだ。パキスタンは、アメリカにとって最も危険な国だ。完成した核爆弾を60~100を持っており、ザルダリ大統領の核管理と政情が危ぶまれているからだ。“このパキスタンの核がアルカイダの手中に落ちることが最も危険だ”と、ヒラリーが述べた。つまり、北朝鮮どころではないと言える。アメリカは日本を守りたくても、守れない可能性が高いのだ。このパキスタン情勢は次のエントリにする。伊勢平次郎 ルイジアナ






プロフィール

伊勢平次郎

Author:伊勢平次郎
 
伊勢平次郎はペンネーム。アメリカへ単身移住してから50年が経つ。最初の20年間は英語もろくに話せなかった。英語というのは、聴き取りにくく、発音しにくい厄介なものだ。負けん気だけで生きた。味方を作ることが生き残る道だと悟った。そのうち、コロンビア映画、スピールバーグ監督、トヨタ工場、スバル・いすゞ工場の北米進出、日本の新聞社に雇われた。2013・6 冒険小説You Die For Me アブドルの冒険(邦題)をアマゾンから出版した。昨年のクリスマスには、King of Pepper(英語版)胡椒の王様を出版した。日本、英国、デンマーク、ドイツの読者が読んでくれたわ。妻のクリステインと犬2匹で、ルイジアナの湖畔に住む。

写真は、ハヤブサ F. p. japonensis。カタカナで書かれる。瞬間飛翔速度は、時速300キロという猛禽。

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