2009/10/27 (Tue) 現代アヘン戦争
Afghanistan Opium hunt
MH-47D CHINOOK(ボーイング社製)は、1965年のベトナム戦争で使用されたのが始まり。輸送~戦闘用に向いている。時速140ノット~空中給油もできる高性能なモデルとなった。伊勢平次郎 ルイジアナ








現代アヘン戦争

ケシの花咲く高原
opium field
イラン国境、西アフガニスタンには、アヘンの花、ポピー(ケシ)が満開である。

KABUL –10.26.09 米海兵隊の大型ヘリが、 西アフガニスタンでタリバン阿片密輸団と戦闘して基地へ帰る途中墜落した。マリーン8名とDEA(麻薬捜査官)2名が死んだ。アフガニスタン戦争の大きな部分である「アヘン狩り」は余り報道されない。

一方、南アフガニスタンのカンダハルの夜明け、二機の米軍ヘリが空中衝突し4名のマリーンが死んだ。タリバンは、これらのヘリを撃ち落したと声明を出した。だが、米軍コマンドは否定した。

アフガニスタンは、アヘン(OPIUM)を製造で世界最大である。アヘンはヘロインの原料である。この違法アヘン貿易で上がる収入がタリバンの戦費なのである。

USは、2005年より、アヘンの栽培~製造~物流ネットワークを破壊 する作戦を進めてきた。US・NATO 合同軍の「アヘン栽培を止めさせて、麦などの作物に変える」プログラムは成功していない。

昨年(ブッシュ政権)から、DEA(麻薬捜査局)は、当初8人の捜査官だったのを80人に増やした。
NATOによれば、西アフガニスタンがアヘン密輸の最大の拠点であるとしている。そのアヘン密輸団掃討戦の帰途の事故であった。この作戦でも、12人のタリバンが殺された。

国連が「アヘンは、ますます増産され、タリバンは以前よりも収入を増やしている」と報告した。その直後の事故だった。アヘンがタリバンの戦費なのである。

2005年6月には、米海兵隊のMH-47 CHINOOKが撃墜され、16名が死んでいる。
10月の戦闘では、USの戦死者は47人である。どれも、この西アフガニスタンの山岳地域で起こっている。山脈の東側はイランである。

(解説) オバマは、増派に慎重だ。この熟慮する姿勢は良い。ブッシュ~チェイニイ~ラムズフェルド~ライスは、イラク開戦に見切り発車したばかりではなく、国民に嘘までついた。ところで、鳩山も嘘をつく。今日は、「歌舞伎役者のように大見得を切る」と、WSJに書かれた。衆院選前に、伊勢は「ピエロ」と書いた。日本の愚民5000万余は嘘をつく首相でも良いということか?それは、「カネくれるなら良い」ということか?

「阿片街道」と題して、シリーズにします。伊勢平次郎 ルイジアナ

comment

鳩山の反米は止まらない。在日米軍の予算負担分の削減に言及。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091029-00000076-jij-pol

古森先生のブログによると、オバマ来日が中止されるかもという、未確認情報が浮上。しかも中国がこの情報に、なみなみならぬ関心を抱いているのだとか。さらに岡田外相が慌ててアメリカに飛ぼうとしているといった情報もある。だが、土産もなしに何ができる? 持ちなれない権力に舞い上がった愚者ゆえではなく、悪い意味で成算あっての確信犯なのかもしれぬと、ややもすると不安になる。

ただし、アメリカが日本を正面から怒ることがうまくいくかどうかも、微妙といえば微妙だ。なぜなら自民と民主の死闘は、ある意味で日本における中国勢力とアメリカ勢力の代理戦争だったのであり、自民の敗北はアメリカ勢力が中国勢力に敗北したことに、他ならないからだ。

要は、冷戦崩壊が原因だ。上海協力機構の露中サイドは、「アジアにアメリカはもう不要。ユーラシアはわれわれが仕切るから、アメリカは戦前の取り分であるハワイ以西まで後退せよ」と要求でした。事実、中国の将官が真顔でアメリカ海軍の4つ星に面と向かってそういっている。
反日運動もその延長にある。非武装の日本を支配する道義的権限の要求でしかない。つまるところ反日史観は、「アメリカの盟友・日本を中露が奪ったとき、それをアメリカが非難する道義的な根拠を突き崩す理屈」にほかならない。アメリカで、欺瞞にみちた反日史観運動という政治ゲームが始まった時点で、このからくりは見えていた。反米の日本人は、そうと分って米国への憎悪を優先する。

「アメリカは、日本を憎むアジア系市民で満たされている」という不幸な認識、あげく北鮮に、誰がみても無駄とわかってテロ指定国解除という、ご都合主義の秋波を送ったこと。
これらの案件が、「アメリカとの同盟は頼みにならない」という日本国民の認識にかなりポイントを稼いだ点だけは、反民主党で日米同盟堅持派の私でさえ、指摘せざるをえない。むろん痛恨の思いをこめてだが。

だがこれらの問題を乗り越えて、中露と組む未来は、アメリカを盟友とする現在とは換えられない。仮に中露と組んだ日本が、アメリカに勝てたとしても、だ。
それはワシントンとリンカーンが、スターリンと毛沢東に負けることだ。それはさすがに、割に合わない話ではないかと思う。自国の歴史を正しく認識できる保守派の日本人は、そう考える(反日史観の日本人は、毛沢東を勝たせたい。オバマの側近もそうらしいが…)。
いずれにせよ、今は鳩山失脚での政界再編製に望みを託すほかはない。不安な日は当分続く。
2009/10/29 22:50 | ポトフ [ 編集 ]

伊勢様

今回ブログではロシア系の方?と韓国系?の2つの意見が印象的です。
どちらも日本の軍国化を過剰に懸念しており、米国の中で、世界にそれをアピールしている様に受け取れる。
ネドベージェフさんは先般、北方4島について鳩山さんと話し合いたいと訴求していたと報道されていました。
技術的協力とシベリアを通じ北海道を結ぶ地下資源のパイプライン構想、経済的協力を持った双方経済依存を強化したい意図は、こういう意見を見ると民意とは言えないですね。韓国系の意見に対しては、やはり我国は軍事強化を行い外交カードを多角化すべくでしょう。余程のPressureになる。但し恐ろしいのは、どちらに対してもですが、自衛隊を軍化した後、あまりに露骨な反日を受けると歴史にならい、倭寇に始まり、Colonizationと改め完全制圧に乗り出す可能性も否定できないように思う。このように思う日本人はきっと少なくない。で韓国系はそう杞憂するのでしょうね。
しかしロシアの方々が日本をそれほど警戒するのは、やはり自国兵隊が満州で行った民間人に対する残虐行為、近衛元総理の御子息を帰還させなかった事など、水面下で自国を否定する情報を持つゆえそう思うのかなぁ。それゆえ日本が許すこと等ありえないと考えるのでしょうか。それならばロシア人にもConscienceがあると楽観してしまう。ネドベージェフさんが正式に、個人的に近衛元首相御家族に謝罪等をすると、米国が困り、世界観も、歴史認識も変わりますね。
資源のない国日本と、民間技術のないロシアと異なる新しいAllianceが作られる。
中国系の人達の意見には革新が見られない。
共産党支配国の金太郎あめ的意見ですね。
自国以外の歴史感を認識する能力がない。一般中国人を知っているだけに残念です。
但しアイリスチャンさんにはそれがあったように思う。

敬具
2009/10/28 02:08 | 普通の日本人 [ 編集 ]

WSJ記事「歌舞伎のような日本の国防」 英語ですが読んでください。伊勢

http://bomanchu.blog81.fc2.com/
2009/10/27 18:35 | 伊勢 [ 編集 ]









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プロフィール

伊勢平次郎

Author:伊勢平次郎
 
伊勢平次郎はペンネーム。アメリカへ単身移住してから50年が経つ。最初の20年間は英語もろくに話せなかった。英語というのは、聴き取りにくく、発音しにくい厄介なものだ。負けん気だけで生きた。味方を作ることが生き残る道だと悟った。そのうち、コロンビア映画、スピールバーグ監督、トヨタ工場、スバル・いすゞ工場の北米進出、日本の新聞社に雇われた。2013・6 冒険小説You Die For Me アブドルの冒険(邦題)をアマゾンから出版した。昨年のクリスマスには、King of Pepper(英語版)胡椒の王様を出版した。日本、英国、デンマーク、ドイツの読者が読んでくれたわ。妻のクリステインと犬2匹で、ルイジアナの湖畔に住む。

写真は、ハヤブサ F. p. japonensis。カタカナで書かれる。瞬間飛翔速度は、時速300キロという猛禽。

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