2014/04/11 (Fri) TPP、日米が同盟国であるために
amari floman tpp 4.10.14

記者の質問に答える甘利TPP担当相とフロマン米通商代表(10日、内閣府)

TPP交渉、米が牛肉関税容認 数%への下げ条件
2014/4/11 0:43日本経済新聞 電子版

 環太平洋経済連携協定(TPP)交渉を巡り、甘利明経済財政・再生相と米通商代表部(USTR)のフロマン代表は10日、2日目の協議をした。焦点の牛肉関税で日本は大幅引き下げに、米国は全廃にこだわらない姿勢に転じたもよう。だが、条件面での隔たりはなお大きく、合意には至らなかった。


 「まだ相当の距離感はある。それぞれの分野について落としどころは見えていない」。甘利氏は10日夕、農産品や自動車の輸入関税で「一定の進展はあった」としつつも、厳しい表情で記者団にこう語った。

 9日に始まった日米協議は延べ18時間近くに及んだ。10日の話し合いは午後1時に終えてフロマン氏が帰国する手はずになっていたが、帰国便を変更し、午後3時半まで延長して交渉を続けた。

 一時、共同声明の準備に入ったとの情報もあったが、結局、合意には至らなかった。フロマン氏は会談後、米国の事務方が用意した紙に目を落としながら「まだ相当の立場の違いはある。自動車と農産品の議論を進め、次のステップに進むことを期待している」と淡々と述べた。

 3月に安倍晋三首相とオバマ米大統領は4月下旬の東京での首脳会談までに大筋合意をめざす方針を確認した。フロマン氏が急きょ、来日し、異例の長時間協議をしたのはこのためだ。

 焦点は牛肉の関税だ。

 日本はオーストラリアと大筋合意した経済連携協定(EPA)をテコに米国に譲歩を迫る作戦だった。豪州とは冷凍牛肉の関税をいまの38.5%から18年目に19.5%に、冷蔵牛肉も15年目に23.5%に少しずつ下げていく内容で合意した。

 関係者によれば、2日間の協議で、当初、フロマン氏は関税ゼロを主張した。甘利氏が交渉をまとめる気持ちがあるのかと迫ると、「数%まで下げるべきだ」と態度を軟化させたという。ただ、関税率の水準で隔たりがあるほか、豪州がのんだ輸入制限措置の適用にも難色を示したもようだ。

 日本政府内では、米国産牛肉は特別に関税率を1ケタ台後半に引き下げる最終案も浮上している。牛肉の輸入量が少しでも増えた場合に、関税率をもとに戻す措置とセットの内容だ。

 一方、フロマン代表は米国内の表向きの発言とは別に、牛肉や豚肉などの関税を撤廃に持ち込むのは困難と判断し、落としどころを慎重に探っている。米議会の与野党幹部に対しても関税の下げ幅拡大に努めつつも、交渉の早期妥結を優先せざるを得ないとの考えを伝えているもようだ。

 米国内の牛肉・豚肉関連業界でも「30~40年かかって日本の関税がゼロになるより、15年で半分になったほうが米の輸出シェアは増える」(関係者)と本音を漏らす向きが出てきた。

 10日夜、ある政府筋は「甘利、フロマン両氏は首脳会談前に再び会談するだろう」と見通しを語った。そこで妥協点を見いだせるのか。首脳会談まで2週間を切った。


伊勢爺の感想だが

まず、お二人とも穏やかなことを尊敬する。クリントンが日本(細川)を敵視したときとは大きく違う。あのときも、米政府は、「日本の自動車と米・牛肉・オレンジの輸入関税を下げる」要求をした。クリントンの通商代表(ミッキー・カンター)は%ではなく~数値目標を飲まそうとしたのだ。オバマの経済スタッフというのは、クリントン時代のスタッフで埋まっているのだ。つまり反日のバークレー教授などだ。だが、日本の代表は毅然と拒否した。細川首相も一歩も譲らなかった。当たり前だ。「これこれの数字の輸入をしろ!」というのは、「今夜のバスケットボールの試合は何対何で終わらせろ!」というのと同じだからだ。NPR(米公共ラジオ)はクリントンを非難した。これを飲むということは、アメリカの命令に従うということになるからだ。伊勢青年は「“日本は強制すれば良い”と言ったクリントンはバカなのだ」と思った。

今回のTPPは「日米貿易摩擦」ではない。グローバル化の行き過ぎを調整することもひとつの課題だし~リーマン倒産後の日米及びアジア太平洋の経済が後退して、さらに金融事情がコントロールを失っていることもある。その上に、チャイナの「エア&シー軍事力拡大」と領土領海を広げる準軍事活動が急増したのである。TPPは「アジア太平洋の安全保障と経済」の両面から見ると、必要かつ避けられないことと理解出来るはずだ。そこで、日米両方の国益を充分に理解しているつもりの伊勢爺さんは、最初からTPPに賛成なのだ。つまり、安全保障と貿易の組み合わせと考えているからだ。

安全保障では、日米ばかりでななく~インドも含む東南アジア、オーストラリアを仲間に入れる太平洋沿岸国の結束のためなのである。伊勢爺さんは、甘利さんは好ましい人物であり、実力も知識も持っている人と信頼している。一方のフロマンさんは冷静な性格のように思える。「関税撤廃が可能」などと思ってはいないであろう。この数値目標の強制やら関税撤廃を言い出すのは別に敵意があるのではなく~米国人独特の考え方なのだ。それは、まず目標を建てる~現在地とその目的地を定規で直線を引く、、日本人は、社会がもっと複雑だから、ジグザグを選ぶしかない。だが、目標には結局到達するのである。最近、米国務省のアジア日本局はドイツ系米国人の親日家が主流となっている。前のキャンベル次官補~現在のラッセル次官補~ズムワルト公使などである。ダニエル・ラッセルさんが「リバランス」をオバマに説いた。アジア安保でチャイナに傾くオバマ民主党と共和党の国防長官や太平洋司令官の関係は一種凶悪なのだ。いくら文民統制だと言っても、戦争になれば軍人や兵隊が死傷するからだ。米海軍及び米空軍の高給将校の30%近くが「チャイナはアメリカの敵」と回答している。「対中戦争を覚悟しろ」という声は増える一方である。

オバマとケリーは、今、プーチンに負けている。ワシントンでg7~g20が始まるが、課題は「ロシアをどう押さえるのか?」である。オバマの演説は「犬の遠吠え」に聞こえる。なぜなら、オバマほど米軍人に嫌われた大統領はアメリカ史上いないからだ。つまり、米軍の担保なくして経済制裁だけでは、ロシアに勝てないのである。

プーチンの性格はkgb時代、コーカサスのチェチェン独立反乱の鎮圧で出来上がったものだ。チェチェンはタリバンよりも恐ろしいテロを行ってきた。現在でも、チェチェンはプーチンを殺したいのだ。プーチンはオバマには無理だ。ケリーなどは、プーチンを魔物扱いしている~ヒラリーはヒットラーの再現だと言った。撤回したがもう遅い。これは、アメリカの為政者がうぶで、ロシアの地政学を理解していないからだ。ヒラリーは、ロシア~北アフリカ~パレスチナ~イランで失敗した。オバマはこの女性のケツに着いて行っただけなのだ。長くなったが、tpp交渉は「落としどころ」へ来ていると思う。伊勢平次郎


(おまけ)

昨日、ロスアンゼルスの「グレンデール慰安婦像撤去訴訟代理人」である水島一郎さんと電話で話した。水島さんは「伊勢さんに東海岸の日本人社会の代表になってもらいたい」と仰った。西海岸の日本人には日系人の方々が入られていて、頼もしいが、「東海岸の日本人社会は個人主義の方が多く、まとめるのは難しいですよ」と言ったら、よく理解されていた。「東海岸のニューヨークやニュージャージーの日本人は、リベラルを超える国際主義者や国連主義者の集まりで、とても頼りにならない」というのが伊勢爺の評価なのです。だから、慰安婦像でも抗議の声どころか、「韓国人を理解しよう」と言うほどなのです。さらに、日本政府が嫌いな人や、芸術家肌や、音楽家や、ジョンレノン・ヨーコの人種なんです。もう日本人ではないという人が多い。伊勢


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伊勢平次郎

Author:伊勢平次郎
 
伊勢平次郎はペンネーム。アメリカへ単身移住してから50年が経つ。最初の20年間は英語もろくに話せなかった。英語というのは、聴き取りにくく、発音しにくい厄介なものだ。負けん気だけで生きた。味方を作ることが生き残る道だと悟った。そのうち、コロンビア映画、スピールバーグ監督、トヨタ工場、スバル・いすゞ工場の北米進出、日本の新聞社に雇われた。2013・6 冒険小説You Die For Me アブドルの冒険(邦題)をアマゾンから出版した。昨年のクリスマスには、King of Pepper(英語版)胡椒の王様を出版した。日本、英国、デンマーク、ドイツの読者が読んでくれたわ。妻のクリステインと犬2匹で、ルイジアナの湖畔に住む。

写真は、ハヤブサ F. p. japonensis。カタカナで書かれる。瞬間飛翔速度は、時速300キロという猛禽。

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