2013/01/03 (Thu) アメリカに限界が見える
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マケインとオバマは別に「ヘイト」の関係ではない。2008年の大統領選挙の論戦で負けたマケインは、飄々としていた。この写真で判るように、ひょうきんなおっさんなのだ。


McCain Obama hete

怒鳴りあったのは、安全保障の考え方の違いであった。マケインは、「イランも、北朝鮮も、チャイナも、ロシアも、軍事同盟で包囲する」という主張だった。オバマは、「対話で解決できる」と主張したのである。第一期オバマ政権は、イラン問題も、北朝鮮問題も先送りしてきた。伊勢爺さんは、アメリカがリベラルの風潮に傾くことに危険を感じていた。「共和党のリベラル」と呼ばれるマケインだが負けると思いつつ、マケインを支持した。今でも、自分の判断は間違っていないと思う。現在のイランやチャイナの軍事力拡大政策を見れば、お判りでしょう。ところで、米国民は、“経済は民主党」とオバマを選んだが、オバマ政権5年目の現在、アメリカ経済は良くなったか?


「財政の崖」は階級闘争

obama Boehner conflict

ジョン・ベーナー(共和党下院議長)の表情にはヘイトがある。“あなたが私を憎むのはかまわない。だが、何を提案しても反対するのは理解できない”とオバマは言った。ついに決心して、テレビで国民に訴えることにした。共和党は、オバマがテレビで国民に語るのを避けたかった、そこで、上級階級で年収が450万ドルある者や、それ以上の年収のある者に対する増税を認めた。だが、オバマは中間層の増税(2%の控除を廃止した)も決めた。そして、政府の歳出削減の期限を2ヶ月延ばすことに合意した。

残るは、政府の歳出削減だ。共和党は、オバマが国債(借金)上限を引き上げなければならないことをカードにする。どういうことかと言うと、現在の上限は、16.4兆ドルである。いっぱいいっぱいまで使ってしまったので、上限を引き上げて~国債を売ってキャッシュを作るのだ。共和党は、“国債上限を引き上げたいならば、年金歳出や高齢者医療を削減せよ”と迫るのだ。歳出削減は大きい問題である。それを60日延期したということだ。


財政の崖は先送りされた

(Schwab)US stocks rallied into the New Year, extending Monday's gains, in the wake of a deal struck late last night that limited the tax increases most Americans will have to pay in 2013. However, the wrangling in Washington may only be on a brief hiatus, as the agreement made between US lawmakers only extended the deadline for large automatic government spending cuts, known as the sequester, for sixty days, and both sides of the aisle are already priming for a fight over the upcoming debt ceiling.


Kick the can down the road

“決定を先送りする”というイデオムである。問題が消えることを願って、または、誰かが解決することを願う消極的な心理である。政治の世界にはいたるところに「先送り」がある。日本も同じである。だが、結局、ツケは回ってくる。

国防は先送り出来ないものだ。防衛力を高めることに反対したり、集団自衛権を先送りするのは非常に危険な心理と言える。なぜなら、同盟国のアメリカに限界が見えるからである。伊勢平次郎 ルイジアナ







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プロフィール

伊勢平次郎

Author:伊勢平次郎
 
伊勢平次郎はペンネーム。アメリカへ単身移住してから50年が経つ。最初の20年間は英語もろくに話せなかった。英語というのは、聴き取りにくく、発音しにくい厄介なものだ。負けん気だけで生きた。味方を作ることが生き残る道だと悟った。そのうち、コロンビア映画、スピールバーグ監督、トヨタ工場、スバル・いすゞ工場の北米進出、日本の新聞社に雇われた。2013・6 冒険小説You Die For Me アブドルの冒険(邦題)をアマゾンから出版した。昨年のクリスマスには、King of Pepper(英語版)胡椒の王様を出版した。日本、英国、デンマーク、ドイツの読者が読んでくれたわ。妻のクリステインと犬2匹で、ルイジアナの湖畔に住む。

写真は、ハヤブサ F. p. japonensis。カタカナで書かれる。瞬間飛翔速度は、時速300キロという猛禽。

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