2009/10/11 (Sun) パキスタン陸軍総司令部を襲撃
pakistani soldier
パキスタン国軍の兵士。その60個の核爆弾はどこにある?わからないが、こうした道路を閉鎖するということは、この付近においているのだろうか?伊勢平次郎 ルイジアナ









ラワルピンジ襲撃

Washington Post Foreign Service
Sunday, October 11, 2009

RAWALPINDI, Pakistan, Oct. 10 – 土曜日の真昼、「パキスタンのペンタゴン」と呼ばれるパキスタン陸軍総指令部を武装集団(パキスタン人・タリバン)が襲撃した。陸軍総司令部は要塞である。これほど防御の壁が高い場所はない。それを襲撃したのだ。「政府を転覆する」という、最も大胆不敵な襲撃であった。

パキスタン国防軍は、アフガニスタン国境の、南ワジリスタンにヘッドコーターを置くタリバンと、アル・カイダに全面攻撃をかける準備をしていた。敵が先手を打ってきたということである。武装ゲリラが、パキスタン軍の軍事力に挑戦したという驚くべきことなのだ。少なくとも、9人の将校が殺された。

日曜日の早暁、パキスタン国防軍が突入した。22人の人質を解放したが、3人の人質と、4人のゲリラが死んだと。

この「ガリソン・シテイ」と呼ばれる陸軍総司令部は、首都イスラマバードの郊外にある。この大ぴらな襲撃は、中央政府に対する武装ゲリラの警告なのだ。パキスタンは、長年、「ゲリラを育てている」と非難されていた。この襲撃を受けたパキスタン国防軍は、自らの考え(過ち)を改めなければならない。

真昼間の待ち伏せがこの一週間で三回もあった。どれも、大胆不敵な~血にまみれたものであった。オバマ政権は、テロリズムとの戦争に決定的な時間が迫っていると認識している。このパキスタン北東部とアフガニスタンの国境の間の山岳地帯がテロリストの巣窟なのだ。テロリストはそうだが、いわば武装した山賊どもなのだ。米政府は、パキスタン軍に戦費(7500億ドル)を支出することを決定した。武装ゲリラは、アフガン・タリバン~パキスタン・タリバン~アルカイダ(イスラムなら誰でも入れるがアラブが多いとされる)の混成集団だ。

アフガニスタンでの襲撃が報道されるが、実は、パキスタン国内でも、頻繁に発生している。イスラム過激集団はそのスペクトルを上げてきた。はじめの頃は、山岳地帯のフロンティアで戦闘していたのが、首都に入ってきたのだ。首都に橋頭堡を築いたと考えて良い。「脅威」とは、タリバンが、パキスタンの持つ核爆弾(60個とされる)を狙っていることだ。そこへ、頼りない中央政府が乗っているという構図だ。パキスタン・国営テレビ局は、「ラワルピンジで起きた襲撃は、パキスタン人・タリバンの反抗」と報じた。

今年の初めに、パキスタン国軍はスワット渓谷のタリバンを徹底して掃討した。米国防省はパキスタン政府の決断を褒めちぎった。ついで、8月には、米軍の無人機が発射したミサイルで、パキスタン人・タリバンの頭目、バイタラー・メフスードを殺したことが確認された。この時点で、USの戦闘分析部員らは、タリバンはそうとうに衰弱したと考えていた。

だが、そうでもなかった。新しい指導者が現れた。ハキミューラー・メフスードは、南ワジリスタンに侵攻するパキスタン国軍の計画に攻撃をかけると声明した。

土曜日の午前11時30分、タリバン戦士の一団は、まさかと油断していた陸軍司令部を大胆に襲撃した。ゲリラたちは、パキスタン国軍の迷彩服を着ていた。自動小銃を持っていた。司令部のチェックポイントに集中射撃を浴びせた。後方の軍司令部はガチガチの要塞なのだ。銃撃戦は一時間。ゲリラは手榴弾を投げた。それは、ゆっくりと弧を描いて要塞の中に落ちていった。やがて、ゲリラたちは軍司令部の中へ突入した。

6人の高級将校たちが射殺された。武装ゲリラの4人が殺された。だが、今日の早暁の特別チームの突入で、事態は沈静した。

特記しなければならないことがある。それは、この軍司令部襲撃の一日前の金曜日、北西部のペシャワルの市場を襲った自爆テロだ。49人が死んだ。その5日前にも、やはり自爆テロによって、国連食料部隊の部員5人が死んでいることである。*おい、岡田、よく聞いとけい!

pakistan map
狂人、岡田がアフガニスタンのカブールを電撃訪問した。丸腰の自衛隊員を送る気か?今更、インド洋給油は続けるとも言えないしな。自衛隊派遣法案では国会大乱闘かな?それとも、景気劣化~経済沈下~財源発見できず、、で鳩山は神経衰弱となり~大小パンツに漏らし~突然辞任かな?

(解説)パキスタンの持つ核爆弾は60個とされる。核を巡っての戦争だ。「アメリカが悪いから、こうなる」などと言っている暇はない。日本人のあなたは、「タリバンにも生きる権利がある」と思いますか?

もうひとつのニュースは、サウジアラビアの王子が殺されるところだった。犯人は、アルジェリア人(核技師、アルカイダ)で、肛門にダイナマイトを仕懸けて、王子の一メートルの距離で自爆したのだ。王子は奇跡的に軽い怪我で済んだ。犯人の体は四方に飛び散ったと。サイトで見れるそうだが遠慮したよ。伊勢平次郎 ルイジアナ

comment

太郎の嫁さま

岡田や鳩山の左巻きは「アフガニスタンはアメリカの戦争」と考え、人道・復興支援(水道・発電所建設とか)だけで勘弁してもらいたいと見える。だが、自衛隊や民間人を送ったら、武装して発砲することも必要になる。さらに、「左巻き」が勘違いしているのは、アメリカは、ハウがニスタンを建国することが目的ではなく、タリバン~アルカイダ~ラシュカリタイバなどの、イスラムテロ集団にパキスタンの核が渡らないように戦争をしていることです。すると、これは、「アメリカの戦争」ではないですよね?人類VSテロの戦争です。

ゲーツが20日に来日する。鳩山らチンパンは、「アフガニスタン戦争に、どう協力する?」と聞かれる。「発電所を作る」と答えるの?「それは、テロとの戦争に協力したとはならない」と言われるよね?もっと、恐いのは、インド洋給油停止です。停止は日本の自由だが、アメリカが「それでは、日本はもはや同盟国ではない。よって、アメリカの核の傘には入れない」と言われたらどうする?考えられるのは、外国投資機関が日本を逃げ出し~株式市場は大暴落し~輸出産業は、中国や北米へ生産工場を移す~大失業社会に落ちる~ファッション芸人の鳩山は自殺する、、伊勢
2009/10/13 19:33 | 伊勢 [ 編集 ]

韓国が再び地獄に突入しようとしています。
明日の日本です。

韓国、アフガン再派兵検討か 民間要員保護が目的
 【ソウル共同】韓国のMBCテレビは8日、
同国政府がアフガニスタンの復興支援に当たる自国の民間要員らの保護を目的に、
300人規模の軍部隊を再派遣することを検討していると報じた。

 同テレビによると、韓国はアフガンで教育・医療支援を行う要員の警備を米国に任せているが、
要員の数が増加する見通しで全面的な依存が難しくなってきたため、
海兵隊員らの派遣を念頭に政府の関係部署で調整中という。

 韓国は2007年12月にアフガンから軍部隊を撤収後、再派遣の予定はないとしてきた。
http://www.47news.jp/CN/200910/CN2009100801001028.html
2009/10/13 17:53 | 太郎の嫁 [ 編集 ]

伊勢様が、ある意味で健全なアメリカ社会の背骨といえる堅実な中流保守派の本音をレポートしてくれているのを、いつも有難く拝読しております。私も日本の保守ですから、伊勢様のスタンスには理解し同感できる点が多いです。

ただ、うろ覚えなのですが、アフガン問題ではアメリカ人自身の論文でも「厄介な消耗戦に首を突っこみ、進むも地獄・退くも地獄の手詰まりになった」という指摘がありましたね。「中国やロシアやインドも、イスラム原理主義の跳梁は望まないから、アメリカの奮闘で利益を得られる。まあ失敗したらしたでロシアは感情的には痛快がるだろうが。いずれにせよ、彼らはリスクを避けてアメリカの仕事ぶりを眺めるのみだ」

で、「これはローマ帝国や大英帝国の衰退期に似ている。見通しの不透明な消耗戦で、勝っても得られる利益は少ない。さりとて撤収すれば世界の安全保障国家としての義務の放棄であり、結果として転落する」というわけです。まさにジレンマ。列国の協力の度合いは、アメリカとの関係をどう価値づけるかによる。その意味で、岡田外相は試されるとはいえます。
しかし、私を含め少なからぬ日本人が、アメリカが泥沼にはまったと感じています。故に同盟国として義理を果たす落としどころの模索、というレベルになります。これは自民党であっても、本質的には同じだったでしょう。

私は民主党政権が大嫌いで、東アジア共同体構想や外国人参政権は亡国を招きかねない狂気の沙汰であり、鳩山が献金疑惑で内閣総辞職することを一日千秋の思いで待っています。しかしその反面、アフガニスタンもイラクも、今のままではアメリカ軍の失意の撤退で終わる危険性が高く、民主党の海外派兵への尻ごみぶりも日米関係的には不適切だが、戦いの不毛ぶりの反映には違いないとも感じています。因みに「同盟国としての義務」への倦怠ムードが民主党政権の誕生にも大きく関わっていると思っていますが、その考察はまた別の機会に。

いずれにせよ、海洋国家(米)が大陸国家(ユーラシアの敵国)を打倒したければ、有力な別の大陸国家を盟友にしなければならない。そして戦争目的は占領地の経営ではなく、バランス・オブ・パワー。これが英国がジャンヌダルクに敗れ、ルイ14世とナポレオンとヒトラーに打ち勝つことで立証した原則です。日本や英国や欧州というアメリカと同質の遠征組は、しょせん枯れ木も山のなんとやら。日本人のおつむの出来がどうあれ、それは戦局の決め手ではありません。そして現在のアジア大陸には近世の英国と違い、アメリカが手駒にできるまともな盟友が不在。これが最大の問題なのです。

有力候補たるべき中国は、しょせんパキスタンの黒幕。インドは重要な大国ですが、独立闘争時代を含めて国運を賭けた大戦争の経験がなく、とりわけ中国との争いにはトラウマが強いため、牽制役以上は期待できない。いっぽう中・露は、反米を機軸にして大同団結している。このからくりが朝鮮戦争、ベトナム戦争、イラン戦後処理でのアメリカの不本意な末路に、一貫して通じている。旧大陸の反米武力は、ピンチになると国境を越える。遠征軍が油断したら襲撃する。聖域がある敵は、待つことを知っている。アメリカは決戦による勝利というカタルシスの無い戦争に倦み疲れ、4年周期で元首の首を付け替える。

要するに戦後のアメリカのアジア戦略は意図してであれ無自覚であれ、本当の敵である中国をあえて無視ないし寛大に扱ってやりすごす癖があり、冷戦が終わってチャイナカードが無効化した後も、惰性で継続している。パキスタンも北鮮もイランも北京のバックアップがあるかぎり、代理で消耗戦をしかけられるのです。冷戦は、終わっていなかった。旧共産側の仕切りなおしだったというべきか。
米国はそろそろ、この根本を考えた方針を盟友に見せるべきでしょうね。オバマによる中国の抱きこみ策も、「キツネに養鶏所の番をさせる」だけに終わる気がします。
2009/10/12 12:08 | ポトフ [ 編集 ]

アメリカのキャンベル国務次官補が11日来日し、「日本政府が外交や
安全保障をどう見直そうとしているのか話し合いたい」と述べ、インド洋
での給油活動やアフガニスタンの復興支援をめぐる日本政府の姿勢を
見極めたい考えを示しました。
 対日政策を担当するアメリカのキャンベル国務次官補は、アフガニ
スタンの復興支援や沖縄の普天間基地の移設問題などについて話し
合うため、11日午後、日本に到着しました。キャンベル国務次官補は、
成田空港で「今回の訪問では、日米同盟にかかわるあらゆる問題に
ついて民主党の指導者と話し合いたい」と述べました。そのうえで

「日本政府が外交や安全保障をどう見直そうとしているのか話し合いたい」

と述べ、日米間の懸案となっているインド洋での給油活動やアフガニス
タンの復興支援、それに普天間基地の移設問題をめぐる日本政府の
姿勢を見極めたい考えを示しました。また、北朝鮮のキム・ジョンイル
総書記が中国の温家宝首相に対し、6か国協議への復帰に柔軟な
姿勢を示したことについて、キャンベル次官補は「北朝鮮の姿勢は喜ば
しいことだ」と歓迎する意向を示したものの、米朝の2国間協議の時期
については「まだ決まっていない」と述べました。キャンベル次官補は
12日、外務省や防衛省の担当者と協議を行ったあと、北京を訪問する
予定です。NHKニュース
http://www3.nhk.or.jp/news/k10013052661000.html
2009/10/12 11:18 | [ 編集 ]

wordさん

全く笑いも出来ん。たいへん多くの、それも深く考えさせるご意見がきました。議題は、「第三次大戦、日本のあり方」です。中川昭一さんの急逝、ワナットの戦闘(3部)、パキスタン総司令部襲撃されると続けましたのは、「日本に決心する正念場がきた」というテーマなんです。コメントがないので、難題(タリバンやアルカイダの聖戦がよく判らない)なのだと思ってましたが、みなさんは、深くお考えだったのですね。ひとつひとつにお答えします。伊勢
2009/10/12 04:28 | 伊勢 [ 編集 ]

こんにちわ。

肛門にダイナマイトですか?

すごい!
2009/10/11 21:42 | word [ 編集 ]









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プロフィール

伊勢平次郎

Author:伊勢平次郎
 
伊勢平次郎はペンネーム。アメリカへ単身移住してから50年が経つ。最初の20年間は英語もろくに話せなかった。英語というのは、聴き取りにくく、発音しにくい厄介なものだ。負けん気だけで生きた。味方を作ることが生き残る道だと悟った。そのうち、コロンビア映画、スピールバーグ監督、トヨタ工場、スバル・いすゞ工場の北米進出、日本の新聞社に雇われた。2013・6 冒険小説You Die For Me アブドルの冒険(邦題)をアマゾンから出版した。昨年のクリスマスには、King of Pepper(英語版)胡椒の王様を出版した。日本、英国、デンマーク、ドイツの読者が読んでくれたわ。妻のクリステインと犬2匹で、ルイジアナの湖畔に住む。

写真は、ハヤブサ F. p. japonensis。カタカナで書かれる。瞬間飛翔速度は、時速300キロという猛禽。

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