2010/04/15 (Thu) 神州・日本の宿命
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ようく日本の置かれた位置を見てください。台湾近くまで延びる日本列島が中国大陸を封じこめる形であることがわかる。中国が台湾を取り込みたい理由だ。逆に言えば、日米は中国の台湾侵攻を阻止しなければ、太平洋を中国海軍の潜水艦が徘徊して、アジア支配を狙う。だから、台湾もフィリピンも重要な日米の準同盟国なのである。一方で、オーストラリア・ニュージーランドは、インドネシアという敵の存在がある。条約はなくても、彼ら小国もアメリカを中心として、同盟関係なのである。中国が民主化しない間はそういうことだ。鳩山坊ちゃんよ、これ、わからんの?伊勢平次郎 ルイジアナ





神州・日本の宿命

>>神州日本はいろいろな意味で、恵まれ過ぎているが故に、呪われているともいえるかも知れません、、Mephist (Mephist・隼ソサエテイ会長のご講義です。)

日本の地政学上の意味からすると、ユーラシア大陸の国家は日本を手に入れないと、太平洋に出られないんですね。逆に日本を手に入れた環太平洋国家(アメリカ)は、太平洋を自由に出来るわけです。日本が自力で太平洋の覇権を握るには、日本という国の力は小さすぎます。同時に、どこかに征服されるには、日本という国は大きすぎます。“四方の海は100個師団に相当する”と軍事専門家。出典は、米海軍の父、ジョージ・マハンだろうか。日本列島の位置は日本にとっても厄介な話です。

多少の誇張と推測を含めて追記しましょうか。cap3.jpgは彼の幸福実現党のHPからの引用です。非常に判りやすいですね。

1)米国から太平洋を見た場合

ユーラシア大陸の国家と対峙する場合、太平洋は大平原であり兵站基地でもあります。大量の物資を送り届ける場合には、空輸は不向きなので、輸送船に頼ることになります。

この場合、日本がユーラシア大陸の国家と同盟関係にあると、船舶航行の安全性は自力で獲得する必要があります。つまり、機動艦隊を派遣し~駆逐艦で敵潜水艦を追っ払い~自軍の潜水艦でクリアにした航路を、通過する必要があるということです。

しかも、一部分だけではなく、それこそ、ハワイ以西は戦闘エリアと認識されるでしょう。今でこそミッドウェイ諸島の基地なんか放置されてますが、俄然、戦略的意義が生まれてきます。

また、事実上、太平洋がフリーウェイになるので、その気になれば、太平洋戦争時に日本軍がやったように、潜水艦の単独航行で米国本土へ被害を与えることが可能になるわけです。

しかも、アメリカの仮想敵国を中国とした場合、そこに日中同盟が存在すると、通常戦力による打撃力はグアムからの制空権によるものしか期待できません。陸上戦力を展開するには、日本か、少なくとも台湾を占領する必要があります。アメリカは、それだけで充分な国力の損耗をするでしょう。

2)日米同盟が強固であるなら

米国は日本までの経路において、まったくの不安を感じる必要がありません。台湾が若干微妙ですが、日本~フィリピン~インドネシア~オーストラリアの海上阻止線はかなり強固です。台湾が協力してくれれば、まさに、蟻一匹抜け出る余地のない封鎖網です。

兵站も何の心配も要りません。対中国の場合も、日本が兵站基地となれば、濃密な航空優位で日本海と東シナ海の安全が容易に確保できますので、橋頭堡たる韓国へ楽々と大軍隊を展開できます。

3)逆に米中共同作戦となった場合はどうなる?

可能性は低い。だが、その場合は、日本はロシアと共同作戦となるでしょう。米国が中国と組む場合、脅威を感じるのはロシアです。北極海が守りの要だったのに、中国が裏口から刃を突きつける場合、もしくは中央アジアに食指を動かす場合、ロシアと日本は手を取り合うことになるでしょう。

この場合、中国の包囲が容易に完成しますので、米中同盟は機能しません。日本に中国軍を展開するには、米軍の手助けが必要ですが、日本の海上阻止能力は、全力の米軍では相手になりませんが、片手間の場合(つまり第7艦隊のみ)であれば、ほぼ対等に活動できます。

4)日米同盟が破棄されたらどうなる?

米中同盟が成立した場合、日本は国土保全を自力で行わざるを得ず、新たなパートナーとしてロシアと手を組むか、重武装化しなければなりません。

重武装化した日本は、中国にとって悪夢そのものでしょう。アメリカにとっては、意にそぐわないやっかいな存在になることは間違いありません。ただ、距離的な問題として中国ほどの緊張感は無いでしょうが、ロシアに太平洋の玄関を譲り渡すことになるので、別の意味で緊張せざるを得ません。

5)結論

多少の誇張が入っていますが、結論はこうです。

*日本の民主党が如何にバカの群れでも、米国は安保を破棄出来ない。どれだけ米軍が撤退しても、最低限の影響力を残さざるを得ない。

*具体的には、沖縄から米軍が完全撤退することはありえない。座間、横須賀、佐世保も同様です。しかし、“そんなゴタゴタは面倒だから再占領する”といわれる可能性の方が高いくらいだと思います。

*再占領案は大きすぎて、米国領に組み込めないのが悔しいでしょうね。分割してしまうと、地理的な利点を失いますから。

神州日本はいろいろな意味で、恵まれ過ぎているが故に、呪われているともいえるかも知れません。Mehist

Mephist先生につき

隼ソサエテイの初代会長さんでもあるが、ご先祖代々の工業技術会社(靖国は徒歩の距離)の青年社長さんである。今年40歳になられるのかな?娘さん二人、奥様と4人家族です。根っからの科学者である。それで、軍事戦略データ大好き~数字大好き~英文資料を読むという貴重な存在。日本青年の模範である。

五月末に「隼・新緑の会」をやる計画がある。東京でやる?それとも、浴衣姿と演歌で飲める鬼怒川温泉とか?ところでさ、隼は女性同志が多く、田舎芸者は要らない(笑い)。そういえば、銚子で泊まったとき、市長さんが芸者を呼んだ。70をゆうに超えるおばあちゃん芸者さん二人。三味線持ってやってきた。客は伊勢爺と友人と市長さんの5人だけ。みんなで座敷で踊った。銚子音頭は伊勢音頭に似ていた。さらに、尾崎と言う名前も多いと。すると、源平時代、伊勢平氏が銚子の岬に流れ着いたんやかな(笑い)。伊勢平次郎

(特集)「アブラハム・リンカーンは大理石で出来ていたわけではない」ナンシー・コーエン(歴史家)のコラムを読んだ。144年前の今日、4月16日に暗殺された。米国史上で最も強いリーダーだったとされ人である。リーダーの条件は、1)神がかったインスピレーション~2)実体験の多さ~3)独学をやめなかったこと。つまり、自分ひとりで思考したと。一生涯を通して、二人部屋でしか執務をしなかったと。自分と助言者ひとりとだ。するとさ、鳩山由紀夫って何者ですかね? HAPLESS & LOOPY(アタマが狂った憐れな人間)とね。鳩山坊やヨー、アメリカにはもう来なくていいトヨ! ンじゃさ、浮かれアタマの女房連れて、上野動物園行け!ヨカッタ、ヨカッタ。伊勢爺さんは、LOOPY にまでも優しい人である。

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2010/04/18 06:17 | [ 編集 ]

「地政学」を勉強させてもらった。上の投稿さん、Mephist先生が大衆文化に無関係なるインテリジェンスだと判る。まず、日本海の向こう岸から理解することですね。パシフィック・リムを考察したのは、対馬沖の日露海戦からと考えられる。テオドール・ルーズベルトあたりからかな?ペリーの黒船はそこまで自覚はなかったはずだ。中国の軍事近代化計画は中国海軍の太平洋進出にウエイトをかけている。ソリューション?アメリカは、日本さえ失わなければよいわけだ。中国の野心は頓挫する。

日米同盟というのは、第二次大戦後の世界秩序(REORDERING)の維持に意義を置く。ここが重要なポイントですね。伊勢

2010/04/17 12:59 | 伊勢 [ 編集 ]

ちょっと面倒でも、この記事は読んで置いてください。
【ロシアがフランスから強襲揚陸艦ミストラルを買う理由】
http://obiekt.seesaa.net/article/146675771.html

前半はミストラル購入の経緯と意図ですが、後半はいろいろあります。
むしろ後半だけ読んでもらっても構いません。
それが世界標準で、日本が特殊だという一例です。
2010/04/17 11:49 | Mephist [ 編集 ]

地政学というのは奥が深くて、非常に興味深いですね
地政学の一つのリムランド理論によると
ユーラシア大陸の沿岸部(リムランド)は、ランドパワーとシーパワーが
せめぎ合う場所であり、シーパワーから見て
ランドパワーにリムランドを支配されないようにする事は至上課題である

そういう文脈で見ると、善悪はおくとして、アメリカによるベトナムへの介入も
合点が行くし
麻生前首相の「自由と繁栄の孤」構想はリムランド理論を下地にしていたのでしょう
当然中国もこの地域に影響力を強めようと既に動いています


東南アジアはマラッカ海峡のような※チョークポイントがあるので
日本にとってインドシナ半島諸国やインドネシアとの関係は非常に重要です
去年の5月に、日本はベトナムなどメコン川流域の東南アジア5ヶ国と
経済協力などを話し合う「日メコン首脳会議」を開く方針を固め
11月(政権交代後)に東京において開催されたようです

■日メコン首脳会議:秋にも日本で メコン諸国と連携、中国に対抗
http://takeshima.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1242845116/

■11月6~7日、東京において、日本・メコン地域諸国首脳会議が開催されました。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/j_mekong_k/s_kaigi/index.html


民主党が東南アジア諸国との関係の重要性を何処まで認識しているのか分かりませんが
関係強化への流れを逆行しないで貰いたいです


※チョークポイント
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%81%E3%83%A7%E3%83%BC%E3%82%AF%E3%83%9D%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%88
2010/04/17 11:34 | f15 [ 編集 ]









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プロフィール

伊勢平次郎

Author:伊勢平次郎
 
伊勢平次郎はペンネーム。アメリカへ単身移住してから50年が経つ。最初の20年間は英語もろくに話せなかった。英語というのは、聴き取りにくく、発音しにくい厄介なものだ。負けん気だけで生きた。味方を作ることが生き残る道だと悟った。そのうち、コロンビア映画、スピールバーグ監督、トヨタ工場、スバル・いすゞ工場の北米進出、日本の新聞社に雇われた。2013・6 冒険小説You Die For Me アブドルの冒険(邦題)をアマゾンから出版した。昨年のクリスマスには、King of Pepper(英語版)胡椒の王様を出版した。日本、英国、デンマーク、ドイツの読者が読んでくれたわ。妻のクリステインと犬2匹で、ルイジアナの湖畔に住む。

写真は、ハヤブサ F. p. japonensis。カタカナで書かれる。瞬間飛翔速度は、時速300キロという猛禽。

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