2014/01/09 (Thu) 習近平は太平洋を二分したい(戦後史その10)
アメリカの政治と経済

アメリカの経済は、リスク状態から出たようだ。米経済が成長または安定する道を歩き出している。これは、アベノミクスの追い風となろう。日本経済の近未来に議論がないわけではないが、JPYが対ドルで105円に接近している。日本の経済界や証券市場が見守っているのは、米短期金利の動向だ。この金利はジリッと上げている。住宅~自動車~耐久消費財への購買力を引っ張ることから株価のカギを握る。

さて、オバマは何をどうしてるのか?この政治指導者は経済ではど素人で、連銀と財務省任せである。軍事には関心がない。これもヘーゲルやケリー任せだ。それでは何に関心があるのか?外交なのである。その外交も影響力を失っている。シリア内戦に関与したが失敗とみられ、オバマの外交力が米国民に疑われているからだ。伊勢平次郎 ルイジアナ


読売社説の抜粋

 オバマ氏が議会への目配りを強いられるのは、与党の民主党が上院では過半数を維持するものの、下院は共和党に支配され、思うように政策決定できないからだ。

 共和党は、政府に攻勢をかけ続けている。昨年は、大統領が1期目に成立させた医療保険改革(オバマケア)の実施を徹底的に妨害し、10月には政府機関の一部停止まで引き起こした。

 オバマ氏の支持率は一時、40%を切り、過去最低となった。

 今年11月には、議会の中間選挙を控えており、共和党がより対決色を強めるのは確実だ。オバマ氏の議会運営は厳しいものとなろう。外交の選択肢が狭められることが懸念される。

 だが、アジア太平洋では、中国が力による現状変更を試み、地域の緊張は高まる一方だ。北朝鮮情勢も不透明感を増している。オバマ氏にはアジア重視路線に本腰を入れて取り組んでもらいたい。

 ◆同盟国と共に抑止策を

 米国が取り組むべき課題は明白だ。東シナ海における一方的な防空識別圏設定で見られたような国際常識を逸脱した中国の膨張主義を、地域の同盟国や友好国と共に抑止することである。

 オバマ政権は既に、アジア太平洋で活動する米海軍艦船を、20年までに全体の5割から6割に引き上げる構想を打ち出している。韓国には、800人規模の陸軍部隊を新たに派遣し、在韓米軍を増強するという。

 経済分野では、米国と日本が中心となって、アジア太平洋地域の新たな自由貿易圏となる環太平洋経済連携協定(TPP)の交渉が大詰めを迎えている。

 いずれも実現すれば、中国の覇権を求める動きに対する強い牽制けんせい効果を持とう。

 一方、中国の習近平国家主席は、オバマ氏に「広大な太平洋には両大国を受け入れる十分な空間がある」と述べ、「新しいタイプの大国関係」の構築を求めた。

 アジア太平洋を二つに分割し、西太平洋における中国の勢力圏の拡大を米国に認めさせる構想と見られている。

 気がかりなのは、米政府内に「新たな大国関係」に同調するかのような声があることだ。中国との経済面での相互依存に配慮しているからだろう。

 日本や韓国、オーストラリア、フィリピンなどの同盟国はもとより、アジアで、米国の代わりに中国が主導する秩序を受け入れたい国はほとんどあるまい。米国には慎重な対応を望みたい。

(2014年1月9日01時57分 読売新聞)


伊勢はこう思う

日米戦争の総まとめともいう「外人将軍・マッカーサーのくびき」を書いていると、「次の戦争は何か?」と考えざるを得ない。言うまでもなく「日米合同軍VS中国」である。実際に戦争になるのか?伊勢はそう思わない。その理由は中国には日米軍に挑戦する力はないと思うからだ。尖閣は東シナ海のジブラルタルだ。中国は諦めない。だが、上陸は戦争になる。すると、100年経っても、ハラスメントだけのように思える。ところが、揺さぶれば揺さぶるほど、アジア諸国に嫌われる方向にある。中国の抱える問題は、伊勢の関心事ではない。ここ4年近く後退し続けている経済が最大の習近平の頭痛だ。その次が環境汚染だ。その次がウイグルのテロや国民が暴れだすことだろう。

アメリカ政府の中には、「チャイナ・トレード」の利益を代表する議員がいる。民主党にも、共和党にもいる。ここは、日本の経済界も政界も同じだろう。問題はアメリカの大統領府が中国が「美味しい国」と傾斜することだ。FDRルーズベルトを忘れてはならない。FDRは、自分の私利私欲を満たす為に、英・蘭の植民地国家に話しかけて、日本の首に「石油と鉄の禁輸」というロープを掛けた。政治に疎いマッカーサーを犬とみて利用した。これが日米戦争つまり太平洋戦争の実像である。これを伊勢は死ぬまでに、世界に知らせたいのだ。反米なのではない。米政界~米大統領府がチャイナに傾かないように阻止する為である。330万人の日本人が日米戦争で犠牲となった。これを「全て日本が悪い」としている。現在でもだ。

「何故、日本人~その政府は黙っているのだろう?」と伊勢はその心理がわからない。ただ、卑怯か臆病かと憶測している。この本が三月にキンドルで出る。どのような反響があるだろうか。日本人はどう受け取るだろうか。やはり、こどものように押し黙るんじゃないかと思っている。危険なことに関わりたくないという自己保身の構えなのである。伊勢






外人将軍・マッカーサーのくびき

Image (6)

日本人は叫ぶ、、“このくびきを外してくれ”と、、

伊勢平次郎 



目次

1) 真珠湾奇襲の原因と結果             1941.12.8
2) 山下奉文・シンガポール陥落    1942.2.15
3) マッカーサー・コレヒドール脱出     1942.3.11
4) バターン死の行進    1942.4.9
5) ドーリットル東京空襲が語るもの           1942.4.18
6) コーラル・シー日米海戦はアメリカに屈辱を与えた        1942.5.4
7) ミッドウエイは天下分け目の戦いであった            1942.6.4
8) ニミッツの迂回作戦に見るアメリカの決意
9) マッカーサーが帰ってきた・米軍のレイテ上陸    1944.10.20
10) 悲惨では言葉が足りない比島戦
11) 山下奉文の降伏    1944.9.2
12) 沖縄地上戦の深い傷    1945.4.1 - 1945.6.25
13) 広島長崎原爆投下をどう評価する    1945.8.6 & 8.9
14) 日本降伏    1945.8.15 noon radio
15) マッカーサーのくびき    1945.8.30~1945.4.16
16) 朝鮮戦争はアジアに於ける冷戦の始まり    1950.6.25 – 1953.7.27
17) マッカーサー解任で判ったこと    1945.4.11
18) 日本は独立したが      1952.4.28
19) 東京オリンピック    Summer of 1964
20) 台湾海峡有事でアメリカは目覚めた              1954.9.3 - 1955.5.1
21) 慰安婦決議で日本人は韓国の陰謀に目覚めた          2007.7.30
22) 尖閣諸島にはジブラルタル海峡と同じ意味がある    2012.9.11
23) 安倍首相の靖国神社参拝で戦後レジームは終わったか?      2013.12.26


解説

この膨大な資料の資料を整理している。ほとんどは、History.Net~WWII War Magazine~Encyclopediaの戦史記録から得ている。和文のウイキぺデイアほどいい加減なものはない。これを自分なりの英文にする。簡潔な文章が伊勢のスタイルである。それでも膨大なのである。

英文脱稿を2月28日としている。マラソンである。そこから、アマゾンの編集部が編集する。ここで2週間がかかる。3月15日にキンドルUSAで出版する。政治本の編集料金はノベルと違って高いものだ。そこで、皆様にお願いするというわけである。


献金のお願い

「隼機関」は、任意団体口座を持っています。

「隼機関」では、同じ志を持つみなさまに「5千円」からの出版資金のご献金をお願いしております。実は、「一口五千円とはなんだバカモノ。千円でも献金は献金だ」というお叱りがあった。そうします。


A) 振込口座

1)金融機関   みずほ銀行・上大岡支店・支店番号 364
2)口座番号   (普通)    2917217
3)口座名    隼機関   ハヤブサキカン


B) 郵便局口座

1)口座番号  10940-26934811
2)口座名    隼機関   ハヤブサキカン


C)USAの在住者の方は、チェックを郵送してください。

Nobuyoshi Ozaki
600 carondelet Street Mandeville, Louisiana 70448


*恐れ入りますが、振込み手数料は各自のご負担でお願いいたします。ご献金頂きました同志には、日本での出版時に、著者の署名入りの単行本を進呈させて頂きます。

ご献金後、「ブログの隠れ投稿」または、NIPPONFALCONS@GMAIL.COMへ、ご氏名(HN・匿名も可)・ご連絡先・金額・送金日付けをご一報下さい。照合の目的です。


「募金の使途」

1)アマゾンUSAの編集代金
2)わが青い目の妻の編集・助手・その他の雑用への感謝料。
2)書籍購入(Kindle English)
3)ブログ管理人の経費。無料で8年間続けました。死ぬるまで続けます。
4)広告費(LA・SF・NYの新聞の広告欄)
5)その他、講演旅行などの費用

以上、謹んでお願い申し上げます。伊勢平次郎 ルイジアナ

comment

策士策におぼれる・・・さん

安倍さんにも、外務省にも、産経の古森さんにも出来ない「対米広報」をやるつもりです。この人らの手は縛られているからね。1000円でも支援してください。伊勢
2014/01/10 17:35 | 伊勢 [ 編集 ]

米国は日本を策にはめこみ、アジアで利益を得ようと考える。
それはことごとく成功したかに見えた。
が、しかし、後に必ず日本が辿った茨の道を歩くことになった。
誤算はたった一点。
中国人、朝鮮人が日本人同様に信頼でき、道義にあつい相手であると 大きな大きな 勘違いをしている節がある。
あなたたちが相手にしている相手は日本人とは大きくことなる。
面従腹背。
あなたたちが少しでも弱れば、あなたたちが独裁国家に無条件で与えた「経済」と「軍事近代化」いう強力な武器を使って、必ずそののど笛に食らい付いてくる。
今もそう。
あなたたちが弱っているから。
2014/01/10 11:47 | 策士策におぼれる・・・ [ 編集 ]









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プロフィール

伊勢平次郎

Author:伊勢平次郎
 
伊勢平次郎はペンネーム。アメリカへ単身移住してから50年が経つ。最初の20年間は英語もろくに話せなかった。英語というのは、聴き取りにくく、発音しにくい厄介なものだ。負けん気だけで生きた。味方を作ることが生き残る道だと悟った。そのうち、コロンビア映画、スピールバーグ監督、トヨタ工場、スバル・いすゞ工場の北米進出、日本の新聞社に雇われた。2013・6 冒険小説You Die For Me アブドルの冒険(邦題)をアマゾンから出版した。昨年のクリスマスには、King of Pepper(英語版)胡椒の王様を出版した。日本、英国、デンマーク、ドイツの読者が読んでくれたわ。妻のクリステインと犬2匹で、ルイジアナの湖畔に住む。

写真は、ハヤブサ F. p. japonensis。カタカナで書かれる。瞬間飛翔速度は、時速300キロという猛禽。

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