2010/02/05 (Fri) 二番底へ向かう
タイシャン故郷へ帰る
goodby taishan
ワシントン動物園の人気者のパンダ(オス)「タイシャン」が故郷の中国へ帰って行った。アメリカの子供たちが絵を描いた。タイシャンは、最も優れた中国大使だった。伊勢平次郎 ルイジアナ






中国の面子を傷つける?

dalai lama meets obama
17日、ダライ・ラマがオバマと会う。北京は「中国の面子を傷つける行為だ。四月の胡錦濤訪米をキャンセルする考えがある」と脅した。オバマの中国政策は守りから攻撃へと変わったと外交筋だ。中国外務省の女性報道官がヒステリーな声で、ワシントンを批判した。

1)グーグルが「民主活動家の摘発をやめないならば撤退する」と北京政府を脅す。
2)米、台湾に武器を供与する。
3)オバマが、ダライ・ラマと会見する。
4)ガイトナー、人民元の切り上げを迫る。

不機嫌なオバマ大統領さま

obama incompetent
たぶん、医療改革は失敗するだろう。だが、オバマが眠れないのは失業者が減らないことだ。対中貿易赤字が膨らみ財政を圧迫する。米製造業は中国市場へ輸出をしたい。米中貿易戦争勃発だ。オバマは、輸入関税を上げるとか、輸入制限(クオーター)という保護貿易政策を避けたい。最期にドルを下げる手は、インフレを起こすから危険だ。すると、中国に「人民元(RENMINBI)を切り上げろ!」と迫るしかない。人民元は米ドルに対して、25%~40%も低いと言われる。今朝のウォール・ストリート・ジャーナルは、「北京は、“人民元は適切なレートだ”と強気に聞こえるが、5%~最大10%切り上げるだろう」と書いた。アメリカは、中国の弱点を熟知しているのだ。

(解説)この背景にあるのが、「二番底」である。世界の株式市場が下げに入った。最大の理由が、オバマの巨大財政赤字~次が、世界中で失業者が増えていること~ギリシア・ポルトガル・スペインが国債デフォルトの危機にあること~中国がバブルに向かっていること~中国が米国債買い付けに消極的となったこと、、

オバマは、9月に北京へ行ったとき、「受身だ」と批判された。それも理由だが、宥和政策を好むオバマも中国の因業さについに気が付いたのだ。中国人に下手に出てはいけないと。知事選やマサチューセッツの上院議員補欠選挙でオバマは共和党に負けた。今、右旋回しないと、11月の中間選挙で議会を共和党に取られる。イラク~アフガンも不透明だ。だが、最優先が雇用創出だ。だ・か・ら、中国バッシングへと外交政策を変えたのである。

さて、「米中不和」は、日本にとっては有利な流れである。だが、親中路線の鳩山民主党は時代が変わったことに気が付かない。さらに「二番底」が始まったことにも気が付かない。日本の新聞社は、世界が経済困難に向かうときに、朝青龍の引退記事やゴルフ記事に力を入れるという低脳新聞だ。伊勢平次郎 

*昨日一日、第二次世界大戦記念館へ行った。沖縄戦を勉強した。セニアの戦史家とも話した。「太平洋戦争の記録」ビデオ6本を買った。国防省が情報公開に踏み切ったものだ。これについては、整理して週末に載せます。伊勢

comment

多史済済様

主観で恐縮ですが、日本の国を面白くしてしまっている歴史のグレーな部分を、双方向の事実を明瞭できれば、国体の中核の精錬にて、後進の世代に繋げ、よき伝統を守り平和で発展的な独立国へ切磋していけると思うのです。
中露韓への外交、これに関わる国防Faculty、教育へ影響する憲法改正、税策、誘発される経済と、まず民主党でも自民党でも構いませんが、独立国となるのならば、喧噪を求めるのではなく、まず理解を深めた、親友国家であるはずの米国とまず大東亜戦争に関わる全ての事象につき、双方向で話し合いができれば更に実際的な国防戦略を、本当の意味で未来的な国家関係構築を世界に体を示せると思うのです。
わずかなことからで限界があるでしょうが、オバマ大統領にはそれを期待させる資質があると思うのです。

日米が動けば、批難も少なくないでしょうが、本当に致命的な問題は米国との関係からしか現時点では発生しないと思われますから、中国、韓国、その他のアジア諸国、ロシアへも、いい意味で国家関係を変革する必要性を訴求できると考えています。

敬具
2010/02/08 02:13 | 普通の日本人 [ 編集 ]

隼のみなさん

日米が過去の怨念を克服して~相互に忌憚なく~ハラを割った話が出来るようになることは、次の理由で重要なのです。

65年前に終わった第二次世界大戦が人類史上で最大の戦争だった。33万の都市が焼かれ~6500万人が死んだのです。

伊勢爺は、「第三次世界大戦が起きる可能性」を心配する人間のひとり。「第二次大戦は、1939年9月、ベルサイユ体制に耐えられなくなったドイツが、ポーランドに侵攻して始まったけど、第三次大戦は誰が始めると思う?」とウチの青い目のカミサンに聞いた。「それは、このアメリカ」と間髪おかず回答した。中国でも、イスラエルでも、パキスタンでもない。「それじゃ誰が相手なの?」「多分、イラン」だと、、子供手当てや、200万のニートどころの話じゃないのです。これを次のエントリにします。伊勢
2010/02/07 08:18 | 伊勢 [ 編集 ]

普通の日本人 様

 なるほど、中国とよりもむしろアメリカよりはじめよということですね。
 先の大統領ブッシュ氏は来日の際靖国神社に参拝することを希望したと当時の新聞で呼んだことがありますが、政治を離れて歴史の実情が互いに理解されることになればなんとすばらしいことだと思います。
 互いの政治家がそれを行って欲しいですが無理なんでしょうか。
2010/02/07 06:32 | 多史済々 [ 編集 ]

伊勢様

それは大変前進的ですごい事ですね。
きっと成果は大きいと思います。
民主党政府が言わずもがな中国寄りにて、歴史認識研究も日中からで、市民からすると仕方がありませんが、ある意味自民党政府時代に同党が米国政府とそういう研究活動をもっと印象的に行うべくだったのでしょうね。
同盟、条約を持っており最も国策的にallianceを持っている国同士の事から始めるのが筋のように思われます。
戦前戦後の各事象につき開示されてきている情報も少なくないわけで日米のその動きが本質的な歴史研究や今後の課題を明瞭にできる大変有意義な機会にできるはずです。
無論、両国与党の政治思惑はやはり働くでしょうが
それでも行うべきだと考えます。

敬具
2010/02/06 17:55 | 普通の日本人 [ 編集 ]

普通の日本人先生

そうです。政治の力学が大きく、歴史認識でも、日本人は、アメリカ人の強い反論に会い~その逆も然り。

>>米国とこのような対話を行うのも同盟締結記念を唱えるならば価値があると思ったりするのですが、両国の国政に関わる人たちに提案する人はいないのでしょうか。

そうです。それが、わが著の目的です。今日、「沖縄戦」の記録者である女性学者とメール。彼女は、米国ミリタリ・アカデミーのスカラーです。「過去の怨念ではない~正義論争ではない~日米同盟の近未来像が目的」と確認しあった。「原爆投下の正否は、両国に程遠い隔たりがある。解決されなくてはならない」と。「難しいといっていないで、解消しなければならない」と。伊勢
2010/02/06 10:55 | 伊勢 [ 編集 ]

伊勢様

太平洋戦争の記録ビデオは興味深いですね。
家族が朝日新聞を愛読している為、同ソースでの記事でしかあまり最近確認していないのですが、日中歴史研究では一応の進捗を見せるものの、やはり予測範疇の見解示唆に留まっているようです。
政治的な影響が強く反映して両国とも核心にはやはり触れられないものなのですね。
情報が開示されていく内容、様をObservationしています。
北岡さんを強く批判もしませんが、同氏の指摘を、最近は左翼的で旧帝国軍部、政府が行った諸策への一方的な見解認識とも思わなくなりました。
彼の事情はやはり政治色が強いものなのでしょうか。
犠牲者数の差異、その根底にある訴求したい意識、一方向の犯罪的軍事行動の指摘等、研究報告された事実が微弱にも細部明瞭されながら民衆に伝えられる事で、戦争で発生した負を認識させるようなメディア報道、教育示唆がされればと願います。
東京裁判に対する見解と、日本側が求めた大東亜戦争以後にSequence的に発生した国共闘争、文革であったり、天安門事件であったりの明記などに反論する中国共産党側の意見を聞くと、『そうだろうなぁ』と思わされる程頑なであり、歴史は政治、支配層が作るものですか?と難しさが伝わってきます。
それでもやめてはいけないのですね。
米国とこのような対話を行うのも同盟締結記念を唱えるならば価値があると思ったりするのですが、両国の国政に関わる人たちに提案する人はいないのでしょうか。

ダライラマさんですが、やはり中国政府は前進的な応対はしませんね。江沢民、胡錦濤、習近平と共産党内のパワーバランスは万全なのでしょう。
やはり中国は10億からする民衆がInitiativeをとって共産党に圧力をかける事がなによりです。
その意味ではGoogleの撤退は中国民衆に与えるものも少なくないと思います。

敬具
2010/02/06 04:37 | 普通の日本人 [ 編集 ]









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プロフィール

伊勢平次郎

Author:伊勢平次郎
 
伊勢平次郎はペンネーム。アメリカへ単身移住してから50年が経つ。最初の20年間は英語もろくに話せなかった。英語というのは、聴き取りにくく、発音しにくい厄介なものだ。負けん気だけで生きた。味方を作ることが生き残る道だと悟った。そのうち、コロンビア映画、スピールバーグ監督、トヨタ工場、スバル・いすゞ工場の北米進出、日本の新聞社に雇われた。2013・6 冒険小説You Die For Me アブドルの冒険(邦題)をアマゾンから出版した。昨年のクリスマスには、King of Pepper(英語版)胡椒の王様を出版した。日本、英国、デンマーク、ドイツの読者が読んでくれたわ。妻のクリステインと犬2匹で、ルイジアナの湖畔に住む。

写真は、ハヤブサ F. p. japonensis。カタカナで書かれる。瞬間飛翔速度は、時速300キロという猛禽。

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