2015/09/25 (Fri) 自然衰退する日本
abe weak PM

これが、USのブルームバーグ経済紙の安倍首相である。「新しい矢を声高々に演説したが、その到達の期限は述べなかった」と書いている。つまり「自信がない」と受け取られたのである。伊勢平次郎 ルイジアナ







連載小説「憲兵大尉の娘」第二部(50~51)

表紙憲兵大尉の娘_convert_20150830145240


(50)

長谷川が英国租界へ行った。領事館員の津村という女性が着いている。ふたりがハロッズに入って行った。長谷川にハロッズを勧めたのは領事である。領事が「髭を剃れ」とアドバイスした。

「何に興味がありますか?」と店員が挨拶をした。

「ダブルのスーツを見せてください」と津村が英語で店員に言った。どれも高価なものだ。何しろ、エジンバラ公が贔屓なのだから。女性の指さした濃紺のスーツをハンガーから外すと、「これがエジンバラ公のお気に入りなんです」とカネはあるのか?という顔をした。

「これがいい」と長谷川が言うと、「それでは寸法を測らせて頂きます」と店員が巻尺をポケットから取り出した。

胸~腕~腰~腰から足のくるぶし、、「肩、腕、腿ががよく発達されている。テーラーが必要です」と言った。津村が注文して、前金を日本円で払った。「やはり日本人か」と長谷川の顔を見ていた。それほど、長谷川は、ロシア騎兵の将校に似ていた。

次に向かいの「ワシントン」という靴屋に入った。津村が黒い革靴を選んだ。次に、帽子の老舗に入った。やはりアメリカ製の黒いソフトを買った。

長谷川が人力車に乗って海関大楼に戻って来た。飛鳥がいなかったがメモが机の上にあった。「玉仏禅寺へ行く。夕方帰るからフランス料理を食おう」

飛鳥が坊さん姿で戻って来た。シャワーを浴びて背広とネクタイに着替えた。ふたりは階下のフランス料理店に入った。

「俺は明日の昼に福岡に飛ぶ。しばらく日本で仕事がある」と長谷川を驚かした。

「はあ、自分の任務はなんでありますか?」

「明日の夜、サロン・キテイへ行って、上海の顔役と会って来てくれ。これは君にしか出来ない。阿片のルートだ。上海のギャングは欧米の政府に保護されている。兵器の仲介をしてる。日本兵がその兵器で死ぬ」

「自分も上海に留まれませんが」

「上海の闇のキングらのリストが出来たら、ハルピンへ帰り給え。飛行機は上海領事が手配している」

                              *

飛鳥がベルボーイに「記念写真を一枚撮ってくれ」と頼んだ。そして、ふたりは肩を組んでポーズを取った。

「お客さま、笑ってください。ハーイ」とボーイが言って、オリンパスのシャッターを切った。

飛鳥大尉がトランクを持って出て行った。長谷川は心が空になるのを覚えた。部屋に戻って、貞子に手紙を書いた。小樽の埠頭を離れててから、10ヶ月半が立っている。一人になった。いかに、飛鳥の存在が大きかったか、、

夕方、ハロッズからスーツが届いた。ネクタイ、広い手袋、ハンカチまで入っていた。

ベッドスタンドの電話が鳴った。「迎えが来ている」とベルボーイが言った。ロンドン仕立てのダブルを着て鏡の前に立った。自分でも驚くほど紳士に見えた。それも闇の紳士である。トンプソンを構える格好をしてみた。まるで、シカゴのイタリアン・マフィアなのだ。表情を練習した。これも、フランク・ニテイそのものである。「にやり」と口を歪めてひとさし指を立てた。「拒否」のジェスチャーである。

「ほう」とふたりの武官が感心していた。武官たちもヤクザ風なのであった。黒いスーツ~グレーのソフト~白い靴、、

「みなさん、よくお似合いですね」とボーイが黒いフォードのドアを開けた。拳銃は持って来なかった。セダンが南京路へ向かった。上海青竜江迎賓館に着いた。青竜の刺青のある支那人のヤクザがふたり立っていた。ドアを開けると長谷川が降りた。大男のヤクザが長谷川のか体をまさぐった。そして、ロビーに招いた。武官たちも同じように探られた。

ロビーを通って宴会用のボールルームに入った。シャンデリアの下に楕円形の豪華な円卓がある。スーツに飾りの白いハンカチを胸のポケットに入れた英国人の男が二人~カウボーイハットの赤ら顔のアメリカ人がひとり~支那服を着た中国人が三人立ち上がった。

「欢迎、欢迎(ようこそ)鯨神さん」と一斉に言った。これには、わけがあった。領事館が長谷川は広島の新興ヤクザ鯨神一家の組長に似ている。それに化けることに決めたのだ。若親分の鯨神辰夫は上海に来ていた。だが、子分ごと特高警察に拘束されて牢屋にいたのである。

「你好。我感谢你」と長谷川が挨拶をした。叩頭はしなかった。後ろの武官たちは叩頭した。

「若親分に乾杯」と太った親分が言った。黄金栄だと判った。横に弁髪の杜月笙がいた。黄金栄、杜月笙、張嘯林の三人の顔役は上海では有名であった。

「張嘯林さんは?」と長谷川が訊いた。

「張嘯林親分は都合が悪くて来れない」と杜月笙が答えた。長谷川が天井のシャンデリアを見上げた。


上海は法規制が緩く、阿片窟~売春宿~カジノなどの商売が繁盛していた。法治社会よりも裏社会が築かれていった。上海ギャング青幇の親分格である黄金栄~杜月笙~張嘯林の三人は裏の世界の顔役になっていた。青幇はおおっぴらに売春宿や阿片窟を営み、阿片の流通を支配した。さらに、行政に裏から手を回していたため、これらの行為が取り締まれることもなかった。この土台が更に国内外の犯罪者などを呼び寄せた。娯楽が豊富にあったために「この街を一度訪れたい」と思うような魅力を作り出していた。成功した者は黄浦江のバンドに現代的な建物を立て、最新の消費文明を享受した。豊かになるに従ってさらに多くの外国人が訪れるようになったのである。流入したのは外国人だけではなく、地方から多くの中国人も仕事を求めて流入し始めた。安い中国人労働力を求めて、黄浦江の東岸には多くの工場が建てられた。多くの人によって産み出された莫大な富は上海に摩天楼を築き上げた。ということは、この闇の帝王たちは上海に貢献したとなるのである。「暗黒外」とか「魔都」と呼ばれる由来である。

宴会が終わると、サイコロ賭博が始まった。「明日、それでは」と長谷川が上がった。黄金栄が不思議な顔をした。だが、「では、明日、商談をしましょう」と言って腕を広げた。だが、長谷川は見て見ぬふりをした。

「ああ、記念写真を撮りましょう」と想い出したように言った。そして円卓に再び座った。写真屋が「ボ~ン」とフラッシュを焚いた。この写真屋は領事館が手配したものであった。フォードの扉を閉めた。北の上海駅の方角に走った。

「尾行されている」と武官が言った。「駅前で停めろ」と長谷川が言った。セダンを降りて、駅へ行くふりをした。そして何か忘れたように戻って来た。セダンに乗ると、トカレフを引き抜いた。「ユーターンしてくれ」と運転手の武官に言った。黒いダッジが暗闇に停まっていた。三人乗っていた。長谷川がその運転手に向かってトカレフを発射した。運転手がハンドルに、うつぶせになった。のこりのふたりが逃げだした。ふたりの武官がフォードを飛び出して南部を撃った。上海のヤクザがひっくり返った。野次馬が集まって来た。その中には警官までいた、、長谷川がハンザ・キャノンで死んだ三人を撮っていた。武官がアクセルを踏んだ、、三十分後、海関大楼のドライブウエーに停まった。ベルボーイが飛んで来た。「乾杯しなおそう」と長谷川が言った。バーへ行った、、

                           *

長谷川道夫の乗った一式輸送機が上海浦東陸軍飛行場を飛び立った。朝から、ニョキニョキと東シナ海の上空に入道雲が立っている。七月なのである。

帰りも、やはり大連の周水子飛行場に降りた。カレンに電報を打った。海軍士官が乗り込んで来た。長谷川を見て敬礼をした。長谷川も答礼をした。

「上海はどうでしたか?」と隣に座った海軍中尉が訊いた。

「上海は不思議な街です。闇の世界が支配しているのですが、表では平和で楽しいのです。貧民街があるが、支那人は意外に明るいのです。これは希望があるからです」と中尉を驚かした。

「危険な目には会われなかった?」

「はあ、恐れている暇がなかったのであります」

「われわれは新京で降ります」

一式輸送機こと、ロッキードI-16は、ゴロゴロと快適に飛んだ。長谷川が飛鳥大尉を想った。「日本に帰れば安全だ」と思った。


新京駅と関東軍司令部の城が見えた。今度は陸軍士官が乗り込んで来た。どれも若い。古年次士官ではない。武漢三鎮や徐州会戦に出て行った第五師団と第六師団の穴埋めだろう。まだ戦場の洗礼を受けていない者たちだ。どおりで、よく喋る。遠足気分なのである。

上海を飛び立ってから、8時間が経っていた。「ガタン」とロッキードが脚を出した。夕陽が西に沈んで行く。ハルピン平房飛行場に着陸した。


(51)

ハルピンに帰ったその夜は、平房の憲兵隊将校宿舎に泊まった。カレンにもその
ように電報を打ってあった。

「長谷川少尉殿、ご苦労様であります。兵隊食堂で食事をしてください」と曹長が敬礼した。

「有難う。少し疲れたので、軽く食べて寝る」と笑った。

「今夜のおかずは秋刀魚であります」

「明日朝、指令官殿に会いたいんだが」

「食堂に居られますよ」

食堂に入っていくと司令官が立ち上がった。

「長谷川少尉、ご苦労であった。飛鳥大尉が日本に帰られたと聞いた」

「は、ご無事だと思います」

「報告は明日朝9時に司令官室へ来てくれ」

「は、沢山ありますので、よろしくお願いします」と言ってから足を揃えた。敬礼をして、自分のテーブルに着いた。給仕兵がビールを持って来た。

「秋刀魚を二尾くれんか?」新鮮な塩焼き秋刀魚が運ばれて来た。初茸の味噌汁~白菜の漬物~たくあんまでが懐かしかった。

                              *

指令官に報告をすると、「う~む」と唸った。

「飛鳥大尉は度胸があるな。そのようには見えないが」

花火を持ち込んだ話をすると、指令官が笑った。

「それに愛嬌もある。ストリッパーはどうしたのかね?」

「逃げました」

「もう上海に行かんでもええ」

「指令官殿、上海は不思議なところです」

「すこし休んでくれ。杉原領事もそう仰っている」

「乗馬に行こうと思っています」

「騎兵隊にいい馬を出せと言っておく」


一等憲兵がダットサンを運転して南崗区に戻った。天龍公園で降りた。ジュラニウムの花が咲き誇っていた。湿気が凄い。スターコビッツ家の館に着いた。ドアのベルを鳴らすと、カレンがドアを開けた。みるみる涙が頬を濡らした。母親のイリヤが娘を見ていた。「まあ、この娘(こ)ったら」と微笑んだ。長谷川がイリヤを抱きしめた。

居間にヤコブが居た。クラシックを聴いている。ヤコブは立ち上がって、長谷川を抱きしめた。そして、「飛鳥さんは?」と訊いた。

「飛鳥さんから預かった」と言って、清朝の花瓶を取り出した。

「まあ、なんと美しいこと」とイリアが花瓶を抱きしめた。


jade neckless


長谷川も、カレンに翡翠の首飾りと耳飾りのセットをプレゼントした。カレンが長谷川に抱き着いた。また涙がこぼれた。「ママ、今、すぐ着けてもいい?」と甘えた。


「さあ、カレン、親戚を呼んでくれ」とヤコブが言った。「今日、長谷川さんが帰ってくるというので、仔牛を煮込んだのよ。フランケンっていうの」とイリヤ。「パンは私が焼いたの」とカレン。

親戚一同がワインを持って来た。カレンの翡翠を見て口々に賞賛していた。長谷川が、衣服を換えたいと部屋に入った。カレンが長谷川のワイシャツを持って入って来た。ドアを後ろ手で閉めた。そして、長谷川の首に腕を巻き付けた。長谷川がカレンの赤い唇に接吻をした。

                                   *

朝が明けた。紅茶の臭いが漂っている。

「私、教室があるの、午後には帰って来るわ」とカレンが新聞を読んでいる長谷川に紅茶とクッキーを持って来た。

「その生徒だけど、何か変わったことはある?」

「う~ん、表情が読めないの。とても、つまらない人なの」

「領事さんは何か言ってる?」

「何も仰らないけど、こないだ恐い顔してたわ」

午後になってカレンが帰って来た。

「明日朝、一緒に領事館に来てください」って領事さんが仰った。

「報告がある」

「イワノフから何か言ってこないの?」

「言って来たわ。それも領事さんから聞いて頂戴」

長谷川がハバロフスクに行ったジャポチンスキーとウランを想った。

「長江の日本軍はどうしてるの?」

「難しい質問だね」

「何処まで行くのかしら?」とカレンの目が遠くを見る目になっていた。

「飛鳥大尉がビルマロードを閉鎖するだろうって言ってた」

「飛鳥大尉はここへ戻って来るの?」

「満州の防衛に大事な人だからね」

                                 *

カレンと長谷川が天龍公園に歩いて行った。

「特高はまだ向かいの家にいるの?」

「いいえ、この頃、見ないわ」

「露探はカレンに用がないんだ。それはね、カレンの生徒が領事館内にいるからだよ」

武官のダットサンが時間通りにやって来た。

「少尉殿、お久しぶりです」と敬礼をした。

領事館に入ると、カレンは教室に行った。長谷川は領事の執務室に入った。

「やあ、元気かね?」

「おかげさまで病気もしません」と報告をし始めた。

「上海領事館の報告で知っているが、重慶まで進軍した」

「日本軍はたいへん元気です。だが、30万の兵と機甲部隊の兵站が気になります。上海から1200キロですから」

「どこかで引き返すのが良いのだが」

「領事さん、ジャポチンスキーは何処に居るのですか?」

「ここ一ヶ月、連絡がないので心配している」

「あの池田という学生は問題ないのですか?」

「ある。飛鳥大尉が戻るのを待つ考えだ」

「少尉、君とカレンに休暇を出す。一週間だがね」

カレンと長谷川が天龍公園でダットサンを降りた。

「ねえ、カレン、ロシア料理食べる?」

「私、あの塔道斯(トトロ)って、お店が好きなの」

「ふたりが個室に入った。いつもの気の好い親父がカレンの好きなワインを覚えていた。カレンが長谷川に接吻をした。そのとき、「もしもし」とイワノフの声が聞こえた。ウランも居る。ふたりとも笑っていた。そして「ドカッ」と座った。イワノフが機関銃のように料理を注文し始めた。ウランはビールを舐めていた。

「もう、雰囲気をぶっ壊されたわ」とカレンがむくれた。長谷川が噴き出した。

「ハバロフスクはどうなったの?」

「危なくなったので逃げて来た。電信も打てなかったヨ」

「ドイツがスターリングラードに攻め込んだ。当分、満州はダイジョーブヨ」

「私たち、明日から、乗馬の旅に行くの。着いてきちゃダメよ」

「へえ、どうして?」とイワノフが笑っていた。

「もう、嫌な奴」とカレンまで笑っていた。

「ミス・スター、その翡翠、誰から貰ったの?」とまた笑った。

「もうやめなさい」と長谷川がイワノフに言った。すると、イワノフが歌い出した。

赤いサラファン ぬうてみても
たのしいあの日は 帰えりゃせぬ
たとえ若い娘じゃとて
何でその日がながかろう
燃えるような そのほほも
今にごらん いろあせる
その時きっと 思いあたる
笑ろたりしないで母さんの
言っとく言葉をよくおきき
とは言えサラファン ぬうていると
お前といっしょに若がえる

この体重200キロの巨人は、なかなか良い声をしていた。飛鳥大尉も、、自分は鳴かないカナリア、、ただの物理学者、、

料理を平らげると、イワノフが「オーチン・ハラショー」と立ち上がった。


                              ~続く~


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日本人で、伊勢一人がブルームバーグ紙で論戦している。中国経済が劣化してから中国人の書き込みがゼロとなっている。いかに習近平が窮地に陥ったかがよく判る。日中貿易を見直すときである。

A) 振込口座

1)金融機関   みずほ銀行・上大岡支店・支店番号 364
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1)口座番号  10940-26934811
2)口座名    隼機関   ハヤブサキカン


8月30日、MIZ・TAKさまから、20、000円~WA・EIさまが今月も(毎月)、1000円の寄付を下さった。この方々は何年もの期間、伊勢を応援してくださった。たいへん感謝しています。


新藤義考さんにメールを出した

[ メッセージ ]
隼速報の伊勢です。1941年、新京で生まれました。一家七人は終戦一年前に日本へ帰りましたが、兄三人は学徒出陣と予科練へ行きました。みな生還しました。「満州を掴んだ男」が現在集英社の手にあります。出版はわかりません。応援してください。ブログで「憲兵大尉の娘」を連載中です。是非、ご覧ください。



comment

kenji先生

長々と意味不明のコメントは疎まれます。誰が対象なのか~何を伝えたいのかが簡略でないとスルーされる。伊勢
2015/09/28 22:26 | 伊勢 [ 編集 ]

>沖縄県知事と同じ思想ですか?日米及び台湾などアジア太平洋沿岸国が自力では防衛が不足とは思わない?アメリカの占領と考えているのですか
本日夕方散歩をしていると、高校教師を退任した人が、<安保法制には賛成で、いつまでもアメリカに守ってもらうという考えはだめで、アメリカがしている部分を日本がしなければいけない。>といいました。彼もすべてを日本が自分でするということは無理と考えており、その分担において日本の負担を多くするという意見です。
 沖縄の知事はいろいろ調べると自身の利権がほしいだけのようです。
 支那の外交においては常にわが国が主目的で、アメリカではありません。支那がアメリカと張り合う気があるもんですか。
 南シナ海の基地の狙いは日本です。盧溝橋事件も狙いは日本でそのためにアメリカを使うということです。
 ニクソン訪中の狙いは日本との国交をするということです、つまりアメリカはだしにされたに過ぎない。
 今回も同じです。だからアメリカは基地攻撃を考えることで、戯れに安倍首相がアメリカに南支那海の封鎖を提案したら、アメリカはどのような反応をするでしょうか。南シナ海の基地問題はこれから対応していくことですが、多分支那崩壊後の世界も構想しておく必要があると思う。主戦場はワシントンでしょう。
 確かケネディ大統領が揚子江を基準に北と南に和メルト言う構想をもっていたように思います。
 いくつかの国に分けるという考えは西洋の考えですが、支那の歴代王朝にはその西洋の考え<主権国家>という考えはいおそらくないでしょう。このあたりのことはわかりません。勝海舟が<日本は国家だが支那は違う、あれは人民の社会だ>とのべていますが、これに尽きると思う。つまり政府と人民が異なる世界だということです。ここに支那における王朝の成立メカニズムの解明が必要で、具体的には王朝の交代は何が原因かということです。
 それから見ると中国共産党を交代させることですが、次の王朝は何になるかでしょう。
 今支那を攻めていくような国はどこにもありません。その中で海洋進出です。つまり支那の海洋進出は外部要因ではなく。内部要因だということです。だからなおさら解決の方法がない。戦争でしょうね。
2015/09/26 21:47 | kenji [ 編集 ]

オリーブオイル先生

チャイナが露骨に南シナ海支配に動きましたね。これに、どういう対処の選択があるか?まず、チャイナの動機を考えると、、1)資源確保~2)シーレーン確保~3)界隈の覇権を握る。特効薬は、経済制裁と封じ込み政策です。どちらも、ゆるゆると20年ぐらいかけて実施すれば、岩礁支配が逆効果だと悟るのかな?ここは、ヤクザ退治と同じですね。ヤクザは、戦争も平和もクソもないわけです(笑い)。カネと博打だけだからね。そのカネを剥奪すると弱る。伊勢

2015/09/26 15:59 | 伊勢 [ 編集 ]

まさか御存じない方が訪れているとは思わなかったので
書き込みませんでしたが、あえて…。

日本の年間防衛予算は約4兆7000億円、GDP比1%未満
(予算額ではドイツに近いです)

自衛隊が在日米軍が日本防衛用として展開中、また有事の際
展開する予定として持ち回りで日本に展開して
共同訓練している部隊に相当する戦力を自前で賄う場合、
欧米、英仏露中と同様に年間防衛予算を
GDP比2%程度に上げる必要が生じる、と考えられます。

仮に予算額をGDP比2%とすると、英仏露を抜いて中国が公表している
年間軍事費(09年、9兆8000億円)に近い額になります。

そうなると当然世論は、どこかの馬鹿議員がおっしゃったように
「憲法9条の理念を広める外交をしていかなければならない」
または財務省のヤクザはもっと無駄な予算を削れと喚くでしょう。
結局「土下座・謝罪・賠償」外交の復活です。

また負担を減らすためにも「集団的自衛権」は避けて通れないという
ことがお解かりでしょうか?
真の愛国心とは情報を「収集・検証・分析」です。無知は許されますが
無知であり続けることは非国民です。
2015/09/26 15:27 | オリーブオイル [ 編集 ]

<私が思うことは日本人がいつまでも米軍基地があるのはおかしいと思うことで、、

沖縄県知事と同じ思想ですか?日米及び台湾などアジア太平洋沿岸国が自力では防衛が不足とは思わない?アメリカの占領と考えているのですか?伊勢
2015/09/26 09:48 | 伊勢 [ 編集 ]

伊勢さん、私が思うことは日本人がいつまでも米軍基地があるのはおかしいと思うことで、米軍基地がある事によるわが国の防衛負担を日本人自身がするよう、日本人に要求することです。安保法制の国内的な意味はそれです。
 国防はすべての国民が考えることだという考えを国民が持つことです。
 私はこの政策を明治政府がしたが結局はそれができなかったことが大東亜戦争の大本のひとつだと見ています。今の国内状況を見るとほぼ江戸時代と同じです。異種の奇妙な身分制度により意識が支配しています。支配しているというより、明治政府が日本人に付け加えようとした考えが剥奪して、江戸時代の意識の現代版が生じたという、一種の先祖がえりがおきています。
 そのため安保法制について多少関心がある人と話してもかみ合わず、理解している人とは話す必要はないという状態です。
 それとわが国の政党ですがこれはアメリカの二大政党とはまったく異なる原理でできているもので、そのひとつにそれぞれの政党は外国の出先機関というより、外国の出先機関と多く結びついているもので、相手国によって一応分かれている。しかし内政面から見ると国家の中の一政党という考えではなく、あくまで政権をとるための政党ということに過ぎない。国家の一政党としてではなく政権をとって国家を支配するということで国家が上位概念になっていません。わが国の政党の構造とその生理についての議論意見は私が見るに何かしら、間違っていると思います。
 安保法制は野党の存在理由をいしなわせましたから、これから政界再編が生じます。わが国の政党の基盤が変わったからです。政党があって、国防政策があったのではなく、国防政策があってそれに対応して成立していたかからです。その国防政策の基本が変わったから、変わらざるを得ない。
 次は経済政策ですが具体的には為替と財政つまり税収構造でしょう。
2015/09/26 08:43 | kenji [ 編集 ]

kenji先生

全てアメリカが悪い?赤色思想を持つ馬渕睦夫もそう言っているよね?ならば、なぜ、アメリカの代理人である安倍晋三を支持する?岡田ら野党を支持すれば良い。伊勢
2015/09/26 04:07 | 伊勢 [ 編集 ]

英語は読むのに苦労はしています。四苦八苦です。
 一度軍事的基地ができた後それを引き上げさせるのはきわめてむずかしい。
 偵察衛星で十分知っていたはずです。もっとも引き上げを別の交渉条件とするつもりなら手もありますが、おそらく違います。現在アメリカ政府がこれに関して何をしているか知りませんが行く先は決まっていますから、ロシアのクリミア編入に対して、即座にとった態度とは大きく異なります。戦前もアメリカのこの態度にわが国は悩まされた。
>China’s separate claim to a huge swath of the oil- and gas-rich waters of the South China Sea dates to 1947;

これは間違いでしょう。違いますか。1974年ではないでしょうか?

 わが国の首相は幕末から外交と内政のハザマで殺害されています、その嚆矢は井伊大老でその後西郷隆盛、大久保利通、伊藤博文、原敬、犬養毅、浜口雄幸、近衛文麿、東条英機、そのほか永田鉄山など。
 安倍首相は多分知っていると思いますよ。
安保法制の最終的な目的は国内にある治外法権に等しい米軍基地を引き上げさせて、その上での五分の同盟ということですがこれは国力とわが国の生存の条件からむずかしい。しかしヨーロッパにある米軍基地の管制は当該国が多分持っているはずです。せめて横田基地の管制件は日本に返還するように交渉することでしょう。
 米軍基地の撤退を求めてもその当時は完全な片務同盟だったから、アメリカは<黙っておれ>の一言だったでしょう。これからは違います。最終的には米軍基地をせめてヨーロッパにある、トルコにある基地程度にまで持っていくことです。これを目指さないと、ただ手先となってしまう。思いやり予算も削減することです。10-0が8-2くらいになったはずですから。
 国内的にはそれを安倍首相は明言することです。中共のスパイとしか思えない沖縄の翁長知事を逮捕して、絞首刑にするような法律をまず作ることだと私は思っている。
2015/09/25 20:43 | kenji [ 編集 ]

kenji先生

あなたは英語の記事を読まないし、日本の新聞は「こどもメデイア」だから、日本の大衆は蚊帳の外なんです。「アメリカは何もやっていない」じゃないです。日本人が孤島の住民なんですよ。伊勢

http://www.bloombergview.com/quicktake/territorial-disputes
2015/09/25 17:29 | 伊勢 [ 編集 ]

 第一次世界大戦が始まった時と似たような状態と見ると、わが国は何をすることが可能か?自国の兵力について国民はまったく知らない。マスコミも知らない。大体どの程度の海域の広さの作戦がどのくらい可能かもしらない、指導者はそれを知っているはずです。あの時は日英同盟の対象外だったが、イギリスは微妙な態度をとった。ヨーロッパの戦線に日本軍を望みたいが、さりとてかった後のことを考えるとなあ。しかし援助はほしい。そこでわが国は海軍を出して、地中海の制海権確保に助力して、確か50人くらい、死んでマルタ島に記念碑と墓があるはずです。
 大東亜戦争が終わって、いろいろ、後知恵(反省のこと)として、あの時ヨーロッパに陸軍を派遣していたなら、その後の陸軍の戦争概念は大きく変わり、総力戦ということが身にしみてわかり、対米戦争や支那事変のようなことはしなかったのでは、とある。
 今回のヨーロッパへの難民、これが現代の戦争だが、この状態をよく見て(第一次世界大戦がおきたことと同じこと)、極東において何が起きて、何をすればいいかを考えることです。第一世界大戦のときは支那のチンタオを攻撃してなおかつドイツ支配下の南洋を占領した。(まるでフォルクスワーゲンのなわばりをとるようなものかな)。やがてアメリカが参戦して、ヨーロッパの帰趨は決まったがその途中にロシア革命が起きた。今回はロシアは難民移入を拒んでいる。支那はその前の辛亥革命による混乱状態だった。(なぜか今は経済困難で支那国内は混乱状態です)、アメリカは参戦したがはじめは戦死者が続出して、逆にイギリスは驚いた。戦争のやり方を知らなかったからです。
 経済的にはわが国は資本受給国から供給国へとかわった。大戦景気で、大もうけでその銭で大正デモクラシーの花が咲いたがやがてしぼんだ。当時はまだ電気が普及しておらず、夜は暗く、暦は太陰暦がふつうだった。ただ政府は異なった。当時の地方は乞食同然の生活で、炭鉱労働者やその他明治維新以降のいわゆる近代化による世間の変貌が進行中だった。司馬遼太郎もこの方面を十分見て、書くならまあ歴史家だっただろうが、小説家(詐話師の一味)にすぎない、そこにとどまるべきだったと私は思う。現代小説家や芸人も同じで、世間に関することには口を挟んではいけない。 世間に口を出せるのは市井で生業を立てている人のみ。それで言うとkenjiもその資格がないが少し生業がある。
 わが国は第一世界大戦中に対支21か条を提出して、世界から顰蹙を買ったが、調べると外交的に負けている。内々に提出してしかも本当に望んでいるのは少なかった。外交だから吹っかけた。ところが支那は一枚上手で、まあそれは聞くが国内的にまとめられないから、日本から発表してくれそうするとまとまるからといわれて、どうも出したようです。すると何が起きたかというとアメリカが怒った。これから俺の縄張りにしようとしているところを独り占めしようとは。当時の日本はそれが日支間で解決する問題と思ったようです。もうそのとき、幕末の政治家や明治初期の政治家たちが片時も忘れなかった事、、ヨーロッパやアメリカ(当時の顔役)がどのように反応するかという思考が働いていない。日清戦争後の三国干渉を忘れている。その後その対支要求を取り下げたが、逆に取り下げたことが日支間に大きな変化を及ぼすとは当時の指導者は考えなかった。支那は<日本と交渉するには必ず欧米をかませることだ>という認識を持ち、以後その原則をはずさず行動した。そのため日支問題は必ず日欧ないし日米問題となる構造ができた。現在の従軍慰安婦問題も忠実にその原則に従っている。朝鮮はその手先に過ぎない。そして今もこれは通用する。独立とはこれを切ること、つまり支那に日本は欧米の属国ではないことを示すことで、それは大東亜戦争のような形の独立戦争ではだめです。しかし支那は上手にこの日本人のコンプレックスを刺激しますね。その具体例というより悪い典型的な例は皇太子妃殿下の親父である小和田恒氏でしょう。ちょっと調べたが本当にひどい。最も外務省はその巣窟ですが、それにしてもひどいと思う。
 その他いろいろありますが、いずれにしても現代の戦争がヨーロッパで始まり、それにいまだアメリカも日本も参戦していない。極東においてはそれがおきうるのは朝鮮です。その戦争は結局逃げてくる人を入れるか入れないかですがアメリカは移民国家だから比較的やいりやすく、自由の国だから来た人は自分でやれ、死のうが知ったこっちゃないといえる。しかしわが国は違う、ここに日米の離反の条件がアメリカ側から生じる。戦前も同じだった。
 さていかがするか。それはアメリカのメキシコ政策を参考にすることです。
アメリカに<おまえなあ、シリア難民を受け入れて、何故メキシコ国境越えるメキシコ人を排除している。シリア難民の多くは経済難民でメキシコ人も同じではないか。違うか>といえばいい。
 いずれにしても極東は戦争です。仕方がない。
一大事が迫っています。もちろん天皇など役に立たない。これを書くとkenjiは反天皇と思われるかもしれないが、違いますよ。事実を書いただけです。
2015/09/25 09:29 | kenji [ 編集 ]

そりゃ、無力感に襲われますよ。南シナ海の中共の基地に対してアメリカは実質何もしない。日米安保の崩壊に過ぎないから。
 アメリカ人は金と力に実に弱い。それとモンロー主義が本来のアメリカで、<わしゃ旧世界のことなど知らんよ>が生地ですよ。しかし、アジアに対しては別な対応をしている。要するにアジアに対しては<銭よこせ>です。門戸解放宣言です。TPPもこの視点で見ると別の側面が見えるでしょう。アメリカなしではわが国はやっていけないから、ここを何とか独立できる体制へと進んでいくことだが、さてその独立の概念と状態をどのように示すことができるか?大体日本人が今の政治制度を民主主義と認識しているようでは、話にならない。日本人は民主主義を知らない。それは欧米の政治思想ですから。
 それを前提に国防を考えると、誰でもなりますよ。
明治以降のわが国の首相の裏の顔ですが、それがドン度印条件が悪くなっているから、なおさらです。
 アフリカという新しい満州で支那と競合するためにODAを出すというから、めちゃくちゃです。
 はっきり、アフリカはヨーロッパの責任だといえばいい。するとアジアはとなるが、そこの支那に対する問題が生じる。とにかく戦争ですよ。
 大東亜戦争とは違った形の戦争で、これは終戦後にはひょっとしたら、大量の外国人が住む世界かもしれない。しかもそれはくずの外国人が多くすむという世界です。
2015/09/25 07:50 | kenji [ 編集 ]









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伊勢平次郎

Author:伊勢平次郎
 
伊勢平次郎はペンネーム。アメリカへ単身移住してから50年が経つ。最初の20年間は英語もろくに話せなかった。英語というのは、聴き取りにくく、発音しにくい厄介なものだ。負けん気だけで生きた。味方を作ることが生き残る道だと悟った。そのうち、コロンビア映画、スピールバーグ監督、トヨタ工場、スバル・いすゞ工場の北米進出、日本の新聞社に雇われた。2013・6 冒険小説You Die For Me アブドルの冒険(邦題)をアマゾンから出版した。昨年のクリスマスには、King of Pepper(英語版)胡椒の王様を出版した。日本、英国、デンマーク、ドイツの読者が読んでくれたわ。妻のクリステインと犬2匹で、ルイジアナの湖畔に住む。

写真は、ハヤブサ F. p. japonensis。カタカナで書かれる。瞬間飛翔速度は、時速300キロという猛禽。

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