2013/10/30 (Wed) ああ面白き中国軍の腐敗記事
zenjindai 3.14.13

今年の全国人民代表大会(全人代)で、軍幹部らに握手して回る胡錦濤前総書記(手前右)と習近平総書記(手前左)。中国指導部にとって、軍紀の緩みは由々しき内憂だ=3月14日、北京の人民大会堂(AP)


深刻な中国軍の腐敗 戦闘機や戦車が次々…忽然と消えた非ステルス兵器

(2013・5・30 産経新聞)


 素材や形状によりレーダーに捕捉されないステルス性能を備えた米軍F22戦闘機が日本に配備されると公表された2007年1月、小欄を仰天させるニュースが流れた。中国人民解放軍戦闘機が「忽然(こつぜん)と消えた」という。ステルス兵器開発は中国軍の悲願だが、技術上の課題は残っているはず。訝(いぶか)しく思いつつも記事の先を追う。結果、「忽然と消えた」のは「密売」に因(よ)った。香港の月刊紙・動向などが報じた「2004~05特殊案件調査チーム」の捜査資料には、自衛隊では有り得ぬ“異大(いだい)”な数字が並んだ。

中国軍人の巨額「役得

 陜西(せんせい)省の軍需倉庫に保管したミグ15戦闘機の場合、385機が25機に減った。装備更新に伴う後送処分が行われたためで、引き算は合う。ところが、処分すべき360機はアルミ合金として企業に密売、記録は全て焼却されていた。

 四川(しせん)省の軍需倉庫からは戦車や装甲車1800両が解体後、やはり密売された。1996年以降、地上戦力を毎年更新、廃棄待ちの戦車・装甲車やトラックの内50%はここに保管する。戦車・装甲車のモーターは1基1万元(約16万6000円)で転売され、鉄鋼部分は製鉄会社に持ち込まれた。

 湖南(こなん)省の軍需倉庫では、ソ連製の突撃自動小銃や半自動小銃、米国製カービン銃や拳銃、計27万3000丁が全て「消失」した。高級軍人と地方政府の役人が結託して転売。一部は銃器密売組織により“輸出”された。

 20万平方メートルもある雲南省の軍需倉庫では軍需品の他、大災害時の救援用品や燃料、5億元以上の物資が毎年追加保管されていく。しかし、11年分の備蓄物資が許可無く売りに出た。2006年の燃料高騰時には、軽油1万7000バレルが3回に分けて“小売り”。書類上は「予備役の演習」「災害救援活動」名義だった。

 野戦ベッドや軍靴・テント各20万セット、薬品を保管した広西チワン族自治区の軍需倉庫は「もぬけの殻(から)」と化した。

 斯(か)くして、毎年250億~500億元の兵器・軍需物資が後送処分後“廃棄”された。換言すれば、高級軍人と地方政府の役人が結託し「役得の戦利品」を横領、代価を懐に入れていた。

 調査チームは、軍事の最高指導機関・中央軍事委員会の隷下に置かれ、国防大臣を責任者に、兵站を一元管理する軍中央の「総後勤部」副部長らで構成。2年半と難航した調査が、堅牢(けんろう)な癒着構造を物語る。

 だが軍需産業を実質的傘下に収める、この「総後勤部」が食わせモノ。省軍区など地方の上級部隊にも存在する各「後勤部」の高級軍人は、地方政府の役人と結び、横流しに手を染めるケースが多い。

 調査チームの総後勤部副部長とは別人だが、同じ要職にいた谷俊山・中将(56)が、軍用地転売などで20億元もの途方もない“副収入”を得た容疑が12年に発覚、裁判にかけられた。谷被告の前任で06年に失脚した王守業・中将も、出入り業者から収賄し1億6000万元を不正蓄財。豪邸の大型冷蔵庫には米/香港ドルの札束がうなっていた。

胡錦濤氏も憂慮した腐敗

 既に06年、中央軍事委の将軍ら11人が、当時の胡錦濤(こ・きんとう)総書記(70)と、政策決定機関・中央政治局に、次のような書簡を提出済みだった。

 《社会の腐敗や堕落の悪影響を受け軍紀が乱れ、士気が低下している。早急に解決すべき》

 《地方の党政治部部門や幹部の腐敗・越権や、それに対する人民の不満や怒りは、党の報告よりはるかに深刻。社会の管理基盤は崩壊している》

 胡総書記も12年、全国人民代表大会の軍代表団全体会議で「軍の反腐敗を強化し、軍内の党組織と幹部の清潔を維持せねばならない」と訴えた。

 そうした中、軍を指揮する総参謀部は、習近平(しゅう・きんぺい)総書記(59)が作成を命じた「13年軍事訓練指示」を通し、全軍に「戦争準備せよ」と下達(かたつ)した。

 さらに、中央軍事委主席に就任したばかりの習総書記による「広州軍区」視察(12年12月)にあたり、中国メディアは実戦時や実戦想定時の呼称「広州戦区」を用いた。「戦区」なる呼称は、民主的総統選挙を恫喝(どうかつ)すべく台湾近海にミサイルを撃ち込んだ1996年の台湾危機で、中国メディアが使って以来の登場。

 しかも視察の際、全軍に「三つの銘記」を号令した。内容は(1)共産党による指揮厳守が強軍の魂(2)戦争遂行と、その勝利が強軍の要-と勇ましい。

 ただ、小欄は「軍法に従った厳正監理が軍の基(もとい)」と謳(うた)う(3)に注目する。習総書記は同じ時期「軍内部での職権売買や汚職・腐敗」を批判し「このままで本当に戦争ができるのか」と糾弾。軍紀・軍法に責任を持ち、軍内検察機関を管轄する総政治部と中央軍事委も軍紀引き締めの教育活動を指示した。

 尖閣諸島奪取に向け、戦力投入を厭わぬ中国が、環境創りを始めた可能性は濃厚だ。同時に、日本との緊張状態を演出して、軍内基盤が脆弱(ぜいじゃく)な習総書記がタカ派の軍高官を優遇し、軍内での権威を確立せんとする狙い。また、緊張状態による軍紀立て直しを図る、複数の側面を併せ持つ。

軍紀弛緩が呼ぶ偶発戦

 確かに軍精強性の尺度は、いかに厳正なモラル=軍紀を保ち、旺盛なモラール=士気を維持できるか。軍紀が乱れれば士気も落ちる。従って、わが国として、中国軍が放つ腐臭は歓迎する。一方で、軍紀の弛緩(しかん)は「偶発的交戦」確率を高める。軍紀粛正が失敗続きでも、将兵の不満をそらすべく「限定的戦争」を起こす危険も現実味を帯びていく。歓迎ばかりしていられぬ「戦況」なのだ。

 ところで、予算不足に悩む自衛隊を表した川柳がある。

 ♪たまに撃つ 弾が無いのが玉に瑕(きず)

 中国軍は別の意味、即(すなわ)ち軍需品横流しの横行で、戦争に臨み「弾」が不足するかもしれない。そこまで腐れば「偶発的交戦」も「限定的戦争」も困難だが、もはや軍の体をなさない。盗賊やヤクザでさえイザというときに備え、弾は残すが…。(政治部専門委員 野口裕之/SANKEI EXPRESS)


伊勢爺の感想

広州~湖南~広西チワン族自治区、、これ見るとさ、その腐敗は、揚子江より南部と西部なんだな。江沢民の広州軍閥だと判る。こないだ夫婦で終身刑になった薄煕来もそうでしょ?間違っていたら教えてください。だが、これを笑っていてはいけないとも思うよ。日本の軍備は薄いからだね。チャンチャンには、「人海作戦」ちゅうのがあるからね。全面戦争は考えられないが、尖閣着上陸はやりかねない。伊勢は、「義務なんだから、自衛隊がやればいい」という考えには反対なのだ。対米外交に秘術を尽くし~アメリカを説得する、、これしかない。安倍首相は対米外交が上手くない。2007年の第一次安倍内閣からだよ。安倍総理大臣閣下は、在日米軍を尋ねたことはあるの?米兵の前で演説したことはあるの?つまり、日本国内向けの広報では外交にはならないよ。伊勢平次郎 ルイジアナ




comment

>もっと大きなことを考えよう。一人を相手にしていては、時間が足りないよ。伊勢

賛成です。 それでは如何に悪の帝国中国共産党を凹ますか考えましょう。
2013/11/01 08:21 | [ 編集 ]

不徳なんか誰にもあるよ。わが父母にもだね。もっと大きなことを考えよう。一人を相手にしていては、時間が足りないよ。伊勢
2013/11/01 08:02 | 伊勢 [ 編集 ]

しかし大明神。 私は先に陰に遜りながら ”私の低脳さと、お話の内容がちょっと私には込み入りすぎて理解できませんでした。 悪しからず。” 暗にもういいですからと申し上げて居た積もりであったのすが。 それに追い討ちを掛けるように
”わが国の報道方法についての入り口ですけれどもね。”
と言われましたので率直に対応をさせて頂きました。 此れを”攻撃を加えみっともなさを曝したと指摘されるのでしたら、それは小生の不徳のいたすところで大変恐縮に存知上げます。
2013/11/01 07:32 | [ 編集 ]

率直は歓迎するけどね、読まなきゃいいじゃないの?声なき文章なんだから。率直に言うが、「日本人の欠点は狭量」なんだ。和やかだけではいけないが、攻撃を加えるのはみっともないと思う。自分にも言えるが、、伊勢
2013/11/01 07:09 | 伊勢 [ 編集 ]

いやいや。判らないんです。Kennjiさんの練りに練ったこねくり回したご高説に興味ないんです。 すみませんが、率直に申し上げれば鬱陶しいです。
2013/11/01 00:48 | [ 編集 ]

>私の低脳さと、お話の内容がちょっと私には込み入りすぎて理解できませんでした。 悪しからず。

ではなくお分かりでしょう。

わが国の報道方法についての入り口ですけれどもね。
2013/10/31 14:38 | kenji [ 編集 ]

Kenjiさん。 長文お疲れ様です。 私の低脳さと、お話の内容がちょっと私には込み入りすぎて理解できませんでした。 悪しからず。
2013/10/31 13:53 | [ 編集 ]

米中のどちらからも核攻撃はないと信じている。中国の核は、アメリカの恫喝を牽制して~核なし日本を恫喝する道具。爆撃機にも積んでいないと思う。「尖閣上陸を邪魔するなら核を使うぞ」という心理作戦。「核なし日本が折れる~アメリカは尖閣防衛のために核など持ち出さない」と読んでいる。尖閣は局地戦。奪取~奪還~中国奪還~日本奪還と続く。そのときの日中米の経済はどうなる?貿易はどうなる?石油はどうなる?だれも、決意できず、「睨み合い」が続くだろう。だが、中国は石油のない大国。それでは、生産も輸出も出来ないというジレンマを抱えている。従って、尖閣は天王山。伊勢
2013/10/31 01:24 | 伊勢 [ 編集 ]

>中国の核戦略は、最低でも米国のいくつかの大都市を破壊できる核弾頭数とその運搬手段を保有すればよいとする「最小限核抑止」と呼ばれるものである。

 相手からの核攻撃の第一撃に生き残り、最小限の核報復を行うという戦略であるから、第一撃に対する残存性が鍵となる。

参考記事:
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/131030/plc13103003260003-n2.htm
2013/10/31 00:38 | [ 編集 ]

>現在テレビで、今回の天安門前の事件を中共が報道規制をしていると報道して、中共には報道の自由がないという無意識の前提でテレビは報道している。

中共に報道の自由が無いというのは本当のことではないのでしょうか?

>ところがテレビは福島事故のとき報道したか。また現在報道したか。
菅直人氏が東電へ、出向いていったときのビデをを公開したか。

規制、自粛と報道の自由がないというのは似ても似つかないものではないのでしょうか? くそみそいっしょと田舎では言ってました。
2013/10/30 23:07 | [ 編集 ]

>張子の虎じゃないのかな~?

一旦おこれば、死者が出ます。そのような人々はどのような人々と想定されているのか?
 何も武器による戦死者だけではないですよ。
朝鮮も動揺します。かの国はその行動を制御できない社会構造を持ていますから、軍隊を機能させることが可能か大きな疑問で、其れは指揮権の混乱となって、現れると見ています。
 米軍の指揮権が移譲されたその後は、制御できるかどうか、大きな疑問だと私は思う。
 この前沈んだ船は韓国が設計したものだそうです、その写真をみたが一見してバランスがわるい。おそらく機能しない船でしょう。もちろん其れは戦闘行動のときです。
 
 疑問に思うことは例を挙げて説明すると
現在テレビで、今回の天安門前の事件を中共が報道規制をしていると報道して、中共には報道の自由がないという無意識の前提でテレビは報道している。
 自分たちはちがうと。
ところがテレビは福島事故のとき報道したか。また現在報道したか。
菅直人氏が東電へ、出向いていったときのビデをを公開したか。
 違うでしょう。自ら中共と同じでありながら、まるで自分たちは違うという無意識の自己認識があることを自覚していない。

 これと同じ要素が中共への見方にあることです。
2013/10/30 21:03 | kenji [ 編集 ]

<張子の虎じゃないのかな~?

危険だよ。その思い込みはね。前海将補だった川村純彦さんが、「原潜から撃たれたミサイルは撃ち落とし難い」と言ってるよね。ただし、日米のPC3も、日米の潜水艦も、東シナ海なら、水深が浅く、漢級の潜水艦の位置が判るのだと。だが、南シナ海は水深が深いので、海南島の原潜基地をたたくのだと。このゲーム、果てしないわな。伊勢
2013/10/30 15:58 | 伊勢 [ 編集 ]

それはやはり撃たれたミサイルを100発100中打ち落とす事のできる技術開発に尽きるでしょう。 レーザービームとか超電磁波などになるかな? しかしその前に中共のミサイルは無事に飛んで目的地まで届くのかね? あるはずのロケットや燃料が既に売却されたりして。 張子の虎じゃないのかな~?
2013/10/30 15:21 | [ 編集 ]

>綺麗な服を着るようには成ったが所詮お里は、匪賊、馬賊、土族、寇族、共匪、兵匪の寄席所帯。 此れが共産党の軍、人民解放軍の実態なのであった。

歴代の支那の政権は全て軍事政権です。支那的軍事政権です。問題は彼らが核兵器を保持していることです。
これにどのように対抗する手立てをお考えか?
2013/10/30 15:06 | kenji [ 編集 ]

そうね、匪賊の血を引く。中国に進出した日本企業、「中国人の労賃が安いから」が理由なら、その副作用は覚悟なんだろうね?中国は滅びないが、経済がこれ以上発展することはないと思っている。年月かかってもいいから、インドやベトナムなどと一緒に生きようや。アメリカもそうする。中国人はあまりにも非近代的だからね。中韓と話し合い?無理だわ。伊勢
2013/10/30 15:06 | 伊勢 [ 編集 ]

綺麗な服を着るようには成ったが所詮お里は、匪賊、馬賊、土族、寇族、共匪、兵匪の寄席所帯。 此れが共産党の軍、人民解放軍の実態なのであった。
2013/10/30 14:37 | [ 編集 ]









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プロフィール

伊勢平次郎

Author:伊勢平次郎
 
伊勢平次郎はペンネーム。アメリカへ単身移住してから50年が経つ。最初の20年間は英語もろくに話せなかった。英語というのは、聴き取りにくく、発音しにくい厄介なものだ。負けん気だけで生きた。味方を作ることが生き残る道だと悟った。そのうち、コロンビア映画、スピールバーグ監督、トヨタ工場、スバル・いすゞ工場の北米進出、日本の新聞社に雇われた。2013・6 冒険小説You Die For Me アブドルの冒険(邦題)をアマゾンから出版した。昨年のクリスマスには、King of Pepper(英語版)胡椒の王様を出版した。日本、英国、デンマーク、ドイツの読者が読んでくれたわ。妻のクリステインと犬2匹で、ルイジアナの湖畔に住む。

写真は、ハヤブサ F. p. japonensis。カタカナで書かれる。瞬間飛翔速度は、時速300キロという猛禽。

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