2015/08/11 (Tue) 失われた心と精神
国会議事堂の前で「安保法制反対」を叫ぶ日本人。80%の有権者が反対だと。すると、少なくとも、5000万人はいることになるね。つまり、「心も精神も失った」ということなのである。安倍晋三首相に、その責任の一端がある。それは、言行に大きな矛盾があるからだ。これだけ多くの戦う意思のない国民を抱えるからには、核は放棄できないのだ。ワシントンにそう言えばいい。ブルームバーグに、伊勢が「日本の核保有の権利」を書いたら、アメリカ人も東南アジアの人も「それが最もコストが安く合理的だ」と賛成したよ。首相が自から核放棄するほど愚劣なことはこの世にはない。さらには、原発も核の一つなのだよ。その矛盾さえ気が着かないのかね?伊勢平次郎 ルイジアナ


連載小説「憲兵大尉の娘」(7)

tomankou bridge

左から右(西)へ渡ったのだろう、、


貨物列車の屋根の上に機銃を据えた兵隊が数人乗っていた。開発されたばかりの九九式軽機関銃だ。これを見た新兵たちは初めて戦地に来たことを悟った。

「これを読んでおけ」と村田少尉が分厚い冊子を長谷川に渡した。表紙に、“満州の鉄道及び橋梁”と墨で書いてあった。

「中尉殿はお若く見えますが、お歳はおいくつですか?」

「陸軍中尉にしては若いという意味か?」と村田中尉が笑っていた。

「自分は二十八なのです。規定の通り二等兵ですか?」

「うむ、おれは貴様と同じ歳だ。貴様の階級は関東軍憲兵本部が決める。それまでは、おれの副官である」

「はあ、副官は何をするのでしょうか?」長谷川は、村田中尉のフンドシを洗わされるのを恐れたのだ。

「俺が渡す本を読んでおけ。それと一時も体を鍛えることだ。貴様の脚は騎兵に向いている。脚が兵隊の全部だ。弁当食うか?」と村田中尉が当番兵を手招きした。

                              *

冊子を開けると、図們鉄道(羅津~新京)が目に入った。そういえば、通過した駅に「図們」と西へ矢印があった。日本と同じように軽便鉄道なのである。軽便鉄道は山間部や湾局する海岸が多い日本の地勢には向いていた。日本に蒸気車を持ってきたイギリスでも同じだった。広軌はコストが高く、カーブでは半径が大きいのである。つまり小回りが利かない。この朝鮮北端の羅津から新京へ行く鉄道の解説があった、、

<図們鉄道(羅津~新京)の路線形成の経緯は複雑である。日本統治時代に朝鮮総督府鉄道局咸鏡線の延伸として1917年に清津~会寧間を開業させ、その先は南満洲太興~図們鉄道という軽便鉄道会社が上三峰・潼関までを建設、1927年に上三峰から満州(中国東北部)側の天図鉄道とを直接結ぶ豆満江橋梁が完成し、満州連絡鉄道の一つとなった。しかし軌間が異なっていたことから、他の朝鮮鉄道とは直通運転ができなかった。1929年には朝鮮総督府鉄道局(鮮鉄)が買収し、会寧~潼関間を図們西部線とする。そしてほぼ同時に、図們東部線として日本海に面した港の雄基(現:羅先)を起点とし潼関に至る、日本と満州東部を結ぶ短絡ルートの一つとなる路線の整備も進められて、1929年に雄基~新阿山間が開業したのを皮切りに、1932年に南陽まで、1933年までに潼関までが開業し全通、これが図們線となった。同年には、満州国(1932年建国)の首都新京(現:長春)から図們(南陽の対岸)までを結ぶ満州国有鉄道の一部となった>


満州国建国は昭和七年である。それから五年が経っていた。長谷川道夫は四歳のときに大連から新京特別市に父の清太郎と行ったときの写真があるので想像は着いた。記憶は全くなかった。ただ、すれ違う急行列車の汽笛だけを覚えていた。

八百名の兵隊を載せた貨物列車が鉄橋を渡った。豆満江だ。新兵たちは窓から首を出した。「首を出すな」という怒鳴り声がした。鎌田中尉である。何の変哲もない鉄橋である。だが、ロシアの国境が真横にあるのだ。

                              ~続く~






ということで、海外広報に、ご献金を頂きたい

日本人で、伊勢一人がブルームバーグ紙で論戦している。アメリカ人は100%伊勢の「中国批判」に賛成なのです。とくに、日本に配備された米海軍軍人はね。「日本海軍は兵士も艦船も中国海軍よりもダントツに優れている」と書いてくれた。だが、今日はアメリカを批判した。

Iseheijiro • 9 hours ago
Japan is a sovereign nation and the closest ally to the US. Japan is not a lapdog of US. They agree if the US request is legitimate such as Okinawa bases. Majority of Japanese oppose Abe's reinterpretation of their constitution. They claim there is not enough explanation to change. However, that is not the real reason. Japanese public does not trust US from time to time. For example, George Bush's private war with Iraq 2003, another is Hiroshima/Nagasaki atomic bombing that killed innocent civilians August 1945.


A) 振込口座

1)金融機関   みずほ銀行・上大岡支店・支店番号 364
2)口座番号   (普通)    2917217
3)口座名    隼機関   ハヤブサキカン

B) 郵便局口座

1)口座番号  10940-26934811
2)口座名    隼機関   ハヤブサキカン


*7月30日、MIZ・TAKさまから、20、000円~ 7月25日、SHO・KATSUさまが、5、000円を下さった。7月23日、YA・HIさまが、10、000円を下さった。WA・EIさまが今月も(毎月)、1000円の寄付を下さった。たいへん感謝しています。有難うね。日本はまだまだ、経済も、国防も、米国政府の援助が必要なのです。伊勢爺の論戦はそこに重点を置いたものです。アメリカを批判するのも、アメリカに失敗されたくないからです。伊勢


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プロフィール

伊勢平次郎

Author:伊勢平次郎
 
伊勢平次郎はペンネーム。アメリカへ単身移住してから50年が経つ。最初の20年間は英語もろくに話せなかった。英語というのは、聴き取りにくく、発音しにくい厄介なものだ。負けん気だけで生きた。味方を作ることが生き残る道だと悟った。そのうち、コロンビア映画、スピールバーグ監督、トヨタ工場、スバル・いすゞ工場の北米進出、日本の新聞社に雇われた。2013・6 冒険小説You Die For Me アブドルの冒険(邦題)をアマゾンから出版した。昨年のクリスマスには、King of Pepper(英語版)胡椒の王様を出版した。日本、英国、デンマーク、ドイツの読者が読んでくれたわ。妻のクリステインと犬2匹で、ルイジアナの湖畔に住む。

写真は、ハヤブサ F. p. japonensis。カタカナで書かれる。瞬間飛翔速度は、時速300キロという猛禽。

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