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東京大空襲に見る白人の優越感 |
毎年、三月になると、放送されるNHKの東京大空襲です。確かに市民無差別大虐殺です。八月の広島長崎原爆投下。無条件降伏を飲んだ日本。戦争責任を回避した昭和天皇。日本政府は戦争の集大成もせずに終戦から73年が経った。だが、東京大空襲~沖縄地上戦~広島長崎への原爆投下に関して、アメリカから正式な謝罪はないばかりか、「俺たちは正しいことをした」とこじつけた正当論が大手を振って歩いている。大学生たちは「市民を虐殺して正当化できるわけがない」と言っていますね。日本政府も、国民も沈黙したままです。この意味するところは、日本人は、暴力に屈したということです。ステイーブンス陸軍長官が恐れた通り、日本人の大半は反米なんです。一方で、原爆投下はアメリカが日本の核保有を全力を挙げて阻止する理由です。つまり万が一の報復を恐れているのです。非核三原則は、沖縄返還や防衛費を上げないためのお土産なのです。このため、アメリカは日本に無理を言えない。だが、アメリカを「同盟国だから」」と信用してはいけない。貿易格差も日本が有利なんですから、トランプの要求をその場ごまかしでかわせばいい。日米同盟は経済上の都合の良い看板です。朝鮮戦争でも、ベトナム戦争でも日本は儲けた。こういう意味では、自民党はしたたかです。だが、アメリカは朝鮮半島で戦争を始める可能性があります。日本はアメリカの手先となってはならない。
伊勢は、在日米軍基地の保全修理を請け負う会社の顧問です。精々、この程度の国防事業に手を貸して、ドルを吸い上げることが祖国日本にとって良いと思うからです。絶対にアメリカの暴力に屈していけない。伊勢