2015/08/01 (Sat) 燃える太陽(その1)


南沙諸島を英語では、Spratly Islandsという。海面が上がると水面下となる岩礁の群れである。この岩礁の中のMischief Reefに中国が軍事基地を建設している。フィリッピンのパラワン島から、100KMの距離である。中国の海南島からは、1000KMなのだ。この南沙諸島をベトナム~マレーシア~ボルネオ~台湾もクレームしている。ただ、これらの国の間には紛争はない。アメリカと日本の味方だからだ。そのオーナーシップに於いて協議に応じるわけである。ここでは中国の一方的な実効支配が紛争を起こしているわけである。紛争どころか、軍事衝突が考えられる。「この夏は太陽が燃える」と伊勢爺は思っている。刻々と米軍は準備している。一方の中国海空軍は今、実弾演習中なのである。


Mischief_Reef,_Spratly_Islands

ミスチーフ岩礁には何も無かった。フィリッピンの漁師が魚を取りに行くだけで、人間が住める環境ではなかった。フィリッピンは当然自分たちの主権の及ぶ領土領海としていた。理由は、第二次大戦後、戦勝国のアメリカは、南シナ海に中国の主権を認めなかったからである。さらに、1949年、毛沢東の中共となってからは中国を封鎖する政策を採った。1958年の夏には、中共は台湾を取ろうとした。金門砲戦は、1958年8月23日から10月5日にかけて、中華民国の金門島に対し、中華人民共和国の中国人民解放軍が同島に侵攻すべく砲撃を行ったことにより起きた戦闘である。台湾領の金門馬祖に上陸したがアメリカに後押しされた台湾国軍に押し返されたのだ。台湾はそれ以来、男子のみの徴兵制なのである。。1971年、ベトナム戦争が終了する頃、国連が中共を主権国家と認めた。1972年2月21日にアメリカ合衆国大統領リチャード・ニクソンが世界中が注目する中で中華人民共和国を初めて訪問した。毛沢東主席や周恩来総理と会談して、米中関係をそれまでの対立から和解へと劇的に展開した。第二次世界大戦後の冷戦時代の転機となった訪問である。またこれより前に、前年7月15日に、それまで極秘ですすめてきた米中交渉を明らかにして、自身が中華人民共和国を訪問することを突然発表して世界を驚かせた。ニクソンショックと呼ばれている。だが、この「ねじれ」は様々問題を残した。中共と台湾は「一国二制度」で落ち着いているが、中共は「一国」という部分だけを主張して併合したいのである。一方、アメリカと台湾の間には「台湾関係法」がある。アメリカは台湾という国を承認しておらず、正式な国交こそ存在しないが、実務上の交流は存在している。また民間では、台湾の優秀な学生は公費援助を受けてアメリカに留学したあとビジネスパートナーを見つけて帰国して起業するというケースが見られた。現在も、留学生は台湾の成長に寄与している。アメリカは台湾に兵器を売っている。そして、アメリカの同盟国日本は通商の自由を与えているのである。安倍晋三内閣は、ビザも免除している。そのおかげで韓国を訪れる台湾人は激減している(笑い)。日台は、ただ仲が良いだけではない。台湾は中共封じ込めの要塞なのである。さらに、台湾の真横に沖縄列島が存在する。中共は台湾を諦めた、、だから、南沙のミスチーフ岩礁に基地を建設し始めたのである。中国共産党ほど信用に値しない体制はこの世にないのである。


mischief islands taken by china 1995

今はこういう状態になっている。ワシントンは「埋め立てを即時中止せよ」と北京に言った。だが、四日前に中国軍は実弾演習を強行した。中国外務省の報道官は「アメリカが挑発すれば、チャイナは主権を守る為に戦う」とまで言い放った。さてさて、次のステージとは?


us Japan Australia

米日豪の合同演習が行われた。これの意味するところは、ミスチーフ岩礁の上空を編隊が飛ぶということである。日米海軍も同時にその海域を遊弋するであろう。勿論、日米の潜水艦群もだよね? 伊勢平次郎 ルイジアナ





ということで、海外広報に、ご献金を頂きたい

日本人で、伊勢一人がブルームバーグ紙で論戦している。アメリカ人は100%伊勢の「中国批判」に賛成なのです。とくに、日本に配備された米海軍軍人はね。「日本海軍は兵士も艦船も中国海軍よりもダントツに優れている」と書いてくれた。だが、今日はアメリカを批判した。

Iseheijiro • 9 hours ago
Japan is a sovereign nation and the closest ally to the US. Japan is not a lapdog of US. They agree if the US request is legitimate such as Okinawa bases. Majority of Japanese oppose Abe's reinterpretation of their constitution. They claim there is not enough explanation to change. However, that is not the real reason. Japanese public does not trust US from time to time. For example, George Bush's private war with Iraq 2003, another is Hiroshima/Nagasaki atomic bombing that killed innocent civilians August 1945.


A) 振込口座

1)金融機関   みずほ銀行・上大岡支店・支店番号 364
2)口座番号   (普通)    2917217
3)口座名    隼機関   ハヤブサキカン

B) 郵便局口座

1)口座番号  10940-26934811
2)口座名    隼機関   ハヤブサキカン


*7月30日、MIZ・TAKさまから、20、000円~ 7月25日、SHO・KATSUさまが、5、000円を下さった。7月23日、YA・HIさまが、10、000円を下さった。WA・EIさまが今月も(毎月)、1000円の寄付を下さった。たいへん感謝しています。有難うね。日本はまだまだ、経済も、国防も、米国政府の援助が必要なのです。伊勢爺の論戦はそこに重点を置いたものです。アメリカを批判するのも、アメリカに失敗されたくないからです。伊勢

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プロフィール

伊勢平次郎

Author:伊勢平次郎
 
伊勢平次郎はペンネーム。アメリカへ単身移住してから50年が経つ。最初の20年間は英語もろくに話せなかった。英語というのは、聴き取りにくく、発音しにくい厄介なものだ。負けん気だけで生きた。味方を作ることが生き残る道だと悟った。そのうち、コロンビア映画、スピールバーグ監督、トヨタ工場、スバル・いすゞ工場の北米進出、日本の新聞社に雇われた。2013・6 冒険小説You Die For Me アブドルの冒険(邦題)をアマゾンから出版した。昨年のクリスマスには、King of Pepper(英語版)胡椒の王様を出版した。日本、英国、デンマーク、ドイツの読者が読んでくれたわ。妻のクリステインと犬2匹で、ルイジアナの湖畔に住む。

写真は、ハヤブサ F. p. japonensis。カタカナで書かれる。瞬間飛翔速度は、時速300キロという猛禽。

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