2010/04/29 (Thu) サムライ債が最も安心?

第二次世界大戦中に発効された「戦時国債」は敗戦で紙屑となった。わが父は新聞紙のように捻ってかまどに放り込んだ。国債の歴史を見ると、フランスの国王が、やはり英国との戦争で戦時国債を発行したのが始まり。米国債の発行も戦費調達の部分が大きい。

ギリシア国債は不渡りになるのか?

昨日の火曜日、ニューヨーク株式市場はパニックに陥った。ギリシャ国債(外債という外国に頼る公債)のS&P格付けがジャンク並みになったからだ。あと、二つのノッチしか残っていない。今日朝から下がった株価は25%ほど戻った。午後の相場は、スペイン国債の格付けが、ワンノッチ下がったと報道されるや、フラットになり、ボリュームが激減した。

ドイツ中央銀行総裁はどなった。“あんた方、ユーロを離れて自立したらどうか”とである。だが、結局は3年を限度に貸すしかない。それは、ギリシアが財政破綻(DEFAULT)すると、ポルトガル~イタリア~(ギリシア)~スペインの4カ国(PIGS)とアイルランドが連鎖倒産する危険があるためだ。IMF 総裁は1560億ドルを用意するとだが、IMFのメンバーであるUSや日本、中国にも影響が出る。

WP記事へのコメントに、「ギリシアは共産党が勢力を持ち、政権が代わる度に共産党への配慮から福祉拡大の要求に応じてきた」と。「サヨクは国を滅ぼす」という例だ。

ここで思い出すのが、2002年のアルゼンチンの財政破綻だ。それまで、$1=1アルゼンチン・ペソだったのが、一夜明けると、$=3アルゼンチンペソとなあった。今もそのままである。ブエノスアイレスには、貧民のテント村が地平線まで続いていた。犯罪を抑えるために、食料を配給している。福祉政策の成れの果てである。伊勢平次郎 ルイジアナ





最も安心な国債は「サムライ債」だと、、

CNNが開いた経済番組で、シティグループのアジア金融担当者が、“日本のサムライ債は安全なのか?”という中国系米国人の司会者の質問に、“YES"と一言で答えた。欧州では、ドイツ国債のBUNDがもっとも安心とされる。その理由は、政府の所有する純資産が負債を上回っていることだ。もうひとつが両国の国民性である。勤勉~貯蓄する~高学歴~女性も教養が高い、、

消費税上げ不可欠、受益の姿も示せ

**森信茂樹氏・中央大法科大学院教授(租税法)

国内総生産(GDP)に対する債務残高の比率を見れば、主要先進国で日本の財政状況が最悪であるのは間違いない。ここ数年はっきりした問題は、国債のほぼ全額を国内で消化することはもはや難しく、海外の投資家に頼らざるを得なくなってきたことだ。

貯金で暮らす高齢者が増え、貯蓄率は低下した。輸出の伸び悩みで経常黒字も縮小し、国内の余剰資金は国債投資に回らなくなってきた。海外の投資家を引きつけるためには金利を上げて金融商品としての魅力を高める必要があるが、金利上昇は国債の利払い費の増加と、財政の硬直化を招いてしまう。

金利が上がれば景気回復の足かせとなる。日本経済にとり、巨額の財政赤字は最大の弱みだ。政府が財政再建への取り組みを緩めれば、市場で金利が跳ね上がる事態がいつ生じてもおかしくない。市場という「外圧」が働く前に、深刻な財政問題について政治は国民に警告を発するべきだ。

(解説)だがね、消費税を上げるには条件があるね。1)目的が明確であること~2)政府の支出を削減すること~3)バラマキをしないこと。

国民はね、結局、こつこつと働いて、貯蓄するしかないよ。この程度にしておくわね。質問への回答は、MEHIST会長が適するお人。伊勢爺は、野生の感覚だけだからね(笑い)。伊勢平次郎 ルイジアナ

                                  ~~~

(WP記事へのコメント)

iseheijiro wrote:
Any foreign country can buy a Samurai Bond which is considered the most reliable bond in the world. Even though the S&P rated it a AA, the world acknowledges that Japanese national assets are higher than her debt. Another reason is that Japan has 15 trillion USD in savings, which has been a consistent 5% out of their income since WWII ended. On the contrary American savings rate is minus 0.4%. You spend too much! Japan holds 740 billion US Treasury bond and we are losing its value about 6 billion USD every year. In order to reduce your national debt your government must stop the unecessary Iraq and Afghanistan wars. It should not be a partisan conflict, this is the delusion your government lives in. I am a US permanent resident, I pay taxes in the US and Japan. Both countries are important to my wife and myself. We are not only allies we also share the burden of the US military costs in Japan. I will do my best to help American regain her leader status in the world and balance her budget. The timing now is critical to attack the recession and joblessness in America. We can not afford to let America slip further into a downward spiral.
4/28/2010 11:35:29 PM
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comment

北狩さん

>>何もやらない方が良い。

仰ることは分からなくもない。だが、日本の防衛を日本人が率先してやらなければ、つまり自衛隊をあらゆる面で増強しなければ、アメリカを凌駕するときなど来ないですね。現在のアメリカは、指導者(大統領府と議会)が甘くて危険な状態。オバマは、リベラルに傾き過ぎている。日本人も同じ。リベラルに傾く社会が原因で、今の日本は、アメリカどころか、チャイナにも負けている。尖閣を取られても何もやらないの?伊勢
2010/05/02 19:13 | 伊勢 [ 編集 ]

日本人は今までどおり、手堅く地道に生きていけば
いつの間にか、世界の頂点に立つだろう。
今はただ世界が落ちぶれていくのを、静観していればいい。最後に一番力を持つのはこの国だ。
焦ることは禁物だ。バブルの時を思い出せばいい。
何もしないことが一番徳をした。
今すでに世界の経済は、金融危機復興バブルの最終段階だ。
何もしないで、地道に額に汗かいて働いていれてば、それだけで暴落する世界経済の中で、強い立場に立つことができる。
もし投資するなら、暴落が底をついて上げ始めた時である。その時がいつになるか知らないが、その時は我らがアメリカを凌駕する時である。

2010/05/02 10:50 | 北狩 [ 編集 ]

GRANMA

今から、K先生(長崎県出身の奥様と日系アルゼンチンの医学博士)のおうちに呼ばれている。アルゼンチン風、牛の炭焼肉と南米風サラダにワイン。

日本のデフレ対策のひとつに、「海外の資源に投資する」という考えがある。問題は提案しても、現代の日本人は萎縮しており、議論の魔窟、つまり「理屈地獄」に落ちる傾向がある。その萎縮した心理が進歩を阻んでいるのですね。「当たって砕けろ!」という勇気や意思がない。あとでね。伊勢
2010/05/02 08:41 | 伊勢 [ 編集 ]

>尖閣防衛へ世界連盟計画 華人結集、来年上陸目指す

領土問題に絡めて、日本近海に多くあるという 「資源」が大きな問題なのではないでしょうか?

【青山千春】中国・韓国「海底資源確保」の最新動向[桜H22/4/29]
http://www.youtube.com/watch?v=KzX7FTHMr64&feature=player_embedded

(日本側の問題)
田母神塾 メタンハイドレート- 青山繁春 (1/3) ・・・ 2/3 と 3/3 もあります。
http://www.youtube.com/watch?v=fB_aY5iHFmI&feature=player_embedded#!

日本も資源大国なるぞ。海に眠るウラン
http://www.youtube.com/watch?v=U4ssguJxB3Q
2010/05/02 08:21 | GRANMA [ 編集 ]

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2010/05/01 22:44 | [ 編集 ]

>>尖閣防衛へ世界連盟計画 華人結集、来年上陸目指す

“日本は日本人だけのものじゃない”という思想の鳩山坊やに、どうすればよいか聞いて見たら?伊勢
2010/05/01 22:12 | 伊勢 [ 編集 ]

Venom大兄

今日、デルタの航空券をオーダーした。5月末に東京へ行きます。

お犬さんが亡くなって、お骨になった。手術して13日でほとけになった。庭に埋葬する。愛犬死ぬと滅入るね。

オバマがガルフの原油漏れを見に来ると。満潮には、うちのちかくの塩水湖にまで油で汚染されると。この湖は、渡り蟹~鰐~鮫~ボラ~アカ魚~ペリカンの棲息地滞だから大騒ぎ。油の掃除には、3~6ヶ月も掛かると。その間、一日5000バレルが海底油田から漏れる。伊勢
2010/05/01 22:03 | 伊勢 [ 編集 ]

尖閣防衛へ世界連盟計画 華人結集、来年上陸目指す
http://www.47news.jp/CN/201005/CN2010050101000519.html
2010/05/01 21:59 | [ 編集 ]

ミシシッピ河口沖のメキシコ湾で、原油流出事故だそうですね。 このところ、剣呑な話題が多くて心配です。
2010/05/01 20:51 | Venom [ 編集 ]

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2010/05/01 16:24 | [ 編集 ]

那智の滝兄さま

いいえ、こちらこそ失礼だったかも知れない。「アナーキーな目的」を持って、政府を批判する学者は多い。

それよりも、小沢・鳩山は、「もう終わった」ことにも認識がないようだね。ところで、民主党内の反小沢~野党は大丈夫?桝添という仁も、姑息な人物だなあ。 伊勢
2010/04/30 20:45 | 伊勢 [ 編集 ]

ルビ二、“世界の国債は不渡りに向かう”と。英語ですが、読んでください。このNY大学経済学教授は、「サブプライム・ローンが金融メルトダウンを起こす」と事件の1年前から経済紙に論文を出していた。伊勢
http://bomanchu.blog81.fc2.com/
2010/04/30 20:34 | 伊勢 [ 編集 ]

このコメントは管理人のみ閲覧できます
2010/04/30 17:51 | [ 編集 ]

Roubini: Fed Will Eat Own Words, Resume Easing

“米連銀(FRB) は、$1.2%兆ドルの住宅ローン不良債権を買い上げてきたその、STIMULUSの終了を告げた。この政策は危機における量的緩和というものだ。ここで、インフレよりもデフレが恐いバーナンキ議長は金利をゼロに近いままとするだろう。少なくとも、来年の第一四半期か第二四半期までは。だが、オバマ民主党が政権に残りたければ住宅市場を底上げしなくてはならない。米国債10年モノの利息(最近約4%まで上げた)のために~低利の住宅ローンを提供するためには、量的緩和を再開するしかない”とノリエル・ルビニ・NY大学経済学教授は語った。

この意味するところは重要なのですね。つまりUSDや米国債の下落に繋がるからだ。伊勢
2010/04/30 12:53 | 伊勢 [ 編集 ]

那智の滝さん

「財政支出をどんどんやれ~国民は政府に騙されている」という説ですね。リーマン破綻後にオバマに勧めた経済学者は多くいた。だが、まず米国民が反対した。次に国債市場が反発した。現時点では、超党派で財政再建に取り組んでいる。これも、謀略ですか?植草という人の論文は、日本経済を破壊したいデマに近い。まともな人間の思考ではない。だが、あなたが、デマを信じるのは自由だ。伊勢
2010/04/30 07:53 | 伊勢 [ 編集 ]

ネトウヨさんよ

日本語わかるの?ここは幼児の来るところではないよ。伊勢
2010/04/30 05:16 | 伊勢 [ 編集 ]

第69回日本経済復活の会 講師:三橋貴明
http://zoome.jp/gokujocoil/diary/2

三橋貴明ブログ
http://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/theme-10011839611.html

経済コラムマガジン
http://www.adpweb.com/eco/index.html

小野盛司氏の日本経済蘇生論
http://shimotazawa.cocolog-wbs.com/akebi/2008/08/post_f0c0.html
2010/04/30 02:28 | 那智の滝 [ 編集 ]

>>今朝、PIMCO(世界最大のファンド)が

西洋・中華問わず、あちらの金持ち連中は、
適当な権威をでっちあげ、理屈でなく、印象操作で、
愚民を煽動し、さらなる富を溜め込みます。

さて、「日本の長期国債(30年もの)に手を出すべきではない~中国やアジアの国債が魅力を増してきた」
という言葉のどこに、サムライ債の限界の説明がありますか?

「物事には「道理」がある」と主張する伊勢さんのコメントには、何の道理も見出せません。
2010/04/30 01:00 | ネトウヨ [ 編集 ]

多史済々先生

今朝、PIMCO(世界最大のファンド)が、「日本の長期国債(30年もの)に手を出すべきではない~中国やアジアの国債が魅力を増してきた」と。サムライ債の限界を警告した。つまり、個人でも、会社でも、国家でもその借金には「限界」があるということですね。

与謝野さんの「消費税を上げる政策」の内容に耳を傾けましょう。物事には「道理」がある。道理に耳を貸さない人間は人間ではないです。伊勢
2010/04/29 21:56 | 伊勢 [ 編集 ]

再生 → 財政
m(_ _)m
2010/04/29 17:10 | ネトウヨ [ 編集 ]

再生健全化?
税負担アップ?

情弱もほどほどに・・・・
2010/04/29 17:09 | ネトウヨ [ 編集 ]

 財政の何もわかりませんが、国の借金は国民の受益に資してきたことでしょう。
 それならさほど驚くことも無いのではないでしょうか。
 今度は国民が税を負担して国の借金を減らせばいいのでは。
 勿論、行政の無駄を極力排除することと同時進行ですが。
2010/04/29 14:51 | 多史済々 [ 編集 ]









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プロフィール

伊勢平次郎

Author:伊勢平次郎
 
伊勢平次郎はペンネーム。アメリカへ単身移住してから50年が経つ。最初の20年間は英語もろくに話せなかった。英語というのは、聴き取りにくく、発音しにくい厄介なものだ。負けん気だけで生きた。味方を作ることが生き残る道だと悟った。そのうち、コロンビア映画、スピールバーグ監督、トヨタ工場、スバル・いすゞ工場の北米進出、日本の新聞社に雇われた。2013・6 冒険小説You Die For Me アブドルの冒険(邦題)をアマゾンから出版した。昨年のクリスマスには、King of Pepper(英語版)胡椒の王様を出版した。日本、英国、デンマーク、ドイツの読者が読んでくれたわ。妻のクリステインと犬2匹で、ルイジアナの湖畔に住む。

写真は、ハヤブサ F. p. japonensis。カタカナで書かれる。瞬間飛翔速度は、時速300キロという猛禽。

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