2015/06/18 (Thu) 二・二六事件、悲惨な時代を想う
ニニ六事件 太平洋戦争研究会

K青年社長がアメリカ旅行中に読んでいた本を帰りにくれた。「二・二六事件」を隼速報に書いたことがある。なぜ書いたのか?伊勢の父親が1929年の世界大恐慌時代に満州へ渡ったからだ。二・二六事件はその七年後の1936年に起きた。その五年後に伊勢は新京でわが父の五男として生まれた。

ニ・ニ六を読み終わったけど、高校時代の歴史とすんぷも変わらない。1936年代の日本の政治経済のシステムに関する解説が不充分。青年将校たちは、皇道派と言うけれども、奉じる昭和天皇は35歳であられた。青年天皇陛下に世界経済恐慌中の政治経済を司る能力がおありだったとは思えない。平成天皇も政治最高指導者などではない。安倍内閣はいわば統制派である。1930年代は実に悲惨な時代であったと想う。それにせよ、人身売買ねえ?ぼくが、満州事変~二・二六事件~盧溝橋~日中戦争~仏印進駐~ABCD石油鉄の禁輸~真珠湾~太平洋戦争と書いて加瀬英明さんに原稿送ったら、「満州事変がほんとうに大東亜戦争の発端ですか?」と批判された。宗教論争のように百論の世界ですが、外交評論家と自称するひとがこの程度なんですね。



上の写真は、我々の世代にはなじみ深いもの。以前はこの写真、教科書に載っていた。1930年頃の、日本の写真である。『娘身売の場合は、当相談所へ御出下さい。伊佐沢村相談所』(伊佐沢村は山形県)


アマゾンに寄せられた評価

<教科書にはあまり描かれない、ファシズムの台頭を理解するのに最適な書籍。
投稿者 tacknaz 投稿日 2013/11/4

第一次大戦後、アメリカ市況が引き起こした世界恐慌により大打撃を受けた日本の主力である絹産業を中心とした賃金の下落。
天皇による統制を主体とする皇道派と軍部による統制を主体とした統制派の軍閥争い。海軍設立時に陸軍予算からの拠出を行っていた関係から、陸軍将校と海軍将校との現場折り合いの悪さ。そして皇道派の黒幕と言われた陸軍大将・真崎甚三郎の、二・二六事件最大の謎とも言うべき無罪の勝ち取り。

この事件を通じ皇道派は失速、統制派が政権を握り、統制派軍閥のトップであった東条内閣が成立し陸軍内の掌握を一気に行うが、折しも先のABCD包囲網がかかり日本国内への石油や鉄の輸入がストップした。これを機に大日本帝国は右翼思想の全体主義、すなわちファシズムの台頭へ進み、大東亜戦争を嚆矢に人類史上最大の戦争である第二次世界大戦へと繋がってゆくのである。

大日本帝国から日本国に生まれ変わりゆくターニングポイントであり、この時代の歴史に学ぶことは今後の日本においても非常に有用かと思います。

<メインディシュじゃないけれど
投稿者 kiko 投稿日 2012/11/17

副読本というのでしょうか。参考にそばにおいておくと便利です。写真もきれいで、かついろいろあります。同じタイトルの茶園義男「図説二・二六事件」のように編集ポリシーはないけれど、その分、初心者向けです。でもところどころ細部に記述の誤りがあります。ただしそれは高橋是清蔵相の切られた腕が右か左かのたぐいですから、初心者には人畜無害でしょう。では二・二六事件のメインディッシュはなにか。これはなかなか難問ですね(笑い)


伊勢爺の意見だが、、

まず、伊勢は、ニ・ニ六叛乱に反対である。陸軍は「反乱軍は軍規に反した」という。兵士や下士官たちは「上官の命令に従った」と言い返した。さらに「上官の命令は朕の命令である」と習った。「兵が命令に服従しなければ軍隊ではなく、戦争遂行は不可能だ」と裁判官に反論している。裁判官はハラハラと涙を流した(本文より)。

さて、なぜ伊勢は叛乱に反対なのか?1)「君側の奸を斬る」と言うがその後はどうする?~2)推戴する天皇陛下には政治経済を統治する能力はない~3)青森、岩手、北海道の極貧状態は日本政府が原因ではない。アメリカのウオール街が暴落したからである~4)責められるべきは政治経済に無知な軍部である~5)東条英機が代表となった軍部は「支那大陸に出れば、日本経済は解決する」と考えた~6)叛乱軍の青年将校は最も単細胞な人種と言えるだろう。従って、英雄でもなければ、「大義に死んだ」のでもない。

結論を書くと、「皇道派も統制派も日本の窮状を救える能力などない武力信仰信者だった」となる。悲惨な目に合ったのは、チチハルに送られて生きて帰ることのなかった反乱軍の兵だけではない。娘を売らなければ食うものがなかった東北の農民たちだった。青森県は悲惨だった。夫を招集された妻が幼い娘たちに生の大根を齧らせた。こどもたちは、大根の葉まで貪ったのである。伊勢爺には、軍国主義復活を憂うサヨクも、九条を守る会の主張にも理解がある。しかし、現代日本の主権は日本国民が持っている。さらに、かって殺しあった日米ほど緊密な同盟国は地球にはないのだ。伊勢は、中国やロシアと日米が戦争になるとは思わない。第三次世界大戦が起きれば、ニ・ニ六事件のような悲惨が待っているのは明らかだ。伊勢平次郎 ルイジアナ






海外広報に、ご献金を頂きたい

日本人で、伊勢一人がブルームバーグ紙で論戦している。アメリカ人は100%伊勢の「中国批判」に賛成なのです。とくに、日本に配備された米海軍軍人はね。「日本海軍は兵士も艦船も中国海軍よりもダントツに優れている」と書いてくれた。彼は「山東半島の中国海軍と合同演習した」と。しつこく食い下がる中国人を論破した。支那人は沈黙した(笑い)。


A) 振込口座

1)金融機関   みずほ銀行・上大岡支店・支店番号 364
2)口座番号   (普通)    2917217
3)口座名    隼機関   ハヤブサキカン

B) 郵便局口座

1)口座番号  10940-26934811
2)口座名    隼機関   ハヤブサキカン

*留守中に、UN・YAさまから5000円~MA・YU姉様から5000円のご寄付を頂きました。有難うね。

comment

https://www.youtube.com/watch?v=9uZqhhXEpOE
「緊迫の二十四時間 二・二六事件の内幕」

消されないうちにどうぞ
2015/06/21 09:27 | [ 編集 ]

伊勢さん,国内のボランティアの人々も、自ら食料、寝る装置、その他自己完結できている人は少ないといいます。
 そもそも学校で、教えていません。
すべては文系が元です。
 このごろ簡単な質問にも、学校の先生は答えませんよ。
 地域の学校という意識がなくなってますが、自分に都合のいいときは地域の学校です。沖縄と同じです。
 りんごの木を植えるしかないです。
2015/06/20 07:54 | kenji [ 編集 ]

kenji先生

日本人が日本を作っている。その日本人の大多数は未成熟か~無知か~精神が低い。従って、日本を憂いて意見を具申しても政府も大衆も心を動かさない。その心が動くのはカネになるときだけ(笑い)。日本人が成熟するまでこの状態は直らないのですよ。心も意志もある青年は起業して富を築くべし!つまり、政府も大衆も放置しておけば良い。伊勢
2015/06/20 02:23 | 伊勢 [ 編集 ]

<大体食料すら持っていなかたのでは?

「三食分の携帯食が与えられた」(本文より)本著の全ページは青年将校がいかに国を憂いていたか、、いかに陸軍本部は非情だったか、、裁判がいかに暗黒なものだったか、、と書いているね。編集者はよっぽど幼い頭をした低脳だと明らか。この軍部の暴力信仰が日本を悲惨な戦争に導いて行ったのです。伊勢
2015/06/19 22:41 | 伊勢 [ 編集 ]

現在の沖縄の基地問題をアメリカはどのように見ているだろうかと思うときがある。
 問題意識は支那におけるわが国の軍事行動について、政府は不拡大方針を示しているにもかかわらず、現地はドンどんかくだいしていった。アメリカは最初は政府が外交的に詐欺行為をしていると見ていたが、グルー大使たちは異なっていた。
 その後アメリカはいろいろわが国の政治形態をしらべて、知っているでしょう。
 これだけ、世話を焼かれて、沖縄の基地問題は進んでいる。県知事はそれすら知らないで、昭和の軍部と同じ精神で行動している。
 ケネディ大使もご苦労さんですね。
ミズーリ号において、降伏文書調印式において、<なぜ外務大臣だけでなく、梅津美治郎まで出たんだろう。国の代表なら外務大臣だけで十分だがなあ>と思ったことがその昔ありました。アメリカはよく知っていて、わざわざ来るように要求したでしょう。統帥権問題の元をよく知っていたからです。何しろ天皇を首相が輔弼して、その下に各部局があるという構造ではないから、日本をきちんと降伏させるためには、その二つが日本にとって必要だからだったでしょう。
 現在も市役所へ行くと各職員の組織構造への意識は変わっていない。
 とにかくわが国の組織は軍事組織的要素はなく、あくまで平和を前提にしてうごくことができるだけで 戦時において動けるような仕組みのものはない。
 つまり平時と戦時の区別が必要な国ですが、アメリカはちがう、平時と戦時の区別は国としても社会としてもない。平時の仕組みがそのまま戦時の仕組みへと移るだけで、そのために時間がかかり、なんとなく準備ができていないなあという印象を与えるがそれは違う。
 本当にわれわれ、日本国と日本人はもう始まっている第三次世界大戦に生き残れるだろうかと、深夜私は思う。これだけたかり思考が蔓延していてはと思う。
普通の人は病気になれば誰でもいつでも入院ができて、しかも治療が受けれら得るのは当たり前と思っているが、つい50年前は誰も思っていなかった。実際に人々はそのような時は死ぬのが当たり前と思っていた。
 人に世話をかけても生きることを潔しとはしなかった。
 文部省が文科系の大学を廃止するという、冗談じゃない倫理道徳は文化そのもので、理系など誰でもきちんと知っている人に習えばある程度までは誰でも行く。
 しかし文系は違う、はるかにむづかしいし、誰でも考える領域ですから、なおさらでです。
 この大震災が起きているのに、おりんぴくを開こうとすることはいいだろうかという疑問を持たない教育になるわけです。
 伊勢さん、アメリカは依然として自助努力が当たり前で、年をとって金がないことは自分の責任という道理が社会に貫徹しているでしょう。
 昔のわが国もそれが当たり前で、その上で社会福祉がありました。今は違います、そもそもできないことをしていますから赤字で、やがてお陀仏です。
 とにかく話すと<あんた何を考えているの>といいたくなることが普通の人々においても生じています。
不謹慎ですが早く戦争になってそれらの人々を駆逐して、新しい世界を作りたいですなあ。
2015/06/19 21:34 | kenji [ 編集 ]

2.26事件ほど、わけがわからないものはない。そのひとつに物事を数値的把握していないことです。
 反乱軍というがくらいの期間を予定していたか。調べるとゼロです。大体食料すら持っていなかたのでは?
 巷間言われるような大義など私はなかったと見ている。確かに彼らは特に安藤大尉の人格には打たれるものがあるが、何かしら彼らには現実認識能力が根本的にかけていると思う。軍隊教育が何かしら間違っている以前のものがあったと思う。
 それは一般教育においても同じで、それは連綿と続いて、現在の沖縄の翁長知事の言動にまで及んでいる。
知事の行動は満州事変を起こした軍部と基本的には同じものだと私は判断している。
昭和前期というより日露戦争後から、昭和20年まではいろいろな意味で、わが国の問題を見る上において、示唆に富むものが多い。
 大東亜戦争がアジア解放戦争だったということは跡付けに過ぎず、戦争をする上において事前にそれを数値的に把握したわけではない。2.26事件と同じ要素がある。
 わが国政府財政は今年の暮れからか遅くとも2018年までにはたぶん悲惨なことになると私は見ており、その対抗手立てを打ち始めたが、もういくところまでいくと見ています。アメリカへ移住したいですな。
2015/06/19 14:36 | kenji [ 編集 ]









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プロフィール

伊勢平次郎

Author:伊勢平次郎
 
伊勢平次郎はペンネーム。アメリカへ単身移住してから50年が経つ。最初の20年間は英語もろくに話せなかった。英語というのは、聴き取りにくく、発音しにくい厄介なものだ。負けん気だけで生きた。味方を作ることが生き残る道だと悟った。そのうち、コロンビア映画、スピールバーグ監督、トヨタ工場、スバル・いすゞ工場の北米進出、日本の新聞社に雇われた。2013・6 冒険小説You Die For Me アブドルの冒険(邦題)をアマゾンから出版した。昨年のクリスマスには、King of Pepper(英語版)胡椒の王様を出版した。日本、英国、デンマーク、ドイツの読者が読んでくれたわ。妻のクリステインと犬2匹で、ルイジアナの湖畔に住む。

写真は、ハヤブサ F. p. japonensis。カタカナで書かれる。瞬間飛翔速度は、時速300キロという猛禽。

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