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タバコと本 |

日本人の男女は、タバコを毎日、平均で18本も吸うとある。タバコ一箱の価格は、約450円である。すると、一年のコストは、約14万7千825円となる。これは、恐ろしい出費だと思うが、個人の自由ということだろう。このような出費はあらゆる物に及ぶ。酒類が最大なのかも知れない。競輪、競馬、パチンコ、風俗、ポルノ、、人間は、娯楽なしには生きて行かれないということなのか?伊勢は、タバコはやらない。ワインも、そこそこである。最も出費するのは、本と旅行である。
村上春樹の新刊が発売されたというので、カスタマレビュウを読んだ。星一つ、星二つの票が多く、それも酷評だ。何年か前に「ノルウエーの森」を読んだが、30ページぐらいのところで投げ捨てた。娯楽でも文学でもないからだ。個人の趣味なのだろうが、性描写が汚いと思った。今回の評も、「膣、精液、クリトリスなど、性描写があまりにも汚い」と多くが書いている。これは、作家の才能ではなく、趣味が悪いと言えるだろう。ある人は、「大江健三郎や瀬戸内寂聴と同じ日本が嫌いな左翼作家」と書いているが、作家が右翼や左翼で良いのか疑問に思う。なぜなら、左翼であれ、右翼であれ、人間には共通のところが多いからだ。日本では、文学でも、小説でもない不思議な本が売れるらしい。まあ、タバコの出費に比べれば、安いのかもね。問題が残る。読者に、本の価値を見抜く目はあるのか?漫画の方が健全に思えるのだが、、伊勢