2016/08/20 (Sat) スティ―ブ・キングは、ホーラ―では失敗した
Stephen King






スティーヴン・E・キング(69)は、1947年米国メイン州のポートランドで、スコットランド人とアイルランド人の祖先を持つ、父ドナルドと母ネリー・ルース・ピルズベリーの間の第2子として生まれる。子供を身ごもることすらできないと医者に言われた父母は、兄デイヴィッドを養子に迎えるが、その後、キングを身ごもり出産。

キング2歳の時、父ドナルドは煙草を買いに行くと言って家を出たまま消息不明になる。その後キングの母は祖父母の面倒を見ながら朝から深夜まで働き、兄デイヴィッドとキングの2人を育てあげた。父ドナルドの消息は不明のまま。「やぶへびになりそうだから、父親の消息は調べない」とキングはさまざまなインタビューで語っている。

小学校の最初の1年を病気のため休学し、家で大量のコミックブックを読んで過ごす。

ウサギを主人公にした短い物語(全4話)を書いて母に読ませる。1話につき25セントもらう。

1958年のクリスマスに母からタイプライターをもらう。『ファンタスティック』などのSF専門誌に投稿するようになる。初めて採用された作品は1965年に『コミックス・レヴュー』誌に掲載された『私は十代の墓荒らしだった』

少年時代から殺人事件の新聞のスクラップを集めていた。家に風呂がなかったので、凍えるような寒い日でも、親戚の風呂を借りにかなりの距離を歩いていたにもかかわらず、肥満児だった。

1966年に高校を卒業後、母の勧めに従い教員免許を得るためオロノにあるメイン大学に入学する。20歳のときに投稿した小説『鏡の床』が、『スタートリング・ミステリー・ストーリーズ』誌に掲載された。大学2年から学内新聞の『ザ・メイン・キャンパス』のコラムを毎週書くようになる。のちに妻となるタビサ・スプルースと、大学図書館でのアルバイト中に知り合う。1970年に卒業。1971年の1月に結婚する。

教師の口が見つからず、クリーニング屋で働いていた。仕事の合間に短編を書いて男性雑誌に売り、かろうじて家族を養った。この時代に書かれた短編は、『深夜勤務』にその他の作品と一緒にまとめられている。同年の秋、キングはメイン州ハンプデンの公立高校ハンプデン・アカデミーに就職して英語のクラス受け持った。年俸は6400ドル。放課後の職員会議や自宅でのテストの採点などに時間とエネルギーが奪われ小説が書けなくなり、作家として絶望しかける。経済的にもますます苦しくなり、トレーラーハウスで生活するようになる。学校の休暇中はクリーニング屋でアルバイトをしていた。妻はダンキンドーナツで働いて家計を助けた。

1973年の春、米国大手出版会社のダブルデイ社が小説『キャリー』の出版を引き受けた。キングはこの作品を初稿3ページまで書いて一度はゴミ箱に捨てていたが、タビサ夫人が拾って読み、完成させるように励ました。ハードカヴァー版の契約金は2500ドルだった。これを機にアパートに引っ越す。ペーパーバック版の権利が転売されても高くはないだろうと考えたキングは高校との雇用契約を更新したが、その後ペーパーバック版の権利がシグネット・ブックスに40万ドルという高額で売れたことを報される(キングの取り分は20万ドル)。

1974年2月、母ネリーが癌で死亡。『キャリー』のハードカヴァー版は、1974年の春に出版され、その後映画化されてヒットする。同年の秋キングはメインを離れ、コロラド州ボルダーに移り住み、1年弱の滞在の間、コロラドを舞台とした『シャイニング』を書く。

1975年の夏メイン州に戻り居を構えて、ボルダーを舞台とした『ザ・スタンド』を書き上げる。『デッド・ゾーン』もこの時期に書かれる。

80年代半ばには以前からのアルコール依存に加えて薬物依存(コカイン、咳止めシロップ、大麻その他)になる。キングによれば、この時期に書かれた『トミーノッカーズ』はアルコールと薬物の寓話である。妻から「治療を受けるか家族と別れるか」の選択を迫られたキングは治療を選び、依存症を克服する。

1999年6月19日メイン州西部にある別荘の近くを散歩中、危険運転常習者にライトバンではねられ重傷を負う。回復した現在もキングは片足が不自由である。

キングとタビサの間には3人の子供、ナオミ・レイチェル、ジョセフ・ヒルストロム、オーウェン・フィリップがおり、また現在3人の孫がいる。タビサ、ジョセフ・ヒルストロム(筆名ジョー・ヒル)、オーウェン・フィリップは作家として活動している。

デビュー作『キャリー』の映画版はヒットし、以降も作品がつぎつぎ映画化された。しかし興行成績がふるわないものが多く、ホラーではない『スタンド・バイ・ミー』以外は評価も興行成績も高くないという状況が10年以上続いた。ホラー作品『ミザリー』は高評価だったが、以後映像化された作品についてはやはりホラーでない『ショーシャンクの空に』や『グリーンマイル』の評価が高い。 テレビドラマ化される作品も多く、『ローズ・レッド』などがヒット作として知られている。

スタンリー・キューブリック監督が映画化した『シャイニング』が気に入らず、自らテレビドラマ『シャイニング』(1997年)を監修した。キューブリック監督の映画を「空っぽのキャデラック」と酷評しているが、著名な監督が自らの作品を映画化することは光栄に思っていたようである(当時、映画版『シャイニング』は、原作のストーリー性を求める向きも強かったためラジー賞にノミネートされるなど、酷評が多かった)。

そのほかキングが製作総指揮をとった映像作品としては、ラース・フォン・トリアー原作のテレビドラマをリメイクした『スティーヴン・キングのキングダム・ホスピタル』がある。原作の舞台をメイン州に移し、キングによる脚本をもとにリメイク作品が製作されたもので、原作に比べ大幅に改変が加えられた作品となっている。

自ら携わった映像作品に出演することもあり、『地獄のデビル・トラック』、『ペット・セメタリー』など多くは端役やカメオ出演であるが、オムニバス映画『クリープショー』第2話の「ジョディ・ベリルの孤独な死」では主役を演じている。映画化最新作は、短編小説『霧』(『骸骨乗組員』所収)を実写化した『ミスト』。キャストにはキング作品の『ドリームキャッチャー』にも出演したトーマス・ジェーンが参加している(劇場未公開のセルDVD作品としては2009年に「ドランのキャデラック」が映像化されている)。


ホーラーは、ヒットしなかった

スティ―ブ・キングは、ホーラ―作家と自称している。だが、そのホーラ―の54作品は、どれもヒットしなかった。意外にまともな作品が当たった。だが、この小説家は奇才である。トータルで、5憶4000万部を売った。400億円の資産家である。司馬遼太郎でも、2千万部、印税は40億円である。日本には、キングのような作家は生まれない。理由は、日本人は、出版社も含めて、日本の外に関心がないからである。ところが、驚いたことに、日本を一歩も出たことがない若い作家が外国を舞台にして書いている。この現象は異常である。伊勢平次郎 ルイジアナ


伊勢の七作品をCDにしました


河(三巻)

river 3

満州~上海を背景に関東軍憲兵大尉、長谷川道夫の生涯を描く。長編歴史冒険小説。


ピストル



天竜川のウナギの稚魚をめぐるヤクザの抗争。短編。


赤とんぼ

akatonbo flying dragon

松山海軍飛行予科練習学校に志願した伊勢の兄みつおの生涯。中編。

 
胡椒の王様

Kandy horse racing

アンとチヤ―ルスが海賊にさらわれて、セイロンの農園に売られる。中編。


ルノワール殺人事件

renoir jourowo motu shoujo

女子美大生の首つり死体が向ヶ丘遊園で見つかる。腑に落ちない佐伯刑事は「他殺か?」と疑った、、短編。


cd to pc

以上の七本のわが作品をCDにしました。CD一枚の価格を3000円(USからの送料込み)とします。世界一の作家を育てると思って、是非、買って下さい。nipponfalcons@gmail.comまで、ご連絡ください。住所を公開することはありません。伊勢


30th aniversary

A) 振込口座

1)金融機関   みずほ銀行・上大岡支店・支店番号 364
2)口座番号   (普通)    2917217
3)口座名    隼機関   ハヤブサキカン

B) 郵便局口座

1)口座番号  10940-26934811
2)口座名    隼機関   ハヤブサキカン






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プロフィール

伊勢平次郎

Author:伊勢平次郎
 
伊勢平次郎はペンネーム。アメリカへ単身移住してから50年が経つ。最初の20年間は英語もろくに話せなかった。英語というのは、聴き取りにくく、発音しにくい厄介なものだ。負けん気だけで生きた。味方を作ることが生き残る道だと悟った。そのうち、コロンビア映画、スピールバーグ監督、トヨタ工場、スバル・いすゞ工場の北米進出、日本の新聞社に雇われた。2013・6 冒険小説You Die For Me アブドルの冒険(邦題)をアマゾンから出版した。昨年のクリスマスには、King of Pepper(英語版)胡椒の王様を出版した。日本、英国、デンマーク、ドイツの読者が読んでくれたわ。妻のクリステインと犬2匹で、ルイジアナの湖畔に住む。

写真は、ハヤブサ F. p. japonensis。カタカナで書かれる。瞬間飛翔速度は、時速300キロという猛禽。

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