2013/07/22 (Mon) 日本人の反米感情(その2)
みなさん

安倍麻生自民党が大勝した。安倍さんのロケット発進が続く、三年間は。まずは、国内の構造改革だが、“実のある政策”を実行されるだろう。外交は今のところ急ぐものはない。だが、アメリカとの軍事経済のバランスが最重要。この二大国は現在、最も元気がいい。つまり、日米は「ゼロサム」ではない証拠だ。協力には惜しみなく~断ることは明快に、、中韓には、断固お断り政策がベストだ。

伊勢にだけ読める投稿の中に秀逸な論文があった。許可を得たので載せますね。勉強になります。伊勢平次郎 ルイジアナ






<私も日本人の反米感情には辟易しており理由を色々と考えていたのですが、結局つきつめて考えてみると日本人の反米の起源は、開国時代の攘夷運動にほかなりません。ペリーの砲艦外交のトラウマです。心理学者の岸田秀が「ものぐさ精神分析」で描いたとおりで、「神聖なる神国を恫喝して開国させた夷狄への憎しみ」こそが心理的起源であり、それに思い至らないと「日米戦争は、日本がうまく立ち回ればいくらでも避けられたはず」という疑問しか出てこないと思う。英米協調派だった山本五十六でさえパールハーバー成功のさい「ペリーへの復讐が成った」と言ったそうです。

ならばその攘夷の起源は、となると長くなるので今回は割愛します。
一つだけいえることは、煮詰めてしまうと反米感情は宗教的感情であろうと思っています。思いっきりザックリ言ってしまえば「日本は神国であり、欧米キリスト教世界とは相容れない」、ということです。鎖国の重要な動機がキリスト教の排斥であることはご存知のとおりです。

戦後は国家神道こそ滅亡したものの、左翼が全盛になりました。結局、反米攘夷の日本人は反米さえ出来れば右でも左でも、理屈は何でも良いわけです。ゆえに「アメリカと利益を共有できる日本」は、彼らにとって忠誠の対象たりえません。だから韓国や中国の外患を、わざと誘致しようとするわけです。

ただし、私は悲観はしていません。神国とキリスト教は表面的には真逆に見えても国民の価値観には本質において共鳴しうる共通項があり、そうであればこそ日本は非西欧社会で唯一、欧米文明を導入できたのだと信じるからです。
そもそも反欧米感情(攘夷)自体、相手の力量を認める敬意が根っこにあり、それが辛くて頑なになってしまう部分がある。そういう機微は、かえって欧米人にはお見通しなのではないでしょうか?

蛇足になりますが最近わたしは、「欧米人の反捕鯨運動は彼らサイドからの、アンチキリスト国家・神国日本への攘夷運動なのではあるまいか?」という仮説を立てています。そう考えてみると、あの理屈もへったくれもない奇怪な攻撃的態度が綺麗に説明できるんです。
つまり日本の反米(攘夷)とおなじく、欧米人の反捕鯨運動には、ある種の屈折した日本へのリスペクトが根っこにある。それゆえの頑なさではないかと、最近は考えるようになりました。この仮説が正しければ、対処の方法もあるはずです>


お知らせ

the moon of Sahara photo Gaetano

今夜か明日には、日本語版「マグレブの星空」をキンドル出版できる。よっぽど、不具合が出なければだが。また、速報出します。伊勢

comment

伊勢さま、ftsさま、遅くなりましたが、ありがとうございます。
日本人を覆う心理にこそが、戦後反日反米左翼が沸いて出たことの大きい要因の一つがあると理解されます。
考えさせられます。
ありがとうございました。
2013/07/27 05:55 | 黒潮 [ 編集 ]

第一工業増永光男です。
いつもブロブを見させていただいてます。
今日は、コメントしてみました。
また、読ませていただきます。
第一工業増永光男でした。
2013/07/25 16:50 | 第一工業増永光男 [ 編集 ]

テキサス在住のあの方がようやく辿り着きました。
それだけこの問題の根の深さを思い知る次第です。


字幕【テキサス親父】慰安婦は売春婦!証拠はコレだ!と親父ブチギレの巻!
http://www.youtube.com/watch?v=ggQaYD37Jm4
2013/07/25 10:17 | [ 編集 ]

fts先生
黒潮先生

そうですね、お盆が、終戦記念日がきますね。みなさんも、お体を大切されて、健康な夏を楽しむことを祈っています。

このエントリーで学んだことは多いですね。人間の心理という。日本国民の中には、反日も多いのです。その反対が極端な国粋主義。国粋の果ては、反米。72歳のアメリカ浪人の伊勢爺ですが、反(アンチ、、)と決めている人種は劣等種だと思っている。そんなに人間の世界は単純じゃないから。

「マグレブの星空」日本版の完成にあと、二日が必要な状況です。伊勢
2013/07/24 21:05 | 伊勢 [ 編集 ]

黒潮 さま

例に挙げられた山本ですが、中卒出の苦労知らず、知能足らずが中核派に祭り上げられた例ですね。
選挙違反そのものですから今後に注目です。
ワタミの渡邊共々当選無効にならないのであれば、自民党も信頼にあたいしないものと考えるべきです。

エントリーとずれますが、選挙でうやむやになっていたTPP交渉が本格化するようですが、報道で煽っているような状況であればさっさと脱退するべきですね。
どうなるか注目です。

みなさま。

暑中お見舞い申し上げます。
みなさまが健やかに過ごせられますようお祈り申し上げます。
殊に伊勢様におかれましては一層のご自愛をされますよう。
2013/07/24 20:45 | fts [ 編集 ]

皆様のご意見、大変勉強になります。
今回の参院選でも、反日反米の支持母体の影響を極力後方に置いて、反原発の環境問題を前面にして非科学的感情論と同好会的安心感、風評的情報で無知で居場所と自己主張に飢えた若者と東京都民を取り込み、当選した山本太郎氏などは、日本人の反米心理を利用した例かと考えます。
これは日本人にとって、禍根を残す可能性が大きい問題と思われます。
やはり勉強が必要と存じます。
教育の改革が急務ですし、情報社会をある程度牛耳り、大衆を扇動する大手マスメディアの対策も考えなければなりません。
山本氏の言う、テレビは反原発をわざと取り上げない、タブーに切り込むというやり方は、テレビ側がその意見自体を何度も放送して、まさに政府圧力のように見せかけるつもりだったのではと疑ってしまいます。
それでコロッと山本氏は正義と思い込んだのか、自民党勝利はしたものの、潜在的に反日反米の日本人が多数存在する事を突き付けられた感があり、日本人の未来に不安が沸き上がるようです。
共産党の議席回復も同様でありましょう。
今さらですが、裏で進行しようとする売国政策は無視され、反原発を保守と無党派層分断のいいネタにされました。
何にせよ今後も注意と対策を要するものと存じます。
2013/07/24 10:33 | 黒潮 [ 編集 ]

fts先生

つまり「日本人は引け目な性格なので、外国に対して脇が甘い」でよろしいでしょうか?

昨夜から、日本語版「マグレブの星空」をアップしようと、加筆訂正や表紙に一日かかり、まだ終わっていない。だが、今夜中(日本は明朝)に完成する予定です(笑い)。伊勢
2013/07/24 00:00 | 伊勢 [ 編集 ]

烏帽子田敬です。
いつもブロブを見させていただいてます。
今日は、コメントしてみました。
また、読ませていただきます。
烏帽子田敬でした。
2013/07/23 21:46 | 烏帽子田敬 [ 編集 ]

allco女史

非常に腑に落ちる例えをありがとうございます。
「日本人」に個人的に思うところは国際政治に「人付き合い」を持ち込む馬鹿さ加減は何時になったら抜けるんだろうというところですね。
「無理なものは無理」
これを何時になったら原則としてくれるのか。
保守もリベラルもその辺が相手につけ込まれる馬鹿さを表している様に思えてなりませんね。

本当に誰も責任を取らなくなった現状を顧みて、空気の例えも同意です。
誰かに責任を押しつけて詰め腹を切らせただけ戦前の方がましかもしれませんね。是非はおいておくとして。責められる何某かは残ったわけですから。
2013/07/23 21:25 | fts [ 編集 ]

隠れ投稿の~~う様

たいへん見事な「日本人の反米感情」の例をあげて解説されていると感服しました。“思想反米、外交親米”などと不可解なことを旗印にしている保守評論家と自称する人たちって、本当に思想なんかあるのかな?

allco姉が、“反米の特徴は卑怯”と書かれていたけど、“そういうことか”と腑に落ちました。エントリーにして良かったと思う。有難うね。伊勢
2013/07/23 19:24 | 伊勢 [ 編集 ]

「100年前の美しき日本」
http://topics.jp.msn.com/otoko_blog/other/article.aspx?articleid=1970948

最近、自国を見る日本人の目は海外の人が日本を見る目と同じようになり、「昔話」に出てくるような風景を実感として知っている日本人は益々少なくなってきています。

2013/07/23 18:54 | 昔の日本 [ 編集 ]

このコメントは管理人のみ閲覧できます
2013/07/23 13:45 | [ 編集 ]

そうです。中国は焦っている。だから、今、綱を緩めてはいけない。中国を圧死させる必要も無い。時間をかけて、北京の共産党が反省する(?)のを待つ。だが、東シナ海のガス田ねえ~?中国人はしたたかです。日本もしたたかな、安倍・麻生さんが舵を取っている。三年ある。この三年が正念場。われわれ国民がしっかりしないといかん。記事を有難うね。伊勢
2013/07/23 07:30 | 伊勢 [ 編集 ]

中国はあせっておりますな

http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPL4N0FS34420130722

中国、米との論争恐れるべきない 率直な対話必要=江元国家主席

[北京 22日 ロイター] - 中国の江沢民元国家主席が7月上旬、
米国のキッシンジャー元国務長官と会談した際、中国は米国との論争を
恐れるべきではなく、率直な対話が必要との考えを示していたことが、
中国外務省の声明で明らかとなった。

米中関係をめぐっては、コンピューターのハッキング行為や元米中央情報局(CIA)
職員エドワード・スノーデン氏に絡む問題で緊張が高まっている。
7月3日に上海で行われた会談で、江氏は「現在、両国間で一定の矛盾が
存在しているが、双方の指導者が率直な意見交換を行う限り、多くの問題は
解決可能であると個人的に理解している」と述べた。
また、6月の米中首脳会談で習近平国家主席とオバマ大統領が率直な対話を
行ったことは喜ばしいとし「二国間関係の発展に極めて有益だ」とした。
2013/07/23 06:50 | [ 編集 ]

う~む、、と言うしかない。有難うね。伊勢
2013/07/23 02:19 | 伊勢 [ 編集 ]

韓国の反日は頭では無く、即反獣の反日があります。
また、極一部に目から鼻に抜ける「対米用反日」があります。
どちらも愛国と被害者偽装と言うのは共通して居ます。
韓国国内では「抗日」と言って使い分けてるのが事実です。

被害者偽装の愛国反日の韓国と、楽な反日反米の日本人は似て居ると思います。
だから、売国左翼日本人と利害が一致すると思って居ます。
実際、「憲法改正」安倍総理をアメぽちと呼ぶのは保守です。
「TPP」競争しよう、戦おうと言うとアメぽちと呼ぶのも保守です。
ここで保守と反日反米左翼「媚中韓」、韓国の反日と利害が一致します。共通は卑怯者なんですね。

昨年の安倍総裁選~参議選の至るところで見聞きしました。
反米論を掲げた賛否は正論として受け入れられます。
慰安婦でも同じです。方向も違えば、歪んだ抗議しか生まれなかった。

米国には全く理解されないと思います。
私も受け入れられませんから。
本来韓国は抗中抗露、日本は抗中抗韓でスッキリの話しですしね。
スッキリしない理由が独立したくない共通点、
依存体質を反日・反米で誤魔化す所は同じです。
全ての責任を「感情と空気」に負わせるのも同じです。
2013/07/23 01:33 | allco [ 編集 ]

allco姉さま

なるほど。反米で団結して、大合唱となるわけですね。今度、駐日米国大使となるキャロリン・ケネデイは無理に日本人の反米感情を変えようなどとしないと思う。反米の心理は裏腹なんだからね。韓国人の反日感情をどうお考えでしょうか?きかせて。伊勢
2013/07/22 23:58 | 伊勢 [ 編集 ]

<我が国にアメリカが関わっていなければ神道そのものが消され、今頃は『伊勢神宮』も『皇室』も無かったのではないかと思っています。 先人たちに「愚か者め!無知の戯言」と一喝されるやもしれませんが、もしアメリカとの関わりがなかったなら果たして今と同じような状況でいられただろうか?と…。

伊勢にだけ読める投稿があった。“こういう意見もあるんだ”と参考にしてください。「アメリカの功罪」は評価することが難しいですね。アメリカが謝る日が来ると想う。謝らないのかも知れない、、覚悟しておきましょう。伊勢
2013/07/22 23:32 | 伊勢 [ 編集 ]

素晴らしい論文です。有難う御座います。

日本大衆には「反日反米」が居ます。これは「媚中韓」と表裏です。
「反米」は「楽」なんですよ。

反対して正義の改正、賛成して正義の護憲。
反米を掲げれば楽なんですよ。
米国憲法が反日反米日本人の世界の宝ですしね。
反米を何かと持ち出すと楽なんですよ。
独立しなくて済みますしね。

2013/07/22 23:16 | allco [ 編集 ]

みなさま!ご苦労様でした。
昨年の総裁選で手に入れた安倍切符で正しい改札を
まず通過致しました。

当日の会見
http://www.nicovideo.jp/watch/sm21414773?via=thumb_watch

本日の会見
http://www.nicovideo.jp/watch/1374478106?via=thumb_watch

おまけ。お勧めです。
安倍晋三VS関口宏
http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=amVbBvdEOjw#at=520
2013/07/22 23:01 | allco [ 編集 ]

このコメントは管理人のみ閲覧できます
2013/07/22 22:12 | [ 編集 ]









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プロフィール

伊勢平次郎

Author:伊勢平次郎
 
伊勢平次郎はペンネーム。アメリカへ単身移住してから50年が経つ。最初の20年間は英語もろくに話せなかった。英語というのは、聴き取りにくく、発音しにくい厄介なものだ。負けん気だけで生きた。味方を作ることが生き残る道だと悟った。そのうち、コロンビア映画、スピールバーグ監督、トヨタ工場、スバル・いすゞ工場の北米進出、日本の新聞社に雇われた。2013・6 冒険小説You Die For Me アブドルの冒険(邦題)をアマゾンから出版した。昨年のクリスマスには、King of Pepper(英語版)胡椒の王様を出版した。日本、英国、デンマーク、ドイツの読者が読んでくれたわ。妻のクリステインと犬2匹で、ルイジアナの湖畔に住む。

写真は、ハヤブサ F. p. japonensis。カタカナで書かれる。瞬間飛翔速度は、時速300キロという猛禽。

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