2014/08/19 (Tue) ルサンチマン
mabuchi mutsuo

チャンネル桜で、“全てアメリカの陰謀なのだ~ユダヤ金融資本の陰謀だ~アメリカの正体はこうだ~ハルマゲドン”と、この前ウクライナ大使は弱弱しく言った。へらへらと自信なさそうに笑った。弱者であると顔に書いてある(笑い)。下のコメントが全てをカバーしていると思った。伊勢平次郎

tkyokinken

世界を動かしている者がいるという発想は妄想であるが、根深いファンがいる。これは群集心理であり学歴や職業とは関係がない。大学教授や裁判官でも信じ込む。

歴史的には欧米では魔女裁判があり、日本では狗神憑きがある。しかし日本は古来理性的で室町時代にすでに狗神を禁じている。ch桜の出席者の一部には狗神信仰の傾向があり要注意だ。歴史の陰謀論とはスターリンとルーズベルトの国際戦略から分析することであり、なんでもユダヤ妄想論とはまったく別である。ユダヤ人が世界を支配しているのなら、抵抗しても無駄である。論じることも無駄である。馬鹿馬鹿しい。


ルサンチマン(仏語;恨みという負の感情)とは、、

ニーチェによれば、ルサンチマン(恨みという負の感情)を持つ人とは「本来の『反動』、すなわち行動によって反応することが禁じられているので、単なる想像上の復讐によってその埋め合わせをつけるような徒輩」である。

ルサンチマンを持つ人は非常に受け身で、無力で、フラストレーションを溜めた状態にある。つまり、実際の行動をとるには社会的な制約があり、自身の無力を痛感している人である。そういう状態にあっては誰であっても、ルサンチマンを持つ状態に陥る。

社会的に強者であれば、嫉妬や反感といった感情に主体的に行動することができるため、フラストレーションを克服することができ、そのため、仮にルサンチマンの状態に陥ったとしても、一時的なものでしかないとされる。

反対に社会的な弱者はルサンチマンから逃れられない。フラストレーションをむしろ肯定し、何もできないことを正当化するようになる。社会的な価値観を否定したり、反転した解釈を行うようになる。こういった自分の陥っている状態を正当化しようとする願望こそ、奴隷精神の最大の特徴であるとする。

こうしたルサンチマンの表れの例として、敵を想定し、その対比として自己の正当性を主張するイデオロギーにある。こういったイデオロギーは、敵が悪の元凶とし、だから反対に自分は道徳的に優れていると主張する。「彼らは悪人だ、従ってわれわれは善人だ」ということになる。

敵として想定される存在は、自分が無力だと感じさせる対象が選ばれる。例えば、貧しさに無力を感じるルサンチマンの敵は資本家や大企業となる。

さらに、そのルサンチマンの敵が拡大すると、対象が社会全体になる。「世界はどうしようもなく悪によって支配されている。したがってわれわれのほうが世界より優れている」と拡大解釈されるようにもなる。このような状況に至ると人は陰謀論や急進主義、刹那主義を受け入れ易い心理に陥る。また、人によってはそうした不満以上に「この世界では(自分は)報われない」という厭世観や自己の無力感を持つようになり、放蕩や自殺に至る場合もある。

なお、ギリシア哲学研究で著名な田中美知太郎は、プラトンの対話編『ゴルギアス』でのカリクレスの主張―弱者たる多数派による法律に飼い馴らされた状態から、充分な天性を授かった人間(奴隷にしておいた主人)が立ち上がり、自然の正義が燦然と輝き出る、というもの―には、ルサンチマン概念の変奏曲の如きものが認められると指摘した(田中美知太郎責任編集『世界の名著 プラトン I』中央公論社)。 伊勢平次郎


速報

表紙満州を掴んだ男_convert_20140613094250

300ページの原稿が書きあがったが、キンドルでは拡がらないので、紙の本にして出版する道程です。只今、加瀬英明先生が編集を手伝って下さっている。終戦記念日は、夫々の人々が深い想いを持っていると思う。本著でも、わが兄「みつお」が予科練に志願した章を書いた。「戦後生まれの作家が特攻を書いてはならない」と思うからである。伊勢




comment

kenji先生

捨てられる理由は、日本は、あまりにも自分中心だからです。アメリカが助けてくれるという迷信まである。伊勢
2014/08/21 12:34 | 伊勢 [ 編集 ]

>アメリカが、こういう日本を捨てる日がくると思う

アメリカ人は泣き言を言う人を信じない。マネーとパワーがないとだめです。何よりアメリカ人は<この人は何ができるか>を見る人々ですから。映画から私はそのように見ている。アメリカへはいったことがないから、映画で知るしかないです。
2014/08/21 11:07 | kenji [ 編集 ]

<いずれにしてもわが国は経済で持っているだけの国で、この点北朝鮮とは大きく異なる。

安倍晋三のおかげで、日本経済はどんどん後退します。さらに、貧富の差が大きくなる。ルサンチマンがどんどん増えるでしょうね。日本の政府、メデイア、銀行、証券会社、大衆は、経済が理解出来ないようですよ。理解出来ているのは、実際に商売をする企業だけだけ。ところが、その企業のトップにはかっての「根性」がない。ソニーが好い例です。アメリカが、こういう日本を捨てる日がくると思う。伊勢
2014/08/20 22:21 | 伊勢 [ 編集 ]

政治家の疑獄事件がなくなった。それはないのではなく、政党助成金ができたことが主のように見えるが、私は違うと見ている。

 それでは政治資金獲得の本はどこへ行ったか?

答え、それは政府の外国援助資金のキックバックへ行ったと見ている。

しかも援助金は最後には日本政府はチャラにしているから、結局はわからない。さらに外国での出来事だからわが国の警察も能力や人員がないから、結局はできない。
 韓国においても基本条約以降23兆も金が行っているという。この金に日韓両国の上層部と政治家が群がったと見ている。
 確かインドへの援助について公明党の山口氏がいったが、これがその見本ではないか?
 いずれにしても<日本をとりもどす>ではなく、<崩壊へとむかっている>とみて、内政的、外交的になにがこわれて、その後の世界はどのようなものか想像する必要があるが、これはできる人はきわめて少数の人でしょう。
 いずれにしてもわが国は経済で持っているだけの国で、この点北朝鮮とは大きく異なる。
 私は大東亜戦争以上の変化を前提にしている。
2014/08/20 15:48 | kenji [ 編集 ]

オリーブオイル先生

全くね、その通りです。ハルビンに2005年に行ったときに、松花江の見えるところにある公園に角栄の銅像があったよ。ホテルの大食堂は立派だったけど、油で一匹丸ごと揚げた松花江の鯉は臭くてウチのが吐いた。その近くの日本料理屋へ入って、清潔な魚を食おうとメニューを見ると、秋刀魚の塩焼きがあった。襟が汚れた着物を着た胡娘(くうにゃん)が“ニイガタ”と言った(笑い)。秋刀魚と熱燗二本を頼んだ。米も日本米だったよ。

角栄の利権漁りは日本史となった。金権政治を信じていたからね。キッシンジャーは今では日本に切り替えた。中国よりもカネを取りやすいからね。読売などがフォーラムと称して、カネをくれているから。外交特別資金も出ているだろうね。こういう闇政治が堂々と通るんだ。角栄よりは品がよく見える安倍晋三が政権維持を最優先している。つまり自民党の社長で居たいわけさ。自民党のお家芸、利権漁りの継続です。伊勢
2014/08/20 07:54 | 伊勢 [ 編集 ]

久しぶりにキッシンジャーが登場しましたのでネタをひとつ。

某雑誌で田中角栄元首相の番記者の座談会が行われまして、当時の記者の
証言で「日中国交正常化」の本当の目的が日米同盟が表なら
日中同盟は裏の同盟と漏らしたそうです。

どうみても安易な考えだなと思う反面、田中元首相の権力を(利権)
求める貪欲さは想像以上だと感じました。
日本人がはっきりしないのは、権力を得るために手段を選ばないから
であって、意志薄弱というより「不気味な怖さ」でしょう。

ちなみに中国人はキッシンジャーが考えているほど単純じゃない
ですよ。どうして民主主義が日本より普及しないかを考えれば、
わかりそうなものですが。
2014/08/20 07:26 | オリーブオイル [ 編集 ]

<欧米の陰謀など、そこが浅いものではない。ニクソンショックなど陰謀そのものですよ。

国際政治は「非情の世界」です。どういうわけか、そこが日本政府にも、日本人にも理解出来ないらしい。公正なはずだ~正義があると人間性善説に傾いている。だから、韓国の慰安婦政治宣伝にも毅然と立ち上がらない。総理大臣がですよ。それに日本人は外人に対して怒らない。部下を叱る。安倍晋三が鯨裁判で部下を叱責したよね。伊勢爺は部下を叱ったことはないよ。自分が責任者だからね。

「何故、アメリカ人は中国人を日本人よりも好むのか?」と訊かれたキッシンジャーは、「中国人はイエスとノーが明確だが、日本人は何を考えているのか判らない。その表情も言葉も明確じゃない」と答えているよね。この意味するところは、日本人は意志薄弱だということです。キチンと答えないからね。伊勢
2014/08/19 21:27 | 伊勢 [ 編集 ]

これと逆の強硬意見や、楽観論を言う人もいます。
わからない、理解できないという状態に耐えられない人がこのようなことをいう。それに彼らは日本人でこれまで生きてきた内において、<担ぐ>、<担がれる>ということを経験してきており。自らもそれをしてきた人々だから、世界も同じようなものと見ているという、きわめて国際的(?)な人々でしょう。陰謀論ではなく、またそれは彼らが考えるようなものではなく、ユダヤが担いでいるということをユダヤの陰謀という日本人の日常生活において生じている見方で見ているに過ぎないのではないかと私は思う。
 欧米の陰謀など、そこが浅いものではない。ニクソンショックなど陰謀そのものですよ。
2014/08/19 20:48 | kenji [ 編集 ]









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プロフィール

伊勢平次郎

Author:伊勢平次郎
 
伊勢平次郎はペンネーム。アメリカへ単身移住してから50年が経つ。最初の20年間は英語もろくに話せなかった。英語というのは、聴き取りにくく、発音しにくい厄介なものだ。負けん気だけで生きた。味方を作ることが生き残る道だと悟った。そのうち、コロンビア映画、スピールバーグ監督、トヨタ工場、スバル・いすゞ工場の北米進出、日本の新聞社に雇われた。2013・6 冒険小説You Die For Me アブドルの冒険(邦題)をアマゾンから出版した。昨年のクリスマスには、King of Pepper(英語版)胡椒の王様を出版した。日本、英国、デンマーク、ドイツの読者が読んでくれたわ。妻のクリステインと犬2匹で、ルイジアナの湖畔に住む。

写真は、ハヤブサ F. p. japonensis。カタカナで書かれる。瞬間飛翔速度は、時速300キロという猛禽。

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