2009/10/15 (Thu) 米民主党アフガニスタン増派で対立
Daniel K. Inoue 010 (Small)

米上院で最も大きな委員会で予算審議権を持つ歳出委員会の委員長に、日系2世のダニエル・イノウエ議員(84、民主党、ハワイ)が内定した。イノウエ議員は昨年に米下院で可決された日本軍慰安婦決議案に強く反対した人物だ。イノウエ議員は連邦下院議員2選、上院議員8選の経歴を持ち、議会で49年にわたり活動している。日本の利益のためなら水も火もいとわないというイノウエ議員が歳出委員長に内定したことで、米国の政治に及ぼす日本の影響力が拡大するものとみられる。(2008・11・8 中央日報)

ダニエル・イノウエ議員を非難して、マイク・ホンダを褒めちぎる韓国紙。サイトを見ていると、韓国人の日本敵視がよくわかる。ところで、米議会上下院の韓国系議員と言うのを聞いたことがないが、マイク・ホンダが在日なら、アメリカ下院議会における朝鮮半島の代理人となる。

米民主党はアフガニスタンの戦費で割れている。イノウエ議員は、アフガニスタンから帰ったばかりだ。マクリスタル提案に賛成している。だが、ペロシ下院議長、リード、オベイらは、戦争の拡大に消極的なのだ。オバマは、民主党内の消極派と共和党の国防長官、マクリスタル、ぺトラレウス、同じ民主党の歳出委員会議長と同委員会メンバーの対立をどう説得する?伊勢平次郎 ルイジアナ







米民主党アフガニスタン増派で対立


10/14/09 Washington Post

米上院下院の民主党議員らは、アフガニスタンをどうするかで意見が対立している。米国連邦政府の財布を握る二人の重鎮が、真っ向から対立する意見を発表した。

連邦歳出委員会のダニエル・イノウエ議長(ハワイ民主党)と、デービッド・オベイ(ウイスコンシン民主党下院議員)は、オバマ大統領が次に何をすべきかで意見が対立した。イノウヱは、マクリスタルの増派に賛成であり、オベイは、戦争そのものに懐疑的なのだ。この分裂は問題なのだ。なぜなら、もしオバマが増派を決めたならば、議会にその戦費を要請しなければならないからである。つまり、イノウエとオベイは合意しなければならない。

イノウエは、火曜日の夜に、アフガニスタンから帰ったばかりだ。そして、スタンレー・マクリスタル司令官の増派案を全面的に支持すると声明を出した。

イノウエがこの増派作戦がコストの高い物であることは周知である。“もし、専門家の意見をよく聞いたうえで~熟考したうえで、大統領が、40000人の増派を決めたならば、われわれはそうする”と。

一方で、オベイは、“自分は、アメリカ国民は大軍増派(現在66000) の意志はない~US は、この戦争で信頼できるパートナーを持っていない”と明言したのである。

“当てにならない人物(カルザイとザルダリ)と一緒に戦争をしなければならないとき、USの戦争能力は大きく制限される”と Wausau Daily Herald に意見を書いた。

“もし、USがアフガニスタン全土のタリバンを制圧するというならば、米軍、パキスタン軍、アフガン軍、その他の国の参戦が必要だ~アフガンの人たちは、自国が戦場になることを望まないはずだ”と。

“長期の戦争は、アメリカ国民の士気を消耗し~アメリカの国庫を空にする~さらに、現在進行中の優先法案を中途で停めてしまうだろう”と。

意見対立の問題は広がっていく。前議長だったロバート・バイアード議員だ。“私は、実に心配だ~911事件から8年が経った。その期間、私が議長だった。このアフガニスタン戦争の目的は失われたんじゃないかと思う~カブールに、民主的政府を樹立するというのがそのひとつだ~マクリスタルが米軍を増派して何をするのか理解できない~これが、国際共同体とテロとの戦争なら、国際共同体(日本など)は自ら申し出て~軍の出動と戦費を出すべきだ”と述べた。

米民主党のトップたちの意見が分かれているのは明らかだ。だが、議事堂の中では、意見の対立は明らかではない。

それは、2010年の国防費だ。イラクとアフガニスタンの合計は、$128 billion である。しかし、これは、オバマたちの単なる推定なのだ。

その推定の中には、アフガニスタン増派分は含まれていない。イノウエ議長も、単に、1000人に対して、年、$1 billion ~すなわち、40000人なら$40 billionとである。(*もうひとつの記事に、戦闘部隊の3分の1に当たる後方部隊、土木技術者、コンピューター技術者、トラクター運転手、医務員、医者が必要だと。伊勢)

しかし、討論も、意見の対立も、オバマが何を選ぶのかにかかっている。それまで、論争も議論もお預けなのだ。ホワイトハウスの決定を待つばかりだ。決定がオバマの口から出たときには、意見で対立している議員たち~イノウエVSぺロシ、リード、オベイたちは、一室に入って、その決定に従わなければならないのである。

ムシャラフ旋風が吹く

Perves Musharraf 10.12.09
前パキスタン大統領であった、ぺルベス・ムシャラフは、現在、ロンドンに基地を置いている。10年前、軍事クーデターによって大統領になり、9年間君臨した男である。大統領復帰を模索している。パキスタン国軍の中には、彼に忠誠を誓った将校が多いとされる。今、ムシャラフは、全米で40日の講演中である。再来週、オバマにもと会見する。ヒラリー、ケリー、ゲーツ、パウエルらとも会見する。この意味するところを考えてみよう。

このムシャラフ旋風は、共和党の下院議員が工作している。つまり、惰弱な現大統領のザルダリ(ブットの夫)を追い出して~ムシャラフの息のかかる将軍をコマンドとする意図がある。何と言っても、パキスタンの核弾頭(NPRの、テッド・コッペルが言うには、80~100だそうだ)は危ない。オバマも、ムシャラフに会うしかないのだ。アルカイダは弱ってはいない。タリバン(ワジリスタンの、パキスタ二・タリバンというのも、パシュトン族)の掃討は簡単ではない。タリバンを敵とするスワットの村人(これもパシュトン)でも武器を大量に持っているのです。この連中は、英領インド時代の、KHYBER・RIFLES(カイバー銃隊)だから、始末に終えない。その戦闘中にアルカイダはテロを実行する。伊勢平次郎 ルイジアナ

(特記) オバマ政権は、鳩山民主党を追い出しに掛かる。沖縄も~インド洋給油も~思いやり予算も譲歩しない。国軍を持たず~九条を改正せず~自国を自力で守る意思がない日本人。アメリカの言いなりになる理由がそこにある。つまり、日本は独立国家ではないということだ。小沢~鳩山~岡田らは、甘ちゃんなのだ。伊勢平次郎 ルイジアナ

comment

りょうこさま

ブログ主というは、何かの動機があって、得た情報と自分の視点を書いている。だから、「それ正しい情報?」と問われれば、答えようもないのです。どの情報も記録された資料でも、見方が違えば解釈も違ってくる。MEPHIST先生がときおり仰るように、読者の持つ知識や分析能力もそれぞれ違いがあるわけですね。極端な例は、「反捕鯨団体」の知性もない理性もない、感情を主張の根拠とする連中です。さらに、このグループは、一種の暴力団です。チンピラですがね。そこで、これらは、劣等種といわざるを得ない。ということで、議論する気も起きない。討論~議論には、「論争のルール」があることが理解できない人が、右にも左にも存在する。感情が入れば、もはや「口論」または、「口喧嘩」ですから。こういう口論好きの人種は教育が不足か、または、教育に値しない人種なのです。隼同士や新しく書かれる方々が、たいへん理性の高いお人たちで、伊勢爺も幸せです。

あなたたち青年は、「日本のため」が「世界のためになる」という考えを持ちましょう。反対するときも、しっかりした根拠を始めに考えましょう。いつも応援を有難うね。伊勢
2009/10/17 11:27 | 伊勢 [ 編集 ]

こんにちは、伊勢おじ様。
いつも真実の情報を、有難う御座います。
ちっぽけな自分自身が情け無いです。
10/27売国法案阻止の請願書を携え、少しでもお国の為に頑張ります。
中川昭一様の為にも、亡きなんてまだまだ思えません。
2009/10/17 04:28 | りょうこ [ 編集 ]

憂国の沖縄県民さま

まあ、見ていましょうか。オバマはダメだ。これを、「貧すれば鈍する」という。今日、オバマが、ニューオーリンズへ来た。酷評を受けた。「私はブッシュではない、カトリーナの被害を受けた皆さんを直ちに助ける」と公約した。だが、ピカユーン紙に、「オバマは口先だけだ。ブッシュはもっと速かった」と書かれた。ミシシッピー、アラバマからは、「おい、俺たちをドブに捨てる気か?」と。あれから、5年、未だに、4000家族が仮住まいだからだ。

「オバマは、パキスタンに行くべきだ」と言ったら、ウチのは「危険だから」と。「それじゃあ、戦場に行く若者は危険じゃないの?」と。すると、黙ってしまった。アイゼンハワーは偉かったんだよ。若いとき、ノルマンデイーを指揮した。たいへんな統率者だった。伊勢
2009/10/16 16:38 | 伊勢 [ 編集 ]

こちらのダニエル・イノウエ氏はまことに尊敬に値する
日系442連隊の英雄として私は好きです。
WW2における日系人に対する差別があったのにも拘らず
ヨーロッパで立派に戦った部隊です。『別名:勲章製造連隊と呼ばれていたはずです』それくらい勇猛ですね。
アメリカ、日本を超えた英雄だと思っています。(イタリアでの戦いでローマ進軍の栄誉を涙を飲んで白人部隊に譲ったこと、ダッハウの強制収容所を解放した経歴など映画『Go for broke』にもあります)

やはりアメリカ側としてはムシャラフ政権のほうがパキスタン国内の治安、軍のコントロールする上でも必要だと言うことで積極的に工作を行なっているようですね。

なんだかベトナム戦争の時の南ベトナムのゴジンジェム傀儡政権見たいな動きとはだいぶ違った動きを感じます。

とにかくアメリカには本当に切羽詰っている。イラク以上に切迫した状況だからこそ必死になっている。

鳩山はお花畑なヤツだから本当に状況が分かっていない。

きっとアフガン支援に関しても、具体的な政策を打ち出せないで近いうちにつぶされると思います。
2009/10/16 00:28 | 憂国の沖縄県民 [ 編集 ]









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プロフィール

伊勢平次郎

Author:伊勢平次郎
 
伊勢平次郎はペンネーム。アメリカへ単身移住してから50年が経つ。最初の20年間は英語もろくに話せなかった。英語というのは、聴き取りにくく、発音しにくい厄介なものだ。負けん気だけで生きた。味方を作ることが生き残る道だと悟った。そのうち、コロンビア映画、スピールバーグ監督、トヨタ工場、スバル・いすゞ工場の北米進出、日本の新聞社に雇われた。2013・6 冒険小説You Die For Me アブドルの冒険(邦題)をアマゾンから出版した。昨年のクリスマスには、King of Pepper(英語版)胡椒の王様を出版した。日本、英国、デンマーク、ドイツの読者が読んでくれたわ。妻のクリステインと犬2匹で、ルイジアナの湖畔に住む。

写真は、ハヤブサ F. p. japonensis。カタカナで書かれる。瞬間飛翔速度は、時速300キロという猛禽。

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