2015/08/10 (Mon) アメリカは対中国経済制裁をする
china-iron-ore tumble 3.13.14

杭州などの港に鉄鉱石が山済みのままだ。チャイナにビルを建てる音はしなくなった。当然のことに対米輸出も急減した。


iron ore loading australia

オーストラリアも悲鳴を上げている。鉄鋼をチャイナに運ぶ船が港に停泊したままだからだ。カナダもよく似た経済だが、カナダは原油と天然ガスの輸出国。日本はカナダの大きなお客様なのだ。チャイナはカナダから買っていない。理由は判らない。カナダは北米と地続きなので安定している。




チャイナの鉄鉱石輸入のチャートだ。需要が急減している。



日中貿易も急減中だ(笑い)。


China GDP chart

というわけで、チャイナのGDPも急減中なのだ(笑い)。


伊勢のアメリカ論

昨日は、「アメリカと織田信長を考える」を書いたが、何のコメントもなかった(笑い)。頓珍漢かい?さて、チャンネル桜を覗いたら、米中戦争を話していた。パネリストが石平さんを除いて、全員、戦争を前提として話しているのに驚いた。「アメリカは自分を犠牲にしてまでも日本を助けない」とかね。女のジャーナリストとやらは、「日本は感情、アメリカは勘定」などと駄洒落を言っていた。前陸将とかは、反米感情丸出しだった(笑い)。

まず、中国は、いきなり日本本土など攻撃しないよ。なぜなら勘定に合わないからだ。沖縄も攻撃されない。すれば全面戦争になるからだ。中国は焦土になると言って置くわな。それでは、南沙や東シナ海の挑発をどうする?アメリカ指導の対中経済制裁である。ジェイコブ・ルウ米財務長官は無口な人だが、経済制裁のプロなのだ。今、プーチンを懲らしめている。伊勢平次郎 ルイジアナ


連載小説「憲兵大尉の娘」(6)

kinaimaru new york

畿内丸は当時日本一の貨客船であった。筆者も資料を読んで驚いた。こう書いてある、、

<「畿内丸」は、新しい世代の日本の貨物船の先陣を切って三菱重工業長崎造船所で建造され、1930年(昭和5年)6月15日に竣工した。試運転にて18.438ノットの高速を発揮したが、速力性能の他に合計974.34立方メートルに及ぶ生糸専用のシルクルーム6室[、特殊貨物室63.63立方メートル、冷蔵貨物室341.41立方メートル、強力なデリック装置など充実した設備を備えていた。6月29日の香港発にて初就航し、7月13日に神戸港を経由して、]7月16日に横浜港を出港し、7月27日にロサンゼルスに到着。これまでの所要日数約23日を半分縮める11日間と6時間30分で太平洋を横断、新記録を樹立した。ニューヨークへは8月11日に到着し、横浜~ニューヨーク間を25日間と17時間30分で航行。ニューヨーク到着時、「日本は鉛筆の芯のようにとがった船を持ってきた」と賞された。「畿内丸」の就航により、行き詰まり感さえあった大阪商船のニューヨーク航路改善策は功を奏し、予期以上の成果を挙げて高速船の威力を見せつける事となった。また、他社の高速ディーゼル貨物船導入が進むきっかけとなったが、日本郵船のみこの分野では出遅れ、船舶改善助成施設によって建造されたN型貨物船の就航まで待たなければならなかった。1938年(昭和13年)7月からは終点をニューヨークからヨーロッパに変更した欧州航路にも就航。ようやく隊伍を整えた日本郵船の新鋭船と提携して覇を競うこととなった。しかし、第二次世界大戦勃発と日米関係の悪化により航路は縮小を余儀なくされ、1941年(昭和16年)3月15日の神戸発ニューヨーク行が最後の商業航海となった>

                     *

畿内丸の船倉は二段に仕切られていた。そこに一年兵たちは雑魚寝するのだ。長谷川が鎌田中尉の姿を見て驚いた。この痩せた面相に狂気のある男も満州へ送られたわけだ。鎌田が音声器を持って壇上に立った。

「われわれ青森歩兵連隊及び旭川歩兵大隊は朝鮮の羅津(らじん)港へ行く。これが満州に渡る最短距離だからである。波は高いが船尾から風が吹いている。お前ら、この畿内丸を気にいったか?どん百姓には勿体ない名船である。畿内丸は日本一速い船である。一昼夜で到着する。甲板に出て風に吹かれて良し。だが、甲板に出るときは、上官に許可を得よ」

この日、畿内丸に乗船した八百名の新兵や将校たちは、十年後の畿内丸の運命を知る由もなかった。




翌日の昼、長谷川と新兵五十人が甲板に出た。雨雲が垂れていたが、水平線の向こうに羅津港が見えた。「すると、三十二キロか。一時間で着くな」と長谷川が言うのを横の村田少尉が聞いた。少尉は口髭を生やしていた。

「きさま、数字に強いな」

「はあ、機関士殿に教わりましたから」

「おれが、ハルビン関東軍騎兵連隊の連隊長だ」

「よろしくお願いします」

「満州の戦闘は内地の訓練と違う。最初の一年を生き延びれば生き残る。いずれ分る」

――誰が生き残るのだろうか?と長谷川は新兵たちを見ていた。入隊したときの顔ではなかった。厳しい訓練と野外演習や行軍で顔が引き締まった青年になっていた。

畿内丸が汽笛を三回鳴らした。水兵が埠頭に投げられたロープを繋ないだ。日本海軍の駆逐艦が四隻、東北に艦首を向けて沖に停泊していた。ロシアのウラジオストック軍港が東北四十キロメートルにあるからだ。タラップが取り付けられた。小雨が降り始めた。

「満州は夏が雨季なんだよ」と騎兵少尉が長谷川に言った。

「雨合羽は要らない。有蓋車である。ここから吉林~新京へ行く」と鎌田中尉が新兵たちに言っていた。
               
                              ~続く~






ということで、海外広報に、ご献金を頂きたい

日本人で、伊勢一人がブルームバーグ紙で論戦している。アメリカ人は100%伊勢の「中国批判」に賛成なのです。とくに、日本に配備された米海軍軍人はね。「日本海軍は兵士も艦船も中国海軍よりもダントツに優れている」と書いてくれた。だが、今日はアメリカを批判した。

Iseheijiro • 9 hours ago
Japan is a sovereign nation and the closest ally to the US. Japan is not a lapdog of US. They agree if the US request is legitimate such as Okinawa bases. Majority of Japanese oppose Abe's reinterpretation of their constitution. They claim there is not enough explanation to change. However, that is not the real reason. Japanese public does not trust US from time to time. For example, George Bush's private war with Iraq 2003, another is Hiroshima/Nagasaki atomic bombing that killed innocent civilians August 1945.


A) 振込口座

1)金融機関   みずほ銀行・上大岡支店・支店番号 364
2)口座番号   (普通)    2917217
3)口座名    隼機関   ハヤブサキカン

B) 郵便局口座

1)口座番号  10940-26934811
2)口座名    隼機関   ハヤブサキカン


*7月30日、MIZ・TAKさまから、20、000円~ 7月25日、SHO・KATSUさまが、5、000円を下さった。7月23日、YA・HIさまが、10、000円を下さった。WA・EIさまが今月も(毎月)、1000円の寄付を下さった。たいへん感謝しています。有難うね。日本はまだまだ、経済も、国防も、米国政府の援助が必要なのです。伊勢爺の論戦はそこに重点を置いたものです。アメリカを批判するのも、アメリカに失敗されたくないからです。伊勢



comment

Mephist先生

この「憲兵大尉の娘」は長編なのです。クリスマスまでに脱稿するかな?編集もあるしね、、「犠牲者があって、今日の日本がある」と言っても、かっての戦争を極力忘れたいらしい。でも、靖国に参る人々は増えた。ぼくは、その人々と共に生きていく。戦う意思のない者を助けることはないです。応援を有難うね。伊勢
2015/08/11 00:59 | 伊勢 [ 編集 ]

伊勢殿
満州国の話はいいですね。
地勢も政治も頭に入っていながら、溥儀の話以外はまるでファンタジーの世界です。
個人的にはkindleで発刊してもらえると、時間のある時にじっくり読めるので助かります。
2015/08/10 23:34 | Mephist [ 編集 ]









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プロフィール

伊勢平次郎

Author:伊勢平次郎
 
伊勢平次郎はペンネーム。アメリカへ単身移住してから50年が経つ。最初の20年間は英語もろくに話せなかった。英語というのは、聴き取りにくく、発音しにくい厄介なものだ。負けん気だけで生きた。味方を作ることが生き残る道だと悟った。そのうち、コロンビア映画、スピールバーグ監督、トヨタ工場、スバル・いすゞ工場の北米進出、日本の新聞社に雇われた。2013・6 冒険小説You Die For Me アブドルの冒険(邦題)をアマゾンから出版した。昨年のクリスマスには、King of Pepper(英語版)胡椒の王様を出版した。日本、英国、デンマーク、ドイツの読者が読んでくれたわ。妻のクリステインと犬2匹で、ルイジアナの湖畔に住む。

写真は、ハヤブサ F. p. japonensis。カタカナで書かれる。瞬間飛翔速度は、時速300キロという猛禽。

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