2017/04/28 (Fri) 野生のアメリカ(その3)
butch horse

1880年 - 1887年 最初の諸事件、強盗犯になる

ブッチ・キャシデイ(ロバート・パーカー)の最初の犯罪は軽い犯罪であった。1880年ころ、彼は別の町の衣服店まで旅行したが、あいにく店は閉まっていた。彼は店内にはいり、ジーンズ1着とパイをいくらか取り、次に来た時に支払うことを約束する借用証書を残した。しかしながら衣服店は告発した。パーカーは陪審裁判で無罪放免になった。1884年まで牧場で働き続けたが、彼は、表向きは仕事を探すために、または、盗んだ馬を買手に引き渡すために、コロラド州テルライド(Telluride)に移った。彼はワイオミング州とモンタナ州でカウボーイ生活を送り、それから1887年にテルライドに帰った。そこで彼は、競走馬所有者のマット・ウォーナーに会った。この男らはさまざまな催しで馬をレースに出場させ、インチキをやり、勝利金をふたりの間で分けた。

1889年 - 1895年 初期の強盗、入獄する

ブッチ、ウォーナーおよびマカーティ兄弟は、1889年6月24日のテルライドのサン・ミゲル・ヴァレー銀行を襲い約21,000ドルを強奪した。1890年、ブッチはワイオミング州デュボア近くの牧場を購入した。この位置は、悪名高い「壁の穴」から州を横切ったところで、自然的な地質学的な陣形であって、無法者らに保護を提供し、そのためにブッチの牧場経営は成功していなかったが、強盗団のよき隠れ家であった。1894年前半、パーカーは、西部開拓時代の無法者で牧場労働者のアン・バセットとロマンチックな関係になった。アンの父である牧場主ハーブ・バセットは、ブッチにウマと牛肉を供給して取引をしていた。その年、ブッチはワイオミング州ランダーでウマの窃盗で逮捕された。ワイオミング州ララミーの州刑務所で服役した。州知事に、刑の軽減の返礼に州内で再犯をしないと約束して、出所した。出所するやいなや、 ワイルド・バンチを結成して強盗ビジネスを再開した。ワイルドバンチはアイダホ州モントピリアで銀行強盗を働き、約7,000ドルを持って逃げた。その直後、彼は、ペンシルヴェニアの土着人であるハリー・ロングボー、別名サンダンス・キッドをワイルド・バンチに加入させた。 1897年4月21日、ユタ州のキャッスル・ゲートという採鉱町で鉄道駅からプリーザント・ヴァレー・石炭会社の総賃金を事務所に運搬す男たちを待ち伏せして襲った。金貨で7,000ドル入りの袋を盗み、それを持って隠れ家に逃げ帰った。1899年6月2日、ギャングはワイオミング州ウィルコックス近くでユニオン・パシフィックの急行列車を襲ったが、この強盗事件は有名になり、大量の人狩りにつながった。多くの者がブッチ狩りに参加した。強盗狩りとの撃ち合いで、キッドが、保安官へ―ゼンを撃ち殺した。雇われの殺し屋として有名で、ピンカートン探偵社の契約社員であるトム・ホーンは、爆発物専門家から、ブッチとサンダンスがヘーゼンを撃ったという情報を入手し、それをピンカートンの探偵チャーリー・シリンゴに伝えた。ギャングは「壁の穴」のなかに逃げ込んだ。その後、ブッチとサンダンス一味は、モンタナ州ワグナー近くでグレート・ノーザン鉄道を襲って現金60,000ドルを奪った。この頃、ギャングは分裂し、別れたギャングは保安官イライジャ・ブライアントが率いる民兵団によって殺された。

1901年 アルゼンチンへ渡る

ブッチ・キャシデイとサンダンス・キッドはそれからニュー・ヨークに逃げ、サンダースのガールフレンドであるエッタ・プレースとともに、1901年、イギリス汽船ハーミニアスに乗ってアルゼンチンのブエノス・アイレスに向けて出発した。そこで彼は、アンデス近くの、アルゼンチン中央西部のチュブ州チョリラ近くのリオ・ブランコ河の東岸に15,000エーカー(61平方キロメートル)の牧場を買った。4室の丸太小屋に、三人が落ち着いた。

                    ~続く~

butch sandance saroon


sundance and eetta place 1901


old new york


対米広報に、ご寄付を頂きたい


30th aniversary

伊勢は、トランプを追放したいから、ブルームバーグにコメントを書いている。トランプ政権は破たんするが、その継承者のペンスも似たようなものである。来年十一月の中間選挙で、この真空状態をいくらか直せるのか?伊勢の賛同者のアメリカ人たちは、来年末を目標としている。伊勢は、共和党そのものを野党に追いやることが、アメリカおよび欧州と日本などに重要だと信じている。伊勢

A) 振込口座

1)金融機関   みずほ銀行・上大岡支店・支店番号 364
2)口座番号   (普通)    2917217
3)口座名    隼機関   ハヤブサキカン

B) 郵便局口座

1)口座番号  10940-26934811
2)口座名    隼機関   ハヤブサキカン

*2月28日、MIZ・TA様から、20、000円のご献金を頂きました。馬齢76になる伊勢です。感謝致します。伊勢



2017/04/27 (Thu) 大陸間弾道ミサイル・ミニットマン


アメリカ太平洋軍のハリス司令官は26日、北上を続ける原子力空母「カール・ビンソン」が、北朝鮮を攻撃できる射程内に入ったことを明らかにした。アメリカ太平洋軍のハリス司令官は、公聴会で「現在、空母カール・ビンソンは、フィリピン沖、沖縄の東で、指令が出れば北朝鮮を攻撃できる射程内にいる」と証言したうえで、在韓アメリカ軍への一部配備が始まった最新鋭の迎撃システム「THAAD」についても、「数日中に運用が可能になる」と述べた。さらに、「もし北朝鮮が核保有の目標を達成すれば、大勢の韓国人、日本人が犠牲になる」と語り、本格的な核配備の前に、対処の必要があると強調した。

こうした中、アメリカ空軍は、ICBM(大陸間弾道ミサイル)の発射実験を行ったと発表した。それによると、26日未明に、カリフォルニア州の空軍基地から「ミニットマン3」1発が発射され、およそ6,800km離れた太平洋上に到達したという。空軍は声明で、「『ミニットマン3』の卓越した抑止力、正確な能力が証明された」と実験の成功を評価し、「発射は、アメリカの核抑止力の重要なアピールだ」と強調した。核やミサイルの実験を続ける北朝鮮をけん制する狙いがあるとみられる。


伊勢の考えだが



まず、北朝鮮攻撃はあり得る。このミニットマンは、海軍のポラリスよりも正確で堅固な核実験洞窟でも破壊が可能である。「アメリカ人の野生」を考えると、核施設攻撃~弾道弾発射基地を一斉に攻撃して破壊する可能性がある。それによって、北朝鮮がソウルを攻撃するならカールビンソン艦隊の出番である。

のるかそるか

この攻撃を実行するためには、韓国と日本を説得できなければ出来ない。韓国は、まだしも、安倍晋三の性格からは考えにくい。この機に及んでも核論議すらしない男である。伊勢自身は北朝鮮攻撃に反対ではない。考えられるのは、金正恩が核実験や弾道弾実験を一時やめることである。金は、トランプがやりかねない男だとわかっている。伊勢


対米広報に、ご寄付を頂きたい


30th aniversary

伊勢は、トランプを追放したいから、ブルームバーグにコメントを書いている。トランプ政権は破たんするが、その継承者のペンスも似たようなものである。来年十一月の中間選挙で、この真空状態をいくらか直せるのか?伊勢の賛同者のアメリカ人たちは、来年末を目標としている。伊勢は、共和党そのものを野党に追いやることが、アメリカおよび欧州と日本などに重要だと信じている。伊勢

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1)金融機関   みずほ銀行・上大岡支店・支店番号 364
2)口座番号   (普通)    2917217
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B) 郵便局口座

1)口座番号  10940-26934811
2)口座名    隼機関   ハヤブサキカン

*2月28日、MIZ・TA様から、20、000円のご献金を頂きました。馬齢76になる伊勢です。感謝致します。伊勢





2017/04/26 (Wed) 野生のアメリカ(その2)
Butch Cassidy home

ブッチ・キャシデイが母親、弟妹12人と生活したユタの小屋。「西部開拓史最後の列車強盗」とアメリカの歴史に名を残したブッチ・キャシデイとサンダンス・キッド。その共通点は、赤貧洗うが如し~清教徒的な克己心のある人格~恐れを知らない大胆な性格~清潔~お洒落である。ブッチも、サンダンスも、ギャンブル、飲酒、女を買うことをやらなかった。ブッチはガールフレンド。サンダンスは学校の教師と結婚した。清潔と書いたのは、ふたりとも殺人をやっていないからである。ふたりの人生とは、列車強盗と銀行強盗なのだ。


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ブッチが15歳のときのことである。山を超え、丘を超え、河をわたり、一家の必需品を買いに雑貨屋へ行った。店はが閉まっていた。ブッチは必要なものを袋に入れた。「カネはこれだけしかない。今度来たら残りを払う。ロバート・パーカー」とメモを残した。店主がシェリフを呼んだ。ブッチが牢屋に入れられた。借用書を書いて釈放された。だが、潔癖な性格のブッチは怒った。「正直に書置きを残したら牢屋に入れられた。ルールに従う父母は赤貧洗うがごとしなんだ。俺はそんな生き方をしない」と決心した。


TrainRobbery arrizona

ブッチとサンダンスはこういうケチな強盗はしなかった。後日、これらの下級強盗はブッチの配下となった。つまり、ワイルドバンチは武装集団というわけである。


butch works

ワイオミングの荒野で郵便列車を襲った。貨物列車の中にはウエルス・ファーゴ銀行の金庫がある。ダイナマイトで爆破するとこのようになり、紙幣~金貨銀貨が飛び散った。それを拾い集めて逃げた。


butch horse train

ピンカートン警備会社が馬を列車に積んでいる風景。ブッチ・キャシデイ一味を追った。西部の荒野は何しろ広大である。だが、だいたい隠れ家は見当がついた。大金を掴んだ強盗は、酒~女~賭博の町に行くからである。だが、警備会社の列車が来るのが見えると雲を霞と逃げてしまった。

                    ~続く~

2017/04/25 (Tue) 伊勢が見るアメリカ・列車強盗(その1)
train-cowboys 1


butch  kid


butch and wildd bunch

左端がサンダンス・キッド。右端がブッチ・キャシデイ。コロラドで撮った写真である。これがピンカートン警備会社の手に入り、「ワイルド・バンチ」は全国手配となった。


butch and kid


開拓者は良くも悪くも強かった。

butch cassidy 3

ブッチ・キャシディ(Butch Cassidy 1866年4月13日 - 1908年11月7日)は、南北戦争が終わってから二年後にユタ州のモルモン教徒の開拓者である両親の間に生まれる。イギリス人とスコットランド人の混血。本名はロバート・ルロイ・パーカー。兄弟13人の長男である。荒野を開拓すると言うが出稼ぎに出て帰らない父親の代わりとなってロバート少年は弟妹を養っていた。弟妹に靴も買ってやれない極貧。やがて、15歳になったロバートは牧童として雇われる。ユタで苦労している母親と12人の弟妹に仕送りをした。牛の移動中に、馬や牛を盗んで密売してカネを掴むことをロバートに牧童の頭だったキャシデイが教えた。牛の移動の季節が終わるとロバート・パーカーは肉屋で働いた。ブッチは肉屋という意味である。ロバート・パーカーは、ブッチ・キャシデイと名を変えた。成長すると生まれながら大胆な若者ブッチは、コロラドの町の銀行を襲った。ブッチはさらに野太くなった。やがてアメリカ史に残る列車強盗および銀行強盗の伝説となる。その後、数多く輩出したアメリカのならず者の代表である。サンダンス・キッドなどと共に強盗団「ブッチ・キャシディのワイルドバンチ」を結成して、ネバダやモンタナなどで銀行強盗や列車強盗を繰り返した。鉄道会社から雇われた探偵に追われて、サンダンス・キッドとともにボリビアに高飛びしたが隠れ家を包囲されて殺されたとされる。1969年の西部劇映画『明日に向って撃て!』の題材になった。

野生のアメリカ

伊勢は自分も野太い男だと思っている。自分は、生まれながら神経が太く、もの怖じしないと思っている。満州にトランクひとつで渡った父に似ていると姉が言う。アメリカに25歳で渡り無職放浪の末、コロラド生まれの女を妻にした。だが、列車強盗やら銀行強盗を決行する性格ではない。開拓時代ならそうなったかも知れない(笑い)。つまらぬトランプや安倍晋三を書かず、「野生のアメリカ」を連載したい。日本の皆さんがアメリカ人を知る一助になれば幸いである。伊勢

2017/04/24 (Mon) おうちに帰りたくない、、

2017/04/23 (Sun) さあ、どうかな、、


USSカール・ビンソンが黄海へ向かっている。二、三日で着くかな? トランプが金正恩を威嚇するために送ったわけだが、さあ、どうかな?


korean penisula

伊勢は、朝鮮人が嫌いなので、南北朝鮮が殺しあえば良いと思っている。だが、それは暴発を除いて起きない公算が大きい。理由は経済だ。日本、韓国、中国はアジア三大経済である。日本の首相、安倍晋三は、トランプを絶賛しているバカ者だ。だが、韓国政府、中国政府は威嚇さえも反対なのだ。晋三のトランプ絶賛も本物などではないから、この三国に反対されて、カールビンソンがトマホークをローンチするわけがない。このアメリカでは、誰もかれも敵視するトランプを笑っている。トランプを支持した人たちが激減した(笑い)。伊勢

2017/04/21 (Fri) 典型的な独裁者病
kou yongi

デイリーNKジャパン編集長の高英起さんを伊勢は高く評価している。流動的で、不安定で、2490万人の国民の生活(食うだけではない)を支える経済もインフラもない国~その指導者は、生殺与奪の権力をひとりで握っており、側近でも説得が不可能、、現代の独裁者とは金正恩のことである。北朝鮮の運命はこの精神病者の手中にある。北朝鮮を読むとは、金正恩のっ精神状態を読むと言うことである。高英起さんの洞察は聞く価値がある。伊勢


金正恩、危険な独裁者をトランプは舐めてはいけない
2017.4.21

米国のトランプ大統領が北朝鮮への強硬発言を繰り返し、一気に緊張度を増したかに見える朝鮮半島情勢。金正恩体制の現実と独裁者の腹の内を、脱北者にも数多く取材をしてきたデイリーNKジャパン編集長の高英起氏に聞いた。(取材・文/ダイヤモンドオンライン編集部 津本朋子)

25日の記念日は要注意
複雑な金正恩の胸中

――朝鮮半島情勢は現在、どの程度危ういと見ておられますか?

核を外交カードと考えていた父・金正日と違い、本気で核武装を目指す金正恩。彼は一体、どんな思惑を持っているのだろうか? 
 4月16日、北朝鮮は中距離弾道ミサイル・ムスダンの発射を行いましたが、少し日本は騒ぎすぎです。ムスダンは今月に入ってから2回目の発射ですし、「日本に向けた」ということではない。あくまで「日本海に向けた」のです。北朝鮮がいきなり日本だけを標的にすることはあり得ない。彼らのターゲットは在韓米軍、在日米軍ですから。

 米国が警戒しているのは大陸間弾道ミサイル(ICBM)。ムスダンなら米国は大きく反応しないだろうと考えたのでしょう。さらに、発射は失敗しました。本気で失敗した可能性ももちろんありますが、敢えて失敗した可能性もあると見ています。北朝鮮なりの“ビビリ”ですね。

――前日の15日は故金日成主席の生誕記念日だったわけですが、今度は25日、朝鮮人民軍の創設記念日がやってきます。この日は警戒すべきでしょうか?

 25日前後までに、核実験もしくは、ICBMかムスダンなどミサイルの発射を行う可能性はあると思います。15日に軍事パレードを開催しましたが、本来パレードは25日を予定していたはずです。それを前倒しにした。25日は何をするのか?小さなパレードとか閲兵式で済ませる可能性もありますが…。

 金正恩の胸中は非常に複雑だと思います。一昨年から米韓は「斬首作戦」に言及しており、正恩は非常に怖がっているはずです。しかし、彼には引けない事情もある。それは対米国ということではなく、実は内政問題なのです。これは北朝鮮に限らず、一般的な国家や会社などにも言えますが、外に敵をつくることで、内側の結束を固めることができますから。

 一方で、彼には米国を舐めている面もあります。13日の平壌・黎明(リョミョン)通りでの竣工式、そして15日の軍事パレードの両方に正恩は姿を現しました。斬首作戦を恐れている人物としては矛盾した行動に見えますが、米国人ジャーナリストもたくさん来ているし、米国は攻撃なんてできないだろう、とタカをくくったのでしょう。

核実験とミサイル発射に明け暮れる
金正恩の本当の狙いとは

――父・金正日以上に、正恩は核実験に執着していますよね。

 金正恩は就任以来、5年で既に3回核実験を行いました。正日は3年ごとに行っていたから、父親を上回るハイペースです。また、ミサイル発射も頻繁に行っています。これは両者の考え方の違いがあるからです。

 正日にとって、核実験は米国などから譲歩を引き出すための外交カードでした。一方彼は、核やミサイル開発が経済にとっては負担になるというマイナスの側面も考慮に入れていた。しかし正恩はそうした計算はしていません。正恩の一番の望みは、自分とファミリー中心の国体を維持することです。核武装を完成させてしまえば、米国といえども、おいそれと手出しはできなくなります。まさにこれが正恩の狙い。つまり父親と違い、本気で核武装を目指しているのです。

 そして、着々と核開発を進めてきた結果、もう完成間近というところまできています。米国が北朝鮮を何とかしたいなら、手だてを打てる時間は、あまり残されていないと考えています。

――米国が北朝鮮攻撃に踏み切る可能性はあるとお考えですか?

 米国が攻撃をすれば、在韓米軍や在日米軍、さらに政府関係者や民間人など、多数の米国人が危険にさらされることになります。果たして米国の世論がこれを許すでしょうか?非常にハードルは高いと思います。

 しかし、たとえばカールビンソンの目前でもし、北朝鮮が核実験やICBM発射をすればどうでしょうか?これを見過ごせば、米国はメンツが立たなくなるから、緊迫度は増すでしょう。お互いに戦争は避けたい、でもメンツは守りたいという綱引き状態です。

 ただ、基本的には、米国がサッと引けば、北朝鮮も引くだろうと思います。実は、2013年の方が今よりもずっと緊張状態で、韓国も大騒ぎしていましたが、4月下旬に国民が農作業に総動員される「田植え戦闘」を北朝鮮国営テレビが宣伝し始めたとき、私は「ああ、これで収束に向かうな」と思い、実際にそうなりました。今年も田植え戦闘が宣伝されれば、ひとまず収まるのではないかと思います。

 ただし、トランプが思うほど、北朝鮮は簡単な国ではありません。彼は、「金正恩は脅せば引くだろう」とタカをくくっているようにも見えます。しかし、祖父(金日成)の代から、米国やロシア、中国といった大国を巧みに手玉に取り、生き延びてきたのが北朝鮮という国です。

 もう1つ、トランプは「中国に圧力をかければ北朝鮮を押さえつけられる」と思っているフシがあります。これは半分は事実ですが、半分は幻想です。影響力はあるにはあるけれど、トランプが思うほど絶対的な影響力を中国は行使できるとは思えません。

「ナンバーツー」は存在せず
金正恩体制のカギを握るのは妹?

――正恩の側近たちは、若き指導者を諌めたりしないのでしょうか?

 正恩はこの5年間で、ほぼ完璧に独裁のシステムを整えました。父親の10倍ものペースで処刑も行っています。下手な進言をすれば一族郎党皆殺しにされてしまうかもしれないから、側近たちは皆、イエスマンです。ただし、正恩の指令をどう遂行するか、これに関しては非常に有能ですよ。欧米の外交官も一目置く外交のスペシャリスト、李容浩(リ・ヨンホ)外務相など優秀な人物も何人かいます。

 北朝鮮にはナンバーツーは存在しません。この国と交渉したいのなら、正恩本人に会わないと意味がないのです。日本人で正恩と会ったことがあるのは料理人の藤本健二さんだけ。中国だって今や、あまり正恩にルートを持っていないのです。

 ただ意外なところに、影響力を持っているのではないかと思われる人物が2人います。正恩の妹・金与正(キム・ヨジョン)と、妻・李雪主(リ・ソルジュ)です。パレードの映像を見ると、側近たちが背筋を伸ばしてピシッと立っているのに対して、妹は気軽に正恩に話しかけたりしている。オテンバだという話もありますね。

 もちろん、妹も妻も政治に詳しくはないでしょう。しかし、こうした女性たちが「怖いから止めましょう」とか、逆に「お兄さん、脅しに屈したら格好悪いわよ」などと発言すると、それがそのまま、正恩の行動を左右するかもしれません。

 垂簾聴政(すいれんちょうせい)という言葉があります。皇帝が幼い場合に、皇后や皇太后が代わりに御簾の裏から政治を行う、ということを指しますが、古来、韓国や中国、そして日本でも見られた王朝国家の1つの統治モデルです。正恩は幼い皇帝というわけではありませんが、似たような形で家族的判断、特に女性の発言がカギを握る可能性があるのです。

北朝鮮のアキレス腱は経済と人権
正恩の健康問題は?

――北朝鮮のアキレス腱は何でしょう?

 経済と人権でしょうね。北朝鮮では国家主導の経済とは別に、大飢饉の中で市民たちが作り上げた闇市など、市民経済と呼ぶべきものがあります。そして、この市民経済は、もう国がコントロールできない規模になっているのです。

 また、人権問題も侮れません。西欧は人権に非常に敏感で、国連の人権決議は北朝鮮に対して厳しい。今や、金正恩はポル・ポトやスターリン、ヒトラーに準ずる人物と見なされています。今後、人権問題でさらなるプレッシャーをかけられる可能性は十分にあります。

――身長171センチで130キロもある激太りや通風説などが報じられていますが、金正恩自身の健康問題はどう見ておられますか?

 身体の問題ももちろんありますが、それ以上に私が不安に思うのは、彼の精神状態です。私は心理学の専門家ではありませんから断言はできませんが、典型的な独裁者病とでも言うべき精神状態に陥っているのではないかと危惧しています。

 実際、米国は正恩をパラノイア(妄想症)と分析していると聞きますし、攻撃や非難を受けたと被害妄想的に思い込んだり、核ミサイルに執着するといった言動は、精神の不安定さを想起させます。

 米国に目を転じれば、トランプの精神状態を不安視する声もありますよね。不安定な心を持つ最高権力者同士なのだとすれば、あらぬ行動に走り、いきなり緊張状態が生み出されても何の不思議もありません。米国と北朝鮮によるチキンゲーム状態と言えるでしょう。

2017/04/19 (Wed) 安倍晋三は、偽の指導者である
north korea rattle

米原子力空母カールビンソンと、空母を中心とした打撃群が朝鮮半島近海に間もなく姿を現す。豪州に向かう予定を変更しての行動。誘導ミサイル駆逐艦ステレットを含む水上戦闘群も合流するとされる。米韓関係筋によれば、北朝鮮が6回目の核実験や大陸間弾道弾(ICBM)の発射に踏み切れば、「施設への攻撃」も検討されているという。朝鮮半島は事実上の“臨戦態勢”に入ったといえる。(朝日新聞ソウル支局長 牧野愛博)


abe no prep

この二枚舌噓造は、「国民の生命と財産を守る」と言い続けてきた。軍事評論家が一致していることがある。それは、「日本は専守防衛では守れず、中国には尖閣を取られ~韓国は竹島を自分のものとし~北朝鮮のミサイルにも立ち向かえない」と言うことである。中学校の教科書では、専守防衛が憲法宣言のごとく書いている。勿論、憲法でも法律でもないのである。非核三原則も同様に法律ではなく、田中角栄から安倍晋三まで、自民党の政策としてきた。このような首相が国民の生命財産を守れるわけがない。


trump jerk

安倍晋三が頼っているのは、この道化師である。北朝鮮とアメリカは、睨み合ったままである。だが、「原因が何であれ、突然、暴発して全面戦争に至る可能性が高い」とダイアモンド紙が書いた。


何も用意がない晋三

安倍晋三は、二枚舌で、その場をゴマカシて逃げて行く。何も用意をしていないのは明らかである。ここは、茨木県警と同じである。つまり、事件が起きるまで何もやらない。または、出来ないと決めている。犠牲者が出ても加害者の所為にして自分の責任ではないと主張するだろう。つまり「戦争なんだから」とね。この首相の下で日本は滅びる。伊勢

2017/04/18 (Tue) 北朝鮮、誰の責任なのか?
kim hog

狂暴な人間であることは明らかである。


trump stupidest

精神異常であることは明らかである。


abe fraud

「断じてやる」と言ってはやらない。詐欺師であることは明らかである。


Truman_and_MacArthur waake island

東京下町空襲で11万人、広島長崎で22万人の女、子供、老人を焼き殺した殺人鬼であることは明かである。


abomb nagasaki trumans justification

何をか言わん。日本の大衆はもう忘れたのか?朝鮮半島は、もと日本の支配下にあった。北朝鮮などなかった。原爆を二つも落として、キリスト教徒白人は日本軍を武装解除した。以来、朝鮮半島はアメリカが支配することになった。ところが、もとアメリカの同盟国だったソ連が金日成に武器と資金を出して、北朝鮮を建てさせた。従って、アメリカの責任である。安倍晋三は、そこを利用しているこすからいイタチである。政治の世界に正義はない。そこには非情だけがある。


伊勢は永遠に闘う

ブルームバーグ紙で安倍晋三を痛烈に批判した。安物の詐欺師であると、、安倍晋三は還暦を過ぎて、誇りを捨てている。アベノミクスの「ア」も言わなくなった。TPPの「T」も言わなくなった。拉致被害者の「ラ」も言わなくなった。靖国には一回だけ参り、その後、一切、参っていない。生まれながらの詐欺師である。伊勢は命を賭けて闘う。アメリカも、日本も怖くはない。100人の人が私の書くことを支持してくれれば幸せである。伊勢


2017/04/16 (Sun) やってほしいと聞こえる日本政府の声明


北朝鮮が16日朝、ミサイル1発を発射、直後に爆発し失敗したとみられる。
緊張が高まる中での挑発行為。

武力行使も辞さない姿勢のトランプ政権にとって、北朝鮮の「越えてはならない一線」は、どこにあるのか。

15日、金日成(キム・イルソン)主席の生誕105年を祝う式典で、新型のICBM(大陸間弾道ミサイル)とみられるミサイルなどを、初めて公開した北朝鮮。

一夜明けた16日、日本時間午前6時20分ごろ、東部・新浦(シンポ)付近から、弾道ミサイル1発を発射した。
アメリカ政府は、発射直後に爆発し、失敗したとしている。

現地時間午前8時、平壌(ピョンヤン)市内を見てみると、行き交う人にも特段の変化はなく、穏やかな雰囲気となっていた。
日曜日の朝、川沿いでバドミントンを楽しむ人の姿もあるなど、のどかな様子の平壌市内。

北朝鮮の労働新聞は、15日の軍事パレードの様子を大きく報じ、新型ミサイルなどの写真を多数掲載した。
連日、北朝鮮当局が、海外のメディアに対して行っている取材ツアーは、16日も予定通り行われ、花の展示場などを案内した。
そこには、新型ミサイル「北極星」の模型もあった。

ガイドの女性に、16日のミサイル発射について尋ねたところ、「われわれは、ミサイルを持っていません。ロケットだけです。われわれに失敗はありません。成功しかありません」と話した。

一方、韓国外務省スポークスマンは「今日の弾道ミサイル発射の敢行は、全世界を相手にする威嚇示威だ」と、北朝鮮を批判したうえで、さらなる挑発行為を行った場合は、強力な懲罰的措置を必ず行うと警告した。

アメリカが、原子力空母「カール・ビンソン」などを、朝鮮半島沖に派遣するなど、警告と圧力を強める中、弾道ミサイルを発射した北朝鮮。

その狙いについて、コリア・レポートの辺 真一編集長は「トランプ政権が、北朝鮮に武力攻撃をできないだろうと、高をくくっている面がある。だからこそ、やったと思う。はっきり言って、トランプ大統領と金正恩(キム・ジョンウン)委員長の究極のチキンレース。おそらくこれから、北朝鮮は6回目の核実験に踏み切るでしょう」と話した。

今回の発射について、フロリダの別荘で、マティス国防長官から説明を受けたという、トランプ大統領。

次の一手について、FNNワシントン支局・松山俊行支局長は「軍事攻撃を含む、あらゆるオプションがあるというのが、トランプ政権の立場です。政権の関係者は、ミサイル基地などへの限定空爆などが挙げられると語っています。シリアのアサド政権には、化学兵器を使用したと判断した途端に、『一線を越えた』と、トランプ大統領自身が言及して、直後に空爆を実行したが、北朝鮮に対しては、その一線がどこにあるかが不明で、今後を見通せない要因ともなっています。専門家などの間では、軍事攻撃は現実的ではないといった意見や、トランプ大統領が中国の習近平主席に、北朝鮮への圧力強化を要請した以上、一定期間は中国の本気度を見極めるのではないかとの見方も根強くあります」と話した。

日本政府は、今回のミサイル発射について、「国連安保理決議への明白な違反で、断じて容認できず、北朝鮮に対し厳重に抗議を行い、強く非難した」と発表した。

伊勢の苦言だが

「自分にはできない」と現実から目を反らせる日本の大衆。さあ。そうだろうか?頭も口もあるじゃないか。国民が何も言わないことをよしとして、「支持率は下がらないだろう」と安倍内閣は上のようなことをつぶやいた。確かに、日本人にとって、災いは避けるべきである。「これが宿命」とあきらめるのは自由である。だが、このような政府、このような国民では、日本も被害をこうむるであろう。脆弱な日本の経済、さらに、大衆の生活は苦しくなると言っておく。伊勢

2017/04/16 (Sun) 日本の裁判官は、ウスアマ左翼か?
tomita mayumi letter

2016年5月、これが富田真由さん(20)が裁判所に提出した陳情書である。被害者の無念さがよくわかる。

tomita mayumi

小金井女子大学生だった富田真由さんは21回もナイフで刺されたのである。

iwasaki tomohiro

犯人の岩埼友宏被告(27)である。反省の色など全く見えない。

koganei joshidaisei saibannkann

これが、「小金井ストーカー事件」と題して、岩崎知宏に懲役14年6月を言い渡した東京地裁立川支部の裁判官である。伊勢は過去に数々あったストーカー殺人事件の教訓が生かされていないと思った。裁判官は、富田真由さんの絶叫を聞き入れなかったのだ。これはウスアマ左翼の考え方である。つまり犯人にも情状酌量の余地があるとだね。伊勢は、終身刑が正しいと信じている。日本は法治国家である。国会があるのに、何が問題なのか議論も起きない。安倍晋三が痛ましい事件に言及したと聞かない。三権分立が口実なのか?安倍は、派手な外遊に政治生命とやらを賭けている。女子大生が殺されかけたことなど、どうでもいいのだろう。ところで、ロシアは絶対に北方領土を返さないよ。安倍がトランプのシリア攻撃を絶賛したからだ。バカな野郎なんだ。伊勢

2017/04/14 (Fri) 全ての爆弾の母


アフガニスタンに駐留する米軍がMOAB(Mother of all Bombs)という最大の爆弾をイスラム国の地下の本拠に落とした。これは、グリーンベレー隊員が殺されたことに対する報復なんだそうだ。伊勢は、「すでに第三次大戦は始まっている」と何度も書いた。そうでしょ?伊勢

2017/04/12 (Wed) アメリカは、大ウソをつく国である
Trump Shu 4.9. 2017

米国のシリア攻撃、一番得をするのは中国だ

北野幸伯:国際関係アナリスト

鵜呑みにするのは危険。米国もウソをつくことはある

 非常に苦しい立場に立たされたアサドだが、彼自身は化学兵器の使用を否定している。では、アサドを支持するロシアの主張は、どうだろうか?時事通信4月5日付を見てみよう。

<ロシア国防省はシリア軍が「テロリストの倉庫」を標的に空爆を実施し、倉庫に毒性物質が含まれていたと主張している。報道官は国連安保理の緊急会合で「われわれの国防省の資料を示す」と語った。>

 つまり、アサド軍が空爆をしたのは事実だが、化学兵器は使っていない。反アサド派の倉庫に化学兵器があり、それが漏れたのだと。

 このような2つの矛盾する情報に接すると、日本人はほとんど無条件に、「米国は本当のことを語っている」「プーチンとアサドは、ウソをついている」と信じがちだ。

 しかし、実をいうと、米国もウソをつくことはある。

 例をあげてみよう。米国は03年、フセインが「アルカイダを支援している」「大量破壊兵器を保有している」ことを根拠に、イラク戦争を開始した。しかし、この2つの理由が「大ウソ」だったことは、米国自身が認めている。読売新聞06年9月9日付には、以下のようにある(太線筆者、以下同じ)。

<米上院報告書、イラク開戦前の機密情報を全面否定

[ワシントン=貞広貴志]米上院情報特別委員会は八日、イラク戦争の開戦前に米政府が持っていたフセイン政権の大量破壊兵器計画や、国際テロ組織アル・カーイダとの関係についての情報を検証した報告書を発表した。>



<報告書は『フセイン政権が(アル・カーイダ指導者)ウサマ・ビンラーディンと関係を築こうとした証拠はない』と断定、大量破壊兵器計画についても、少なくとも一九九六年以降、存在しなかったと結論付けた。>

 もう1つ例を。既述のように、オバマは13年8月、アサド軍が「化学兵器を使った」ことを理由に、「シリアを攻撃する」と宣言した。今回と同じパターンだ。ところが、国連調査委員会は、「化学兵器を使ったのは、アサド軍ではなく、反アサド軍」と報告していた。

*この記事も長~いので、ここで切ります。伊勢


対米広報に、ご寄付を頂きたい


30th aniversary

伊勢は、トランプを追放したいから、ブルームバーグにコメントを書いている。トランプ政権は破たんするが、その継承者のペンスも似たようなものである。来年十一月の中間選挙で、この真空状態をいくらか直せるのか?伊勢の賛同者のアメリカ人たちは、来年末を目標としている。伊勢は、共和党そのものを野党に追いやることが、アメリカおよび欧州と日本などに重要だと信じている。伊勢

A) 振込口座

1)金融機関   みずほ銀行・上大岡支店・支店番号 364
2)口座番号   (普通)    2917217
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B) 郵便局口座

1)口座番号  10940-26934811
2)口座名    隼機関   ハヤブサキカン

*本日、MIZ・TA様から、20、000円のご献金を再び頂きました。感謝致します。他にご献金はありません。あれば、発表いたします。伊勢

2017/04/11 (Tue) バカにつける薬なし
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米シリア攻撃の大義名分「化学兵器使用」は本当にあったか
2017.4.11

田岡俊次:軍事ジャーナリスト

 米国が4月6日突如シリア空軍基地を巡航ミサイルで攻撃した。午前3時40分(現地時間)、地中海シリア沖の米駆逐艦「ポーター」(8814t)と「ロス」(8364t)がシリア中部ホムス近郊のシュアイラート空軍基地に対し「トマホーク」ミサイル59 発を発射した。ロシア国防省によれば同基地には23発が落下、MiG23戦闘機6機や軍需物資の倉庫、無線施設などが破壊された。空軍大佐1人を含む軍人6名と周辺の民間人9人が死亡したと報じられる。

 攻撃は米国の自衛行動ではなく、国連安全保障理事会の決議によるものでもないから「侵略行為」に当たると考えられる。トランプ大統領は、シリア空軍が4日に同国北西部、イドリブ県のハンシャイフン市に籠る反政府武装勢力「シャーム解放委員会」(元「ヌスラ戦線、アルカイダ所属)の部隊を攻撃した際、「恐ろしい化学兵器で罪のない市民を攻撃した」と述べた。だが仮にそうだったとしても米国が報復攻撃をする法的根拠はない。そもそもが本当にシリア軍が攻撃に化学兵器を使ったのか、疑問の余地が大きいのだ。

化学兵器使用の必要性は少ない
「自作自演」や「飛散」説

 シリアが化学兵器を使ったとは思えない理由はいくつかある。

 被害者の症状から見て、ハンシャイフンで使われたのはサリン等の神経ガスによる可能性は高いが、第1にシリア軍にとり、内戦のいまの状況でそれを使うことには百害あって一利もないからだ。

 シリア軍は昨年12月23日、反政府勢力の最大の拠点であった同国北部のアレッポを奪還した。内戦前のアレッポは人口167万人シリア最大の都市、交通の要衝だったからその攻防戦は内戦の行方を決すると言われていた。同市が陥落したため、反政府側の部族7武装集団(約6.5万人)は12月30日、ロシアとトルコを保証役とする政府側との停戦協定に署名した。反政府武装集団が政府に対する反抗を中止する停戦合意は事実上の降伏や帰順に近い。

だが旧「ヌスラ戦線」部隊と「イスラム国」はこの停戦協定に加わっておらず、ロシアとトルコはシリア政府と協力しこの2大テロ組織との戦いを続けることとなった。トルコは従来シリアの反政府勢力を支援し、アサド政権打倒を目指していたが、アレッポ陥落で、その目標をあきらめ、アサド政権下のシリア政府を支援してきたロシアに接近、反政府勢力への支援を止めたから、旧ヌスラ戦線も孤立、衰弱に向かいつつある。

「イスラム国」はイラクでの支配地を次々に失い、その牙城モスルも米軍の支援を受けるイラク政府軍に包囲攻撃され、いずれ陥落の形勢だ。「イスラム国」が“首都”と称するシリア北部のラッカも米国の援助を受けるクルド人部隊「シリア民主軍」による攻略作戦が始まっている。

 これらの状況を見れば、シリア内戦の大勢はすでに決し、シリア政府軍が着実慎重に平定作戦を進めて行けば内戦は一応終了する形勢で、化学兵器などを使う必要はありそうもない。もし化学兵器を使えば外国から人道支援団体も入っているからすぐに露見し、非難を浴びることは必定で、シリア政府は折角の順風を、少なくとも一時的には、失う結果になりかねない。

 一方、このままでは滅亡、の窮地に立つ「イスラム国」や旧「ヌスラ戦線」は一挙挽回の策を考えざるをえない。シリア空軍の攻撃を受けた際に神経ガスを放出し、シリア政府軍の行為として非道を訴え、米国を介入させようとする戦術に出る可能性はある。支配地域の住民を犠牲にすることになるが、ヌスラ戦線は大規模なテロ活動で多くの民衆の命を奪ってきたアルカイダの一派だ。それ以上に残虐な行為を続けてきた「イスラム国」はモスルなどでも住民を「人間の盾」として使っているから、冷酷な行動を取ることをためらわないだろう。

 オウム真理教は簡単な施設でサリンを製造したし、シリア反政府派が出撃基地としていたトルコ南部でサリンを造ろうとして、トルコ警察が摘発した事例もあった。また反政府勢力がシリア軍の基地を占領した際に化学兵器を奪取した、との情報も2013年に出ていた。

 ロシアでは「シリア空軍が旧ヌスラ戦線の弾薬庫を爆撃した際、そこにあった化学兵器が飛散したのではないか」との説も出ている由で、これもありそうな話だ。シリア政府が、誰が考えても、自らにとって有害無益なことが明白な化学兵器使用をあえてした、という説よりは、旧ヌスラ戦線の「自作自演説」や、シリア軍の航空攻撃の際の「飛散説」の方が可能性は高いと思われる。

神経ガスの過去の使用者
国連調査で特定されず

 第2の疑問はシリア政府軍が神経ガスを持っているのか、という点だ。2013年の3月、4月にアレッポなどで化学兵器が使われる事件が4回起きた。シリア政府は国連に調査団派遣を要請。調査団が同年8月18日にダマスカスに到着、調査を始めようとした矢先の21日夜、ダマスカス郊外の反政府派支配地域に対し大量の化学兵器が使われ、約300人が死亡する事件が起きた。

次のページ  長い長い記事なのでここまでにします。伊勢

2017/04/09 (Sun) それでは、安倍晋三に聞く
abe support Trump syria

安倍首相「化学兵器拡散抑止の決意を支持」
04/09 11:59

syria map


安倍晋三に聞きたい

多国籍軍の地上部隊がイラクから北上して、シリアに入り、イスラム国を制圧する。制圧したあと、反政府地域に基地を置く。シリア難民の安全を確保したら西へ向かう。アサド軍を蹴散らせて、ダマスカスへ向かう。一方で、地中海から上陸して、海岸山脈を越えてダマスカスの西へ進軍する。アサドを降伏させるという作戦がある。一挙に、大軍を送ってアサドを葬るというアイデアである。

(伊勢の質問)トランプから安倍に要請があったらどうする気か?口実をつけて断るのか?カネと復興だけと言うのか?伊勢は、この晋三の顔をみるたびに、「日本さえ安全ならいい」と言っているように思える。伊勢は、アメリカ政府に税金を払う人間である。「腰抜け野郎」と怒鳴るよ。伊勢

2017/04/08 (Sat) 安倍内閣は単細胞である
tomahawk Syria

トランプを支持した安倍内閣の対応は単細胞である

ブルームバーグ紙のコメント欄を読むと、トランプのシリア基地攻撃は、国内の意見が真っ二つに分かれている。1)賛成派は安倍内閣と同じで、化学兵器の抑止である。2)反対派は、化学兵器を抑止するにも、議会つまり国民の承諾なしに宣戦布告もしていない主権国をいきなり攻撃することは、米国憲法および911事件以来の米国議会決定に違反であるとしている。伊勢は、(2)の立場である。なぜなら、大統領自身がルールを順守しないならば、民主主義の終了を宣言したのと同じだからである。ルールを順守したオバマは、シリア内戦に巻き込まれることを恐れた英国議会の反対に遭った。被害が及ぶことを恐れた安倍晋三は、ことばを濁して逃げた。共和党(キリスト教徒白人の政党)が与党だった米国議会は、オバマを無視したのである。

外務省は、どのような意見を具申したのか?

シリアの内戦を知っている者は、「ロシアとイランが支援するアサド政府」・VS・「アメリカとサウジアラビアが支援する反政府地下組織」の対立以外のイスラム国やトルコ国内のクルド人テロがからむ複雑な利害関係を知っている。伊勢もその一人だ。今回のトランプの行動は、イスラム国とロシアをハッピーにするという結果を招いた。アメリカ一国やその忠実な手下である安倍晋三がシリアを変えることなど不可能だと知るべきである。出来ることが一つある。それは、シリアの難民を門戸を開いて引き受けることである。戦争よりも遥かに人道的であり、安価である。安倍内閣の決定は、愚かという他ない。伊勢

2017/04/07 (Fri) 米ソ軍事衝突?
さっき、緊急ニュースで、米海軍の駆逐艦数隻がトマホークをシリアのロケット基地に打ち込んだと報じた。オバマ政権のとき、英国議会がシリア攻撃を反対した。米下院では、共和党が与党であった米国議会も「オバマは議会から許可を得なけれならない」と非協力であった。今回は、トランプが議会に話したわけでもなく、軍に命令して、59本のクルーズ・ミサイル「トマホーク」を撃ちこんだのである。問題がある。クレムリンが早速、「深刻な結果が待っている」と脅したことである。米ソ軍事衝突の可能性がある。伊勢

2017/04/07 (Fri) 残ったカード
syria sarin gas

syria children under assad

asado trump

trump idiot


トランプが生き残れる最後のカード

今まで、シリアに介入しないと言っていたトランプが、「アサドは一線を越えた」と軍部の選択肢を依頼した。元々、軍部はアサドを殺す主張をしてきたから、あとは議会の決定だけとなる。議会は、共和党一色だから可能性はある。だが、アサドは頭が鋭い。キムとは違う相手である。大量殺戮の範囲も未知である。さらに、アサドがサリン使用を引っ込めたら?これが、トランプ生き残りの最期のカードであることは間違いないが、、伊勢


対米広報に、ご寄付を頂きたい


30th aniversary

伊勢は、トランプを追放したいから、ブルームバーグにコメントを書いている。トランプ政権は破たんするが、その継承者のペンスも似たようなものである。来年十一月の中間選挙で、この真空状態をいくらか直せるのか?伊勢の賛同者のアメリカ人たちは、来年末を目標としている。伊勢は、共和党そのものを野党に追いやることが、アメリカおよび欧州と日本などに重要だと信じている。伊勢

A) 振込口座

1)金融機関   みずほ銀行・上大岡支店・支店番号 364
2)口座番号   (普通)    2917217
3)口座名    隼機関   ハヤブサキカン

B) 郵便局口座

1)口座番号  10940-26934811
2)口座名    隼機関   ハヤブサキカン

*本日、MIZ・TA様から、20、000円のご献金を再び頂きました。感謝致します。他にご献金はありません。あれば、発表いたします。伊勢

2017/04/05 (Wed) ダンプ、トランプ
trump phone

笑い種となったトランプ。今や、閣僚までも、この低能を笑っている。日本には、まだこの男を指示する評論家がいる。この連中も低能と言うことになるね(笑い)。伊勢


Trump approval rating chart

本日、トランプの支持率は34%となった。不支持が57%である。大体、どこの世論調査も同じで、35%が平均である。わが妻は、「トランプは墜落寸前だ」と言った。伊勢は、来週にも、不信任案が出るのじゃないかと想っている。これだけ、出鱈目な男を見たことがない(笑い)。伊勢

2017/04/02 (Sun) ナショナリストは、時代に逆行する
mishima yukio

三島由紀夫を自殺に追いやったのは、身勝手な国粋主義である。文学にあれほどの才能を持ちながら人間が未熟だった。日本も、日本人も、その時代で変化するものであることは、歴史を見れば明らかだ。すると、三島由紀夫の日本とは何だったのかとなる。三島由紀夫の割腹事件は「遠い、昔の、、」と言う話しだが、日本文化の一部を抜き取って、「日本はこうでなければならない」と決めるのは愚かである。アメリカの日系二世や三世も、在米51年を迎える伊勢も日本人である。当然、混血も日本人の血を受けた人間である。三島は何を拒否したのか?伊勢は、戦争に負けた日本を占領し、民主化を進めたアメリカだろうと思う。つまり反米思想であろう。アメリカは確かに問題を抱える国である。だが、アメリカ人は進歩を続けている。その恩恵を世界が受けている。何故、三島は待てなかったのか?

日米戦争に負けたのは、日本人の限界である


文芸春秋の「太平洋戦争の日本側の視点」で、解説者の鈴木瑞穂氏は、ミッドウエー海戦による山元五十六大将と南雲忠一中将の「以心伝心」または「言わなくても判っているだろう」というコミュニケーションを「日本人の限界」と話している。伊勢は、日本人の限界はそれだけではないと思う。例えば、科学に遅れていた。ミッドウエーの敗戦の原因は、暗号を解読されていたことに尽きると思う。米軍は、日本軍の戦闘機が放つ音を照準にした機関砲を開発していた。そのため、日本軍の戦闘機は空中戦に優れていたが、ほとんどが撃ち落とされたのある。映画に出てくる南雲のためらいも原因だっただろう。すると、南雲の性格を読めなかった人選に問題があったとなる。また、米内光正海軍大臣は、山本五十六を元帥としながら、巧みに骨を抜いた。山本の作戦をうしろから潰した。大艦巨砲主義がそれである。艦載機を信じる山本は、米内に詰め寄って「辞める」と言ったが、米内が巧みに内閣や海軍を操ったのである。負けた戦争を口角泡を飛ばして論じても始まらない。敗戦の結果で、日本が変わったことを嘆いても幸せになるわけがない。三島は、人間は進化するもので、一国の一国民の意見が世界を変えるわけではないと知らなかったのか?または、自分が負けたと認識した?ここは、アメリカの保守も同じなのである。ナショナリズムは身を亡ぼす。伊勢

プロフィール

伊勢平次郎

Author:伊勢平次郎
 
伊勢平次郎はペンネーム。アメリカへ単身移住してから50年が経つ。最初の20年間は英語もろくに話せなかった。英語というのは、聴き取りにくく、発音しにくい厄介なものだ。負けん気だけで生きた。味方を作ることが生き残る道だと悟った。そのうち、コロンビア映画、スピールバーグ監督、トヨタ工場、スバル・いすゞ工場の北米進出、日本の新聞社に雇われた。2013・6 冒険小説You Die For Me アブドルの冒険(邦題)をアマゾンから出版した。昨年のクリスマスには、King of Pepper(英語版)胡椒の王様を出版した。日本、英国、デンマーク、ドイツの読者が読んでくれたわ。妻のクリステインと犬2匹で、ルイジアナの湖畔に住む。

写真は、ハヤブサ F. p. japonensis。カタカナで書かれる。瞬間飛翔速度は、時速300キロという猛禽。

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