2017/04/26 (Wed) 野生のアメリカ(その2)
Butch Cassidy home

ブッチ・キャシデイが母親、弟妹12人と生活したユタの小屋。「西部開拓史最後の列車強盗」とアメリカの歴史に名を残したブッチ・キャシデイとサンダンス・キッド。その共通点は、赤貧洗うが如し~清教徒的な克己心のある人格~恐れを知らない大胆な性格~清潔~お洒落である。ブッチも、サンダンスも、ギャンブル、飲酒、女を買うことをやらなかった。ブッチはガールフレンド。サンダンスは学校の教師と結婚した。清潔と書いたのは、ふたりとも殺人をやっていないからである。ふたりの人生とは、列車強盗と銀行強盗なのだ。


Butch_Cassidy_with_bowler_hat 1901

ブッチが15歳のときのことである。山を超え、丘を超え、河をわたり、一家の必需品を買いに雑貨屋へ行った。店はが閉まっていた。ブッチは必要なものを袋に入れた。「カネはこれだけしかない。今度来たら残りを払う。ロバート・パーカー」とメモを残した。店主がシェリフを呼んだ。ブッチが牢屋に入れられた。借用書を書いて釈放された。だが、潔癖な性格のブッチは怒った。「正直に書置きを残したら牢屋に入れられた。ルールに従う父母は赤貧洗うがごとしなんだ。俺はそんな生き方をしない」と決心した。


TrainRobbery arrizona

ブッチとサンダンスはこういうケチな強盗はしなかった。後日、これらの下級強盗はブッチの配下となった。つまり、ワイルドバンチは武装集団というわけである。


butch works

ワイオミングの荒野で郵便列車を襲った。貨物列車の中にはウエルス・ファーゴ銀行の金庫がある。ダイナマイトで爆破するとこのようになり、紙幣~金貨銀貨が飛び散った。それを拾い集めて逃げた。


butch horse train

ピンカートン警備会社が馬を列車に積んでいる風景。ブッチ・キャシデイ一味を追った。西部の荒野は何しろ広大である。だが、だいたい隠れ家は見当がついた。大金を掴んだ強盗は、酒~女~賭博の町に行くからである。だが、警備会社の列車が来るのが見えると雲を霞と逃げてしまった。

                    ~続く~

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プロフィール

伊勢平次郎

Author:伊勢平次郎
 
伊勢平次郎はペンネーム。アメリカへ単身移住してから50年が経つ。最初の20年間は英語もろくに話せなかった。英語というのは、聴き取りにくく、発音しにくい厄介なものだ。負けん気だけで生きた。味方を作ることが生き残る道だと悟った。そのうち、コロンビア映画、スピールバーグ監督、トヨタ工場、スバル・いすゞ工場の北米進出、日本の新聞社に雇われた。2013・6 冒険小説You Die For Me アブドルの冒険(邦題)をアマゾンから出版した。昨年のクリスマスには、King of Pepper(英語版)胡椒の王様を出版した。日本、英国、デンマーク、ドイツの読者が読んでくれたわ。妻のクリステインと犬2匹で、ルイジアナの湖畔に住む。

写真は、ハヤブサ F. p. japonensis。カタカナで書かれる。瞬間飛翔速度は、時速300キロという猛禽。

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