2015/08/07 (Fri) 消えゆく相場師
sprint i year 8.6.15

「消えゆく相場師」とは、1)カール・アイカーン~2)ワーレン・バフェット~3)孫正義のことだ。アイカーンのポートフォリオを観察しているとこの稀代の相場師の判断が鈍っていることが判る。例えば、アップル~チェサピーク天燃ガス~アメリカン貨物車~ホロジックス(女性の胸のスキャン)だ。全て、一貫して下げているのに、または、「下げ」の兆候が明らかなのに持ち続けて、結局、売却している。バフェットはもう終わった。孫も同じである。いくら新CEOが株価を上げたと言っても、2013年に買収したUSスプリントはTモービルに大負けに負けているのだ。立ち戻る兆しはない。チャートの通り、株価はソフトバンクや、みずほが買った値段の半値以下となった。相場師は「引き際」が最も重要なのである。日本の銀行は無能である。伊勢平次郎 ルイジアナ


連載小説「憲兵大尉の娘」(4)

drown horse

「炭は正月まで充分だな。今、客が来ないと食えない」と旅館の持ち主たちが心配そうに言った。十歳の少年にはその意味が分った。父親の清太郎が大福帳を取り出していた。五玉の算盤をちゃぶ台に置いて、太い人差し指で玉を弾いた。米や麦の単位は江戸時代のままである。枡~斗~石~俵、、カネだけが、圓~銭~厘である。厘という硬貨はないので銭に換算するのである。旅館に青森の呉服屋が来ていた。清太郎が反物を買った。正月の用意である。反物の単位は「幅」または、尺である。赤子が生まれたので布団の綿も買った。呉服屋にカネを払った。呉服屋はバターとカワマスの干物を買った。

取引と勘定が終わると、旅館の主が「お手を拝借」と言った。一同は、シャンシャンと手を叩いて、掌(たなごころ)を天井に向けた。酪農が家業の父子が一日の疲れを取るために湯に入った。

八甲田温泉は昭和の初期に炭焼き職人が小川の横に湧き出ているのを発見してはじまった。硫黄分の多い湯である。宿泊客は、青森の商人~近郷の農民~酪農家~炭焼き~木こりたちである。旅館が建つと、バス停~郵便局~役場~薬局が揃った。電話は郵便局にしかなかった。駐在はいない。泥棒などいないからだ。一日一回、青森から来るバスは十人乗りの木炭車である。木炭車は「ヒュウ、ヒュウ、ヒュウ」と風車を吹くような音がした。県道を走るその音が遠くから聞こえた。

道夫が清太郎の背中を手拭いで洗っていた。「道夫、金にはならんかったが、米を多く買った。東京の政府がむごい政治をやっておる。旅館は闇米を買わんとやっていけないんだ」と手ぬぐいを頭に乗せた清太郎が言った。清太郎は、長男の道夫は自分が幼少の頃よりも賢いと思っていた。感情に起伏がなく苦難に面すると道筋を立てて解決した。メモ帳を胸のポケットに入れて行動に計画性があった。清太郎は道夫に高等教育を受けさせる考えであった。中学~高校~北海道帝国大学、、妻の光江も同じ思いを持っていたので、郵便局に道夫の口座を作って学資を積み立てていた。「兵隊になったらいかん。日本はお前が必要になる。札幌の北大へ行けよ」と言っていた。

大座敷で宴会が始まっていた。青森は酒も美味いが、網走の焼酎に人気があった。旅館の亭主が焼酎を酌んで回った。道夫が食卓に並んだ魚介類に目を見張った。太平洋の魚~陸奥湾のほたて貝~津軽の鯛~ヤリイカ、、暖流、寒流、満潮干潮の差が大きいので陸奥湾は海流も早く最高の漁場なのだ。これは現在でも同じである。

                         *

朝メシも豪華だった。白米~生卵~バター~シラウオの塩焼き~秋田のハタハタ~海苔~白菜の漬物~味噌汁、、ゆっくりと寝たので、宴会であれだけ食べたのに食欲が出た。

「今日も雨模様だな」と清太郎が空を見上げて言った。

「お父さん、山道がぬかっている。買い物は、ぼくがする。荷を積んだら直ぐに出よう」

道夫は、メモ帳~預金通帳~現金を持って郵便局へ行った。あとは雑貨屋と薬局だけであった。弟と妹たちに甘菓子と飴を大量に買った。石鹸を買った。最後に正月に揚げる凧を買った。ねぶたの武者絵が気に入った。旅館に帰ると馬小屋の道産子たちは麦藁を充分食って元気一杯だった。花子という若馬が寄ってきた。黒砂糖をねだった。

米俵~麦俵~薩摩芋~ジャガイモ~農具~塩~ぬか、、来たときよりも荷が多かった。一番若い花子に薩摩芋とジャガイモと農具を括りつけた。旅館の亭主が焼酎の一升瓶を四本くれた。

「春、仔馬が生まれたら、一頭くれんかな?」

「今、六頭が胎が大きい」と清太郎が笑った。

父子と三頭の馬が出発した。霧がすっぽり原野を包んでいた。南方の八甲田山が見えない、、

                           *

丘陵の北側は緩やかである。一行は何なく山頂に着いた。正午を越えていた。道夫が見上げると雨雲が垂れ下がっている。一時間後、駒込川に架かる木橋が見えた。ポツリポツリと大粒の雨が降り始めた。木橋に着いた頃は土砂降りとなっていた。駒込川は水かさが増えて、橋梁がすっぽりと水の中であった。その上に急流が白波を立てている。

「お父さん、橋は滑る。雨が止むのを待とう」

「いや、夕暮れの山道は危ない」と渡り始めた。道夫は花子の綱を握ってシンガリを勤めた。花子は神経質だから、、

木橋の真ん中に来たとき、花子が嘶いた。道夫がその鼻を撫でた。花子が滑った。立ち直ろうとして欄干に寄った、、欄干が折れる音がした、、花子が横倒しに川に落ちた。驚いた清太郎が戻って来た。花子が吼えた。その目は恐怖に引きつっていた。あっと言う間に荷駄もろとも急流に飲まれた。

                          ~続く~






ということで、海外広報に、ご献金を頂きたい

日本人で、伊勢一人がブルームバーグ紙で論戦している。アメリカ人は100%伊勢の「中国批判」に賛成なのです。とくに、日本に配備された米海軍軍人はね。「日本海軍は兵士も艦船も中国海軍よりもダントツに優れている」と書いてくれた。だが、今日はアメリカを批判した。

Iseheijiro • 9 hours ago
Japan is a sovereign nation and the closest ally to the US. Japan is not a lapdog of US. They agree if the US request is legitimate such as Okinawa bases. Majority of Japanese oppose Abe's reinterpretation of their constitution. They claim there is not enough explanation to change. However, that is not the real reason. Japanese public does not trust US from time to time. For example, George Bush's private war with Iraq 2003, another is Hiroshima/Nagasaki atomic bombing that killed innocent civilians August 1945.


A) 振込口座

1)金融機関   みずほ銀行・上大岡支店・支店番号 364
2)口座番号   (普通)    2917217
3)口座名    隼機関   ハヤブサキカン

B) 郵便局口座

1)口座番号  10940-26934811
2)口座名    隼機関   ハヤブサキカン


*7月30日、MIZ・TAKさまから、20、000円~ 7月25日、SHO・KATSUさまが、5、000円を下さった。7月23日、YA・HIさまが、10、000円を下さった。WA・EIさまが今月も(毎月)、1000円の寄付を下さった。たいへん感謝しています。有難うね。日本はまだまだ、経済も、国防も、米国政府の援助が必要なのです。伊勢爺の論戦はそこに重点を置いたものです。アメリカを批判するのも、アメリカに失敗されたくないからです。伊勢


comment

<<除隊するときはどうだった>と聞くと、<上官に命令だから帰れといわれたから帰ってきた>といいました。

「一階級上の兵隊は神様」と言われた。二等兵の仕事は二人の上官の世話だった。つまり召使。小野田寛雄さんを覚えてる?戦闘解除は命令した者からでないと受けなかった。

法に順じない模範が権力者。それで、若者に法を強いるんだから混乱する(笑い)。法も、法廷も、裁判官も屁理屈に時間をかける。オーム裁判は永遠に終わらない(笑い)。死刑は執行されない。だから、犯罪は減らない。伊勢
2015/08/07 13:57 | 伊勢 [ 編集 ]

すみません、校正を忘れました

<除隊するときはどうだった>と聞くと、<上官に命令だから帰れといわれたから帰ってきた>といいました。
 日本人自身の行動規範、特に命令という概念が日本語にはないから、わからないものがある。
 法的規制、憲法遵守というが、法を遵守するということが理解できていない気がします。
 法令を遵守するということは法令どおりに行動をするということではない。あくまで法令を基準にして、行動して、これは法令を無視した。これは遵守したということです。
 このあたりのことは考えましたがわかりません。
現在の政府というより、戦前の政府も憲法など無視していました。それが内実です。
 その具体的例として今安部総理がというより政府談話というものです。これはどこを探しても法令にありません、したがって「何を根拠に出すか不明です。
 それでは困るから、不肖kenjiが説明しますが、戦後t天皇の位置が変わったから本来は天皇が勅語として出すものです。しかしそれは大東亜戦争後の憲法改正で終了した。そのため長くそれは出されなかったが、どのようなわけか、1990年代、確か宮沢首相のときに出るようになったと思う。一種の先祖がえりだが、それなら憲法を変えてすればいいものを、そこは異なる。
 では勅語とはなにか?これが問題でしょうね。天皇という考え方(これは天皇機関説と同じ思考だが)には支那の影響が深く入っているから、それを見る必要がある。  
 そのほかの例をあげると
 学校で言うと、先生と議論ないしディベートができる教育環境ではなく、あたかも勅語を聞くように先生の話を聞くということです。
2015/08/07 13:10 | kenji [ 編集 ]

<除隊するときはどうだった>と聞くと、<上官に命令だから帰れといわれたから帰ってきた>といいました。
 日本人自身の行動規範、特に命令という概念が日本語にはないから、わからないものがある。
 法的規制、憲法遵守というが、法を遵守するということが理解できていない気がします。
 法令を遵守するということは法令どおりに行動をするということではない。あくまで法令を基準にして、行動して、これは法令を無視した。これは遵守したということです。
 このあたりのことは考えましたがわかりません。
現在の政府というより、戦前の政府も憲法など無視していました。それが内実です。
 その具体的例として今安部総理がというより政府談話というものです。これはどこを探しても法令にありません、したがって「何を根拠に出すか不明です。
 それでは困るから、不肖kenjiが説明しますが、戦後天応の位置が変わったから本来は天応が勅語として出すものです。しかしそれは大東亜戦争後の憲法改正で狩猟した。そのため長くそれは出されなかったが、どのようなわけか、1990年代、確か宮沢首相のときに出るようになったと思う。一種の先祖がえりだが、それなら憲法を変えてすればいいものを、そこは異なる。
 では勅語とはなにか?これが問題でしょうね。天皇という考え方(これは天皇機関説と同じ思考だが)には支那の影響が深く入っているから、それを見る必要がある。  
 そのほかの例をあげると
 学校で言うと、先生と議論ないしディベートができる教育環境ではなく、あたかも勅語を聞くように先生の話を聞くということです。
2015/08/07 13:04 | kenji [ 編集 ]

<いいですか10万人もの人が三月10日に出ている。次は更に多くの人が死ぬという判断しか出てこないがしかしわが国は異なった。そのわけを本当に知ることのほうが重要です。

答えは「死して、天皇陛下を守れ」です。だから、天皇陛下ご自身が「戦闘停止」を命じたのです。伊勢
2015/08/07 09:48 | 伊勢 [ 編集 ]

瑞穂は一度つぶれています。山一と同じです。だから同じことになる。国民は瑞穂の将来を想定して、行動することだと私は思っている。
 倒産したということは普通に考えられているより大きな意味がある。日航をみればいい。
 原爆投下で犠牲が20万人出たという。
それよりの戦闘で膨大な人々が戦死している。その事実を見れば勝てないことはもはや決まっていた。
 東京大空襲で10万人が死んでもその政策を変えなかったわが国政府ですよ。その意味の重大性を日本人はからきし反省していない。
 いいですか10万人もの人が三月10日に出ている。次は更に多くの人が死ぬという判断しか出てこないがしかしわが国は異なった。そのわけを本当に知ることのほうが重要です。
 父親が言うには,<帰ってきてから、近所の人がお前の親父(私の爺さん)さんは四月にはこの戦争は負けだといっていたから、たいしたものだといわれた>と。そこでお父さんたちはと利くと、笑って<必勝の信念でがんばっていた>といった。
 しかし何故、負けとは判断しなかったか自身不思議に思っていたようです。似たようなことをきくと、困った表情をしました。
 似たことが現在にもある。面白いことに当時勝つと主張した人々の理屈をよく考えると、それは負けるという主張であったことがわかる。
 この原則を現代のいろいろなものに適用することです。一例として、財政再建です、日銀の異次元緩和の目的とその手段の説明です。
2015/08/07 09:25 | kenji [ 編集 ]









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プロフィール

伊勢平次郎

Author:伊勢平次郎
 
伊勢平次郎はペンネーム。アメリカへ単身移住してから50年が経つ。最初の20年間は英語もろくに話せなかった。英語というのは、聴き取りにくく、発音しにくい厄介なものだ。負けん気だけで生きた。味方を作ることが生き残る道だと悟った。そのうち、コロンビア映画、スピールバーグ監督、トヨタ工場、スバル・いすゞ工場の北米進出、日本の新聞社に雇われた。2013・6 冒険小説You Die For Me アブドルの冒険(邦題)をアマゾンから出版した。昨年のクリスマスには、King of Pepper(英語版)胡椒の王様を出版した。日本、英国、デンマーク、ドイツの読者が読んでくれたわ。妻のクリステインと犬2匹で、ルイジアナの湖畔に住む。

写真は、ハヤブサ F. p. japonensis。カタカナで書かれる。瞬間飛翔速度は、時速300キロという猛禽。

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