2011/05/04 (Wed) ビン・ラデインは丸腰だった


パキスタンのカラチ。オサマ・ビン・ラデインの葬儀に集まった群衆。





ビン・ラデインは丸腰だった

5月1日の未明(午前2時)、米海軍特種部隊(NAVY・SEALS)は、ビン・ラデイン殺害命令を受けた。アフガニスタンの米軍基地から、2機のブラックホーク攻撃ヘリに分乗して、6年間隠れていたというアジトを襲撃した。作戦名は、ジェロニモ。

1)先頭を飛んでいたヘリに故障が起きた。オーバーヒートだったと。隠れ家の塀に尾翼のプロペラが当たり粉々になったが地面に着いた。米チームには負傷者は出なかった。そこへ後続のヘリから降りたコマンド隊員たちが加わった。その後、チヌーク大型(2翼)輸送ヘリも到着して、さらに、コマンドは増えた(部隊編成が何人だったか記事にはない)。まず、ビン・ラデインの秘密通信人二人と銃撃戦となり銃殺された。武装していた。つっぎにもう二人がやはり銃撃戦で銃殺された。これらの銃撃戦は地階である。

2)コマンド隊員たちは、ビン・ラデインが居ると思われる二階へ上がっていった。すべてが、戦闘基準通りに機械的に行われたと。ビン・ラデインをひとりの女性が庇った。すぐに銃殺された。

3)・ビンラデインはアタマを撃ち抜かれて即死した。

(問題1) 実は、ビン・ラデインは武装していなかったと。ホワイトハウス報道官は、“撃ち合いになって、殺された”とはじめに言っていたから、大問題になった。パネッタCIA長官は、“反対があっても、自分は、ビデオを公開する考えだ”と、さっき語った。

みなさんは、ビン・ラデインの頭の半分が吹っ飛ぶビデオを見る日がくる。問題は、イスラム教徒の暴動が予測されることだ。流血テロに繋がることは明らか。だが、ビデオを公開しなければ、イスラム教徒は、ビン・ラデインはまだ生きていると主張するだろう。

(問題2) オッサマ・ビン・ラデイン(53)はイスラム教過激派の英雄なのだ。オバマとは比較にならないカリズマを持っていた。戦場に生きて~信じることに身を捧げた。キューバのチェ・ゲバラと同じ生き方をした。

オッサマ・ビン・ラデインは神様になったのである。これは怖いことだ。聖戦(ジハード)を誓ったムジャハデイン(兵)は世界中に散らばっているからだ。

(問題3) オバマはイスラム国家やイスラム教徒の前に立つことはないであろう。オバマは、イスラムの友人と受けとられていた。だが、オッサマ・ビン・ラデイン殺害命令にサインしたのだ。アラブは復習の伝統を持つ民族だ。この意味するところは、丸腰のビン・ラデインを殺したことで、アメリカ国民ととイスラエルは、さらに危険になったということである。伊勢平次郎 ルイジアナ

comment

一有権者先生

米国の大衆が、“ビデオを見せろ”とオバマを批判し始めている。56%の支持率は三日天下でしょう。やはり、いくら、テロリストの首魁でも、丸腰の男女を撃ち殺すことは受け入れられない。偽善者オバマの化けの皮が剥がれる瞬間です。

日本の大手新聞社はとうに終わっているんです。部長以上や役員は自分らの退職金さえ確保できればいいと考えている。部下も会社も捨てる。若い記者には、忠誠心はない。討論すると、すぐに切れるから判る。伊勢
2011/05/05 08:28 | 伊勢 [ 編集 ]

伊勢様おはようございます。日本のマスコミは信用できないと言う話はよく聞く話ですが、自分の足で情報を収集して記事を書かないのであれば金を払ってまで読む価値は無いと思われますね。某反日新聞も下請け?フリージャーナリスト?の記事を買って机上で書き直して配信しているとも聞きます。それで年齢的に法外ともいえる?給与を貰っているとも。

米国と日本の関係も難しい部分が出てきますね。
一方では日米同盟で中露等からの圧力を回避できている反面原油等の供給をめぐっての部分において中東の関係を壊す事は日本経済に多大な打撃を与えます。

私は経済的なことも大事ですが、できる事ならば日本と中東や東南アジア等の国々は今以上にもっと協力できる間柄にあるべきと思います。もちろん米国は一番大事な同盟国であるべきですが。
かつてイラクへ復興支援に赴いた自衛隊の髭の体長こと佐藤正久参議院議員は現地の皆さんと信頼関係を築く事と共に自衛隊が精強な部隊である事を印象付ける事、決して現地の方が自衛隊に銃を向けてくるような気持ちを持たせぬ事に腐心し現地住民から信頼を分かち合え共に道路舗装、学校建設、綺麗な水の補給等の仕事をしたとの事。なぜこのように出来ぬのか悲しい事ですね。一人の個々人として悪い人間というのはそう多くいるものではないと信じたい。
ビンラーディン氏もアフガンでは旧ソ連の侵略に対し米国から支援を受け戦ったムジャヒディンではなかったかと記憶しておりました。

ただ3.11はやってはいけないテロでありその後の各地におけるテロも許す事はできませんが。
2011/05/05 07:53 | 一有権者 [ 編集 ]

丸腰ビンラーディン「抵抗したため射殺」米説明

 【ワシントン=黒瀬悦成、イスラマバード=横堀裕也】カーニー米大統領報道官は3日、国際テロ組織アル・カーイダ指導者ウサマ・ビンラーディンが米特殊作戦チームに殺害された当時、武器を持っていなかったことを明らかにした。

 報道官によると、ビンラーディンを殺害または拘束するよう命令されていた作戦チームは、「ビンラーディンが抵抗したため射殺した」と説明したという。

 報道官によると、ビンラーディンは、パキスタン北部アボタバードにある邸宅の2階または3階の一室に夫人と共にこもっていた。作戦チームの隊員が突入した時、飛びかかってきた夫人の足を撃って負傷させ、続いてビンラーディンを射殺した。ほかに、アル・カーイダの連絡役2人と、銃撃に巻き込まれた女性1人が射殺された。
(2011年5月4日20時11分 読売新聞)

相変わらず、読売ワシントン支局国際部は、ダメ記者の集まりだ。“こんな情報はどんどん変わる”と書くべきなのだよ。おい、きみたちは、隼を読んでるかい?マルゴリーによろしくね。

オバマは、ビデオを公開しないことに決定したと。パネッタCIA長官はむくれているだろうよ。NYのトレードセンター跡で演説するのも、悪い判断だよ。オバマには、イスラムの友人は居なくなったんだ。サウジのアラブか、パキスタンの親ビンラーデインのテロが起きると思っている。伊勢爺
2011/05/05 05:21 | 伊勢 [ 編集 ]

僕の兄も満鮮組という予科練上がりの特攻のひとりだった。長崎の海辺で塹壕を掘るうちに終戦になった。“特攻志願恐くなかったの?”“18でね、恐いとかそういうことじゃなかったよ”と。3月のある夜に碇を揚げて、5000人の青年を乗せた輸送船団は出て行った。沖縄に行ったんだと。誰も帰って来なかった。そんなことを淡々と話すわが兄ですわ。84になったかな。凄く健康ですよ。この兄はアメリカが好きなんです。戦後、立教大学を出て、英語力でアメリカの血液銀行に勤めた。給料も、手当ても最高だったと。ハリウッド映画~ジャズ~ワシントンという靴、、“お前はいいな。アメ公の女房かい”なんて言っている。うちの青い目のかみさんと、品川の焼き鳥屋で会っている。エジプトの石像を貰って喜んでいた。長生きしてもらいたい。伊勢
2011/05/05 03:16 | 伊勢 [ 編集 ]

伊勢様、早速のご返答有り難うございます。忠臣蔵は仇討ちだけれども私闘、特攻隊は国民を巻き込んだかもしれないけれど私闘ではない、と思います。戦で日本人は私闘ではないから皆命を捧げたと思うのです。幼稚でしょうか?
2011/05/04 23:34 | 仙台勤務医 [ 編集 ]

仙台勤務医先生

ぼくが心理学に興味を持つようになったのは、40歳と遅かった。仕事に就けなかったり、約束していた女性と別れたことがきっかけだった。彼女がサンタバーバラ加州大の心理学教授だったために、彼女の講義を聴きに行ったり。人間だけではなく、動物はみんな心理を持っていると知ったのです。

人間は集団生活をすることから、その地域で民族の持つ性格が違ってくる。如実に違うのが、南北だと思う。同じ民族でもですね。東北と沖縄ではね。

IRAや神風特攻隊には、同じ内向性があるでしょうね。忠臣蔵の47人も、神風も同じ「忠君・忠誠心」という心理を持っていた。忠臣蔵に人気があるのは仇討ちだからでしょう。一方は国民を巻き込んだ戦争。

忠誠心といえば、イスラム教徒は、アッラーに忠誠を誓っているのですから、恐いのです。ビンラーデインの仇討ちにも出るでしょう。伊勢
2011/05/04 23:20 | 伊勢 [ 編集 ]

<日本人、イスラム、アイリッシュは、法廷弁護士(喧嘩弁護士)に向かない。“よわい”と受け取られるわけです。 だが、この内向き、謙譲な性格が怖い。いったん、“殺す”と決心したときですよ。切れると、とどまらない性格なんですね。>
IRAや特別攻撃隊もそうなんでしょうか?ところで小生はいつも疑問に思うことがあります。忠臣蔵がよくて神風が非難される日本の風潮が不思議でなりません・・・。駄文お許しください。
2011/05/04 21:06 | 仙台勤務医 [ 編集 ]

米大統領の支持率上昇…ビンラーディン殺害後

 【ワシントン=黒瀬悦成】米紙ワシントン・ポストとピュー・リサーチセンターは3日、ウサマ・ビンラーディン殺害直後の世論調査で、大統領の支持率が前月比9ポイント増の56%に上昇したと発表した。不支持は38%。

 来年11月の大統領選で再選を目指す大統領は、今回の「歴史的大戦果」をテコに、低落傾向にあった人気の回復を図りたい考えだ。

 大統領の政策別の支持率では、「アフガニスタン政策」が前月比17ポイント増の60%。「テロ対策」も同14ポイント増の69%に達した。大統領は5日、米同時テロの標的となったニューヨークの世界貿易センタービル跡地「グラウンド・ゼロ」を訪問し、演説する。大統領としては、今回の作戦成功を機に、「テロ問題に強い大統領」とのイメージを国民に印象づけたい考えだ。(読売新聞)

裏目に出るといっておく。ばかなんだ。伊勢
2011/05/04 19:26 | 伊勢 [ 編集 ]

野鳩34先生

僕ら夫婦は1990年からよく中東や北アフリカのアラブ国家を旅してきた。パキスタン人の友人も多くいるが、イスラム教徒が、中韓のような好戦的な性格でないことをよく知っている。日本人の内向的な性格と似ている。つまり表現能力がないというわけでなく、相手を傷つけまいとするのですね。米英・イスラエル・中国・韓国の国民性の反対ですね。こっちは、相手を攻撃して一歩も譲らないという国民性なんだ。弁護士を比較するとよくわかるよ。日本人、イスラム、アイリッシュは、法廷弁護士(喧嘩弁護士)に向かない。“よわい”と受け取られるわけです。

だが、この内向き、謙譲な性格が怖い。いったん、“殺す”と決心したときですよ。切れると、とどまらない性格なんですね。ある意味で、Theocracy(イスラム、神道などの影響が強い思想)と無関係ではない。イスラムも、神道も、戒律がある。さらに、克己心を教えているので、我欲を抑制する。“私利を追求することは良い~自由恋愛(ホモも含める)は良い”とする資本主義と人道リベラルが基本のキリスト教、ユダヤ教の教えの真逆なんです。

オバマの「ビンラーデイン殺害命令」は高いものに付く。丁度、ブッシュ1、ブッシュ2が米国経済や米国の国家安全に高いものに付いているのと同じですね。

オバマは、ビンラーでインを殺したことの意味に気が付いていない。“アメリカの勝利だ”などの安直な演説で判る。未熟な青い人間なのです。日本はアメリカが必要なんだが、こういうのに抱きつかれる(ベアハッグ)のには要注意なんだ(笑い)。

日本は米国の同盟国。だが、ここでは、一線を敷いておくことを勧める。つまり、イスラム国家やアラブ諸国と、日本は敵対しない関係を続けることです。

今月の15日にトルコとキリギスタンへ旅する。“旅行中に航空機爆破テロが起きると、米国に帰るのが困難になるね”と昨夜、うちのと話してたよ。

“アラブ、パキスタンの反米テロが起きる”と考えるひとりです。起きれば、世界経済はいきなり後退する。日本も、米英も、イスラエルも、そろそろイスラム圏に対する世界観と外交政策を劇的に変える必要がある。性格が似ている日本人には難しくないですね。このビン・ラーデインも、アメリカと戦った日本人が好きだったのですよ。南米や、アジア、トルコなど中東の日本に対する目は熱い。1990年、伊勢は、サンフランシスコからオーマンを経由して、アラブ首長国航空に乗り換え、イスラマバードへ飛び、ビンラーデインをインタビューするプランがあった。Y新聞、NY支局長だったSさんが拒否した。理由は、Y紙は戦場に記者を送らないとするポリシーだと。つまり、“本当のジャーナリストは、日本には居ない”のだと。記事は、共同通信などから買って済ませるわけですよ。これが日本の報道大手なんだよ。恥ずかしいことだよ。伊勢

ま、民主党も、自民党も米国の目を伺っているから、腰が引けてはいるね(笑い)。腰が低いのは個人としてはいいが、国家ぐるみで低姿勢意では劣等種と見られる。伊勢爺
2011/05/04 17:17 | 伊勢 [ 編集 ]

>ビン・ラデインをひとりの女性が庇った。すぐに銃殺された。

嫁が夫の盾になったんですね!、ビンラーディンが嫁を盾にしたのではなく。何番目の嫁か分かりませんが夫の盾になるという意志の強さにオドロキです。よく聞く話では家族に危機が迫ったときに男が盾になるものだと思っていましたから、イスラム教徒ってどちらかといえば男尊女卑ような感がありましたから家族を庇って死んだのかと。
2011/05/04 11:25 | 野鳩34 [ 編集 ]









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プロフィール

伊勢平次郎

Author:伊勢平次郎
 
伊勢平次郎はペンネーム。アメリカへ単身移住してから50年が経つ。最初の20年間は英語もろくに話せなかった。英語というのは、聴き取りにくく、発音しにくい厄介なものだ。負けん気だけで生きた。味方を作ることが生き残る道だと悟った。そのうち、コロンビア映画、スピールバーグ監督、トヨタ工場、スバル・いすゞ工場の北米進出、日本の新聞社に雇われた。2013・6 冒険小説You Die For Me アブドルの冒険(邦題)をアマゾンから出版した。昨年のクリスマスには、King of Pepper(英語版)胡椒の王様を出版した。日本、英国、デンマーク、ドイツの読者が読んでくれたわ。妻のクリステインと犬2匹で、ルイジアナの湖畔に住む。

写真は、ハヤブサ F. p. japonensis。カタカナで書かれる。瞬間飛翔速度は、時速300キロという猛禽。

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