2013/09/21 (Sat) 日米経済の曲がりかど
盟友にヒビ?計算?…経済対策で首相と麻生氏

abe economics 9.20.13 002

景気回復を加速させたい首相が引き下げを唱えているのに対し、財政健全化を重視する麻生氏が難色を示しているためだ。与党内からは「安倍、麻生両氏の盟友関係にヒビが入りかねない」と懸念する声が出ている。

首相は2014年4月から消費税率を予定通り、8%に引き上げるとともに、5兆円規模の経済対策を行う意向だ。財政健全化と経済成長を両立させる方向性は、安倍政権内で共有されている。だが、景気を腰折れさせないための経済対策の手法に関し、安倍、麻生両氏の意見が分かれた。

首相は、法人税を下げることで、民間企業の国際競争力を高め、雇用拡大や賃上げという経済の好循環を生み出すことが目標だ。成長戦略を具体化する秋の税制改正大綱に、法人税減税に向けた方向性を明記することを目指している。

政権運営の指南役でもある菅官房長官も首相と同じ立場で調整に動いているが、対応に苦慮している。甘利経済再生相も首相と菅氏に同調している。

安倍、麻生両氏の盟友関係は、06年9月の自民党総裁選にさかのぼる。小泉純一郎首相(総裁)の後継に安倍氏が選出されたが、総裁選の遊説中、両氏は意気投合した。第1次安倍内閣で、麻生氏は外相と自民党幹事長を歴任した。

第2次安倍内閣の発足後は、安倍、麻生、菅、甘利の4氏が緊密に連携し、政権を運営してきた。3月に黒田東彦元財務官を日本銀行総裁に充てた人事などでも結束は保たれてきた。それだけに、今回の意見の隔たりで、与党内には「政権内に対立構図が生まれた」との見方が少なくない。

ただ、ここにきて麻生氏は周辺に「それぞれの立場で役割を果たす」と語り、法人税減税を中長期の課題とすることに含みを持たせる発言をし始めた。首相周辺は「麻生氏が歩み寄ってきた」と指摘する。

自民党内には「閣内不一致では困る」(執行部の一人)と懸念の声もあるが、麻生氏側近は「2人とも計算ずくの行動だ。賛否が分かれる難題で対立し、世間の注目を集めた上で劇的に決着できれば、業界団体の納得は一気に得られる」と語っている。(2013年9月19日10時58分 読売新聞)


伊勢の懸念は

安倍首相の企業優先はよくわかる。雇用創出~所得倍増~設備投資、、夢ではない。だが、麻生副総理の心配は、「企業の会計が潤っても、大衆に分配が及ぶという保障などない」と。それもそうだ。公明党の山口代表は、「企業優先、国民負担では、国民の理解を得られない」と。それもそうだ。

伊勢は、アベノミクスが失敗する気がしてならない。原発を停めて久しい。輸入の天然ガスや重油で火力発電しているわけだ。これは、年間一兆円や二兆円では済まないはずだ。そこへ、対米ドルで、円を切り下げているから、小麦も、大豆も、トウモロコシも、牛肉も高くなっている。そこへ消費税が4月から8%と。東北大震災復興費税や住宅税一戸あたり1000円も何十年も続く。

ここで、尖閣に上陸事件が起きると、日本のGDPは急降下する。シーレーンが不安となって、原油が高騰する。船舶保険が騰がる。韓国は、わっと泣き出すが、日本も、しくしく泣き出す。

今の安倍政権には、経済再生だけがドリームなのだ。他の公約は全て放棄している。この経済再生で失敗すれば、安倍内閣は崩壊するのだ。チャイナはそれを知っている。


米下院、政府機関閉鎖回避のための暫定予算案を可決

アメリカの議会下院は20日、政府機関の閉鎖を回避するための暫定予算案を可決した。しかし、オバマ大統領肝いりの医療保険制度改革に関連する予算を打ち切る内容で、情勢は依然、不透明となっている。
アメリカ議会下院は20日、10月1日に始まる2014会計年度のうち、12月15日までの暫定予算案を野党・共和党による賛成多数で可決した。
しかし、オバマ大統領が制定した、全国民に健康保険を持たせる医療保険改革法「オバマケア」に関する項目に、予算づけはされなかった。
オバマ大統領は「下院は、わたしたちの経済を崩壊させようとしている。彼らは、数千万が健康保険のない状態で、アメリカを債務不履行の脅威にさらしている」と述べた。
与党・民主党が多数の上院では、修正案が協議されるもようだが、オバマ大統領は、仮に今回の暫定予算案が上院を通過しても、拒否権を発動する構えで、9月中に予算案が成立しない場合、10月1日から政府機関が一斉休業に追い込まれることになる。
(09/21 14:58)


NY株式(金)は、ご覧の通り

dow 9.20.13

ダウは、185ドル下げたが、問題は、朝から下げ続けたことだ。投資家の半分はど素人なのだ。この米国議会の予算案通過はオバマケアを抜いたものだ。仮に上院が同じように(伊勢はそうは思わないが)通過させると、オバマは拒否権を使うと脅しているわけだ。すると、年金まで払われなくなる。弱気の者たちは、良好な銘柄のアップルまでも売りに走った。

クリントン時代には、何度も、この予算争いで政府機関が停止に追い込まれたこともあるが、短時日のうちに妥協案が採択されてきたのだ。今回も同じである。10月3日には、妥協する。伊勢




comment

kenjiさん

問題は大きいですよ。日本が貧しい国になるかどうか、、僕個人の観方は貧乏国へ向かっている。このブログにくるバイキンですが、なんの考えもないし、まともな文章も書けない。ブログだから、何を書いてもいいと思っている。管理人でもね、何を書いてもいいというわけではないが、削除する権利を有す。あなたのことじゃないよ。最近書き込んだ低脳らのことです。参考までに、世間に晒しておいた。

安倍総理大臣は、おおくの公約をして選挙に勝った。今、それらの公約は姿を消した。経済再生一本だけになった。これに失敗すると、安倍晋三というひとは、再び辞任するでしょう。辞任すれば終わる?これが、日本の不幸なんだね。伊勢
2013/09/22 11:41 | 伊勢 [ 編集 ]

>もはや何から手を付けるべきか山積しすぎですが、教育からやるしかないでしょうね。

大阪で母親と子供が災害で死んだ。何でも台風で国道高速道路が通行止めとなり、いけないので山道をたどっていくつもりで、遭難したという。ユニバーサルへ遊びにいく、途中だったという。
 ナビがあり、それに道順が表示されて、それに従ったという。
ナビは道幅は示さない。
 台風の時の対処方法すら失った日本人がいた。ユニバーサルの入場券がパーになるから無理をしたと思うが、優先順序をまったく考えていない、日本人がそこにいる。
 日本人の常識を失って、外交交渉などできるはずは無い。
今のアメリカシリアの交渉を戦前に対米交渉と比較してみると、ある程度予測できる。
 戦争に反対していた、東条英機が首相をして、逆に戦争をした歴史を我々は持っている、アメリカ、史那、朝鮮ではない、我々日本人が、日本国が持っている。
 危ういかな、安倍政権。
大体法人税を下げるから、賃金を上げよというが、わが国は共産主義に失敗すら、知らないだろうか。
 韓国は経済崩壊に直面している、史那も、亜米利加も印度もインドネシアも直面しているようだ。
 当時と同じで政界情勢をみずに、真珠湾攻撃に匹敵する事を、安倍政権はしつつあるが、違うのは当時の国民の行動です。
 当時は政府が正常で、国民が沸騰していた。
今回は逆です。危ない。
2013/09/22 10:18 | kenji [ 編集 ]

大衆が衆愚化して久しいですが、危惧もここまで来たかというのを毎回思う次第。
深く、しずかに事実を積み上げる思考を失っているとしか思えません。
五輪で浮かれるのは結構ですが、対支戦が始まればそんなもの吹っ飛ぶ。
再三言っておりますが、経済の基礎に安全保障があることは自明ですが、それに一切触れないような風潮には呆れを禁じ得ない。

願望を見て、事実を見ないという日本人の悪癖が全く変わらない形で表面化していると思えてなりません。
自律志向がないだけ現状の方が悪いと思えます。
良きにつけ悪しきにつけ戦前は自律の発想があった。
もはや何から手を付けるべきか山積しすぎですが、教育からやるしかないでしょうね。
2013/09/22 00:38 | fts [ 編集 ]

kenji先生の安倍政策評価に全部賛成です。消費税は避けられないが、経済成長の一端にもならない。蛸が自分の足を食うんだからね。国債はデフォルトに向かう。そこへ、目論んでいた税収が結局入らないという現実が起きる。

習近平や李国強は、安倍経済の危うさをよく知っていると思う。来年の夏には、安倍内閣は、この世にないのかも知れないね。次回エントリーは、再び「尖閣」を取り上げる。伊勢
2013/09/22 00:27 | 伊勢 [ 編集 ]

 財政再建と経済成長は二律背反が多分現状でしょう。
消費税は国債暴落を防ぐためだという。それならそれは経済とは関係ない。デフォルトを避けるために過ぎない。
 経済成長には政府支出が必要な構造です。政府支出を増やすなら、その種銭は税収と国債しかない。ここに大きな矛盾がある。
幾らあがいても解消できない矛盾がある。
 ではどうするか?
kenjiは経済成長をエネルギーの確保と言う側面から見るとあきらめざるを得ないと見ている。これはいい悪の問題ではなく、エンルギーが入らなくなるから、できないことに過ぎない。
 政府支出の削減が必要で、それは無駄で成り立っている経済の変更を意味する。
 聞けば介護保険の負担量を二割にしたら、介護施設の空きが生じたという。それによって、誰が困ったか?
 事実kenjiが七月に行った施設は満員だったが、九月にいったら、空きが生じていた。偶然かもしれないが七月の時はとてもではないが空きは無いとの事でした。
 伊勢さん、安倍氏は何をするかを優先順序をもって、考えていたようには思えません。
 早速するのは原発を動かすことと、スパイ防止法を制定することだとkenjiはおもっていた。
 震災で戸籍の原簿が失われて、その戸籍を乗っ取ろうとしている人々が暗躍しているといいます。
 これない対して、安倍政権は国民に警告を発してもいいはずです。終戦後生じたことと同じことが起きているからです。

 経済成長をするには電力消費量をふやすことになるが、値上げは成長にブレーキをかけることになる。
 やることがちゃらんぽらんですよ。

2013/09/21 23:56 | kenji [ 編集 ]









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プロフィール

伊勢平次郎

Author:伊勢平次郎
 
伊勢平次郎はペンネーム。アメリカへ単身移住してから50年が経つ。最初の20年間は英語もろくに話せなかった。英語というのは、聴き取りにくく、発音しにくい厄介なものだ。負けん気だけで生きた。味方を作ることが生き残る道だと悟った。そのうち、コロンビア映画、スピールバーグ監督、トヨタ工場、スバル・いすゞ工場の北米進出、日本の新聞社に雇われた。2013・6 冒険小説You Die For Me アブドルの冒険(邦題)をアマゾンから出版した。昨年のクリスマスには、King of Pepper(英語版)胡椒の王様を出版した。日本、英国、デンマーク、ドイツの読者が読んでくれたわ。妻のクリステインと犬2匹で、ルイジアナの湖畔に住む。

写真は、ハヤブサ F. p. japonensis。カタカナで書かれる。瞬間飛翔速度は、時速300キロという猛禽。

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