2011/11/09 (Wed) 日本人よ、ルビコンを渡れ!


"Vercingetorix throwing his weapons at the feet of Caesar" フランス人画家リオネル・ロワイヤルによる1899年の作(ル・ピュイ=アン=ヴレのクロザティエ博物館所蔵)。アレシアの戦いにて、カエサル(赤いトーガをまとう人物)の軍門に下り、勝利者の足元に武器を投げ捨ててみせるウェルキンゲトリクス(馬上の人)。



伊勢夫婦は、1990年、湾岸戦争時代にシシリーに一年間住んだ。シシリーには、旧ナチス・ドイツ空軍基地だったが、現在は、米空軍基地となっている「シガネラUSエアベース」という地中海で最大の米空軍基地がある。うちのが、その基地から、サウジ・アラビアにフライトしていた。亭主の伊勢は、魚釣り~つたないイタリア語で買い物~基地内でゴルフ~「シチリア紀行」を書いて、講談社系のセブンシーズに売った。イタリア半島を一ヶ月も車で旅行した。ポー河も、ルビコン河もその土手の上に登って見た。

ガリア(現在のフランス)に8年も遠征して制服したジュリアス・シーザーは、ルビコン河の水辺に馬を入れた。そして。犀(さい)を投げた、“全軍、河を渡れ!”と命じた。48歳のシーザーは、元へは戻れないことを知っていた。英雄シーザーを恐れたローマ議会が出した“ルビコン河を大軍を率いて渡れば、死刑に処す”を無視したのである。以来、“ルビコンを渡る”とは、元へは戻れぬ決断を下す故事となった。

シーザーは、ガリア戦記を遠征中に書いた。8巻もある大書である。また、シーザーは、手振り身振りに加えて、豊かな表現でローマ市民を魅了した。文武両道を備えていた。

“犀は投げられた” “来た~見た~勝った”という名言を自書によって遺した。伊勢平次郎 ルイジアナ






世界平和研、TPP交渉参加表明を求める提言

 財団法人世界平和研究所(会長・中曽根元首相)は8日、環太平洋経済連携協定(TPP)について、「わが国の発展には経済連携を積極的に推進することが急務だ」と指摘し、政府に交渉参加の早期表明を求める提言を発表した。

 提言では、TPP参加の利点について、〈1〉長期的には輸出競争力が向上し、輸入品価格の低下で消費者に利益をもたらす〈2〉海外投資を通じた生産基盤の強化と、対日投資の増大が期待できる――などの点を挙げた。政府に対し、早期の交渉参加で協定の具体的なルール作りに参加する機会を確保するよう求めた。

 一方、交渉参加への国内の懸念を払拭するため、政府には農業再生策や農業予算確保の見通しを明確に示す必要があるとした。また、TPPに関する情報発信が不十分なことが「国民に混乱を招いている」とも指摘し、TPPを含む経済連携問題を統括する部署を政府部内に設置することも提案した。

(2011年11月8日20時42分 読売新聞)


(伊勢爺のつぶやき)

TPP交渉参加は、GDP世界三位の貿易大国・日本の選ぶべき道である。日本人よ、自信を持て!日本人よ、ルビコンを渡れ!そして、世界史に名を遺せ! 伊勢平次郎




comment

ユリウス・カエサル
『ガリア戦記』
1942 岩波文庫
Commentarii de Bello Gallico : Julius Caesar 紀元前1世紀
近山金次 訳

という本がNY紀伊国屋から送られてくる。昨夜、うちのが、クエートから帰宅した。休暇を貰った。伊勢爺の快気祝いをすると。実は時期尚早だが、15日から、22日まで、中南米のコスタ・リカへ休暇でいく。この「ガリア戦記」を持っていく。太平洋で泳ぐ。マニュエル・アントニオ国立公園(世界遺産)の隣町(港)クエポスに泊まる。珍鳥、珍猿、ナマケモノ、珍草花、パッション・フルーツなどの熱帯の果物、、小型機で火山のある山間部に飛ぶ。ハイキング、乗馬をウチのがしたいと。だが、伊勢爺の体力はまだまだ。ひるね旅になるかな(笑い)。伊勢
2011/11/10 01:34 | 伊勢 [ 編集 ]

>>改革が必要で、いっそ50歳以上はすべて総退陣して、現在40歳代の人々に任せてはどうかと思う。

いいえ、若い人は読書量が不足、それもかなり不足している。AVやインターネットでは、深い考察力は生まれないのです。最近の若い人は、特に、古書~歴史に関心が無い。質問してみると判る(笑い)。Kenjiさんには、読書~独学の習慣が付いている。仰ることはよく分かりますよ。

>>アメリカ経済の苦境がたぶんわが国より、ひどいからである。(?)

いいえ、経済が悪いのは同じのようですが、その悪い順番は、1)英国~2)日本~3)韓国~4)豪州~5)EU~6)アメリカ、、

全部の国の財政~GDP成長率~失業率~インフラ(住宅保有率~港湾~運輸~医療)を勘案したわけではないが、大体こんなところです。アメリカの強い理由は、ドルが機軸通貨だから。米国債10年ものの利回りは、1.99%に過ぎないので、今朝でも、ヨーロッパや新興国の資本が米国債を買っている。なぜ判るのか?利回りを下げても売れているからです。さらに、今年、アメリカの上場されている企業の3.2社が収益を予想された(1株あたりの収益)を超えている。それに対して1社が下げている。もうひとつのアメリカの強い理由は、ベン連銀議長は、ドルを増刷して~財務省の国債を買うことができる。または、満期となった30年ものを現金にして回収せず、ロールオーバーして、財務省の残高を確保しているなど、、伊勢
2011/11/10 00:38 | 伊勢 [ 編集 ]

>反米・嫌米・抗米というメンタリテイは、劣等感の裏返しですね。だいたい、英語で資料が読めない人に多いようです。

同感です。kenjiも英語力は中学程度で、ネットの投書などは習った人のそれは読みやすい。文法によっているからである。そのほかは四苦八苦であるが、よんでいる(?)。逆に英語ができすぎて、反米という人もいるのでは?

 現状はまるで<ハルノート>を提出されたときのようです。アノとき、吉田茂はまだ交渉の余地はある。中国からの撤退期限が書いていないと話したそうです。

 農業、年金、医療、財政構造、教育、第三次産業、マスコミ、その他TPPとは関係なく、改革が必要で、いっそ50歳以上はすべて総退陣して、現在40歳代の人々に任せてはどうかと思う。

 10年先について発言したTPP反対の意見がない。
kenjiは簡単に考えている。どの道、組む相手を選ぶなら。アメリカだである。身の回りのものの大半はアメリカから来ているからである。
 それと得の選択ではなく、少ない損の選択と見ているからである。
 軍事体系がアメリカの軍事体系の一部として組み込まれているからである。システムの変換は簡単ではないからである。
それとアメリカの発狂を恐れるからである。彼らはまじめに発狂するからである。
 それとアメリカ経済の苦境がたぶんわが国より、ひどいからである。(?)
 まあいろいろですね。

<見た、来た、勝った>ですか。

クリントン国務長官がリビアについてのインタビュうにおいて
<we came,we saw,and he died>と述べたが彼女はこのシーザーの故事を承知して、はなし、尋ねた人もそれを承知して、そのテレビを見る人もそれを承知しているでしょう。

 我々日本人にかけるのはこの感覚でしょう。
TPPを見たら黒船や元寇、ワシントン軍縮体制、ハルノート、ポツダム宣言。ニクソンショックなどを思いながら、話す余裕があってもいいではないか。それとそれらがその後どのように展開したかも。
2011/11/09 21:57 | kenji [ 編集 ]

隠れ投稿さま

有難うね。"座して死すよりも、打って出よ”です。アメリカは、日本の敵ではないです。反米・嫌米・抗米というメンタリテイは、劣等感の裏返しですね。だいたい、英語で資料が読めない人に多いようです。日本人同士で、話すために、“アメリカは日本を食い物にする~アメリカは、いずれ日本を捨てる”などの、ネガテイブな話題になるのです。

ぼくの知っているアメリカ人は、お人好しで~真っすぐで~親愛に満ち~よく笑う人々です。アメリカ人の真の憲法とは、“フェアネス”です。疑う勿れ!人間、疑えば、キリがないものですね。有難う。伊勢
2011/11/09 20:25 | 伊勢 [ 編集 ]

ウオール・ストリート・ジャーナルが、“日本は、真実と直面出来ない”“日本製品は優秀というのが、日本の文化だった。だが、今日では、否定されている”と書いている。オリンパスの隠し事件のことです。伊勢

Japan Can't Handle the Truth

by Duncan Mavin and James Simms from The Wall Street Journal

Brand Japan, which used to stand for a culture of excellence, these days brings to mind something else: denial.
2011/11/09 20:10 | 伊勢 [ 編集 ]

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2011/11/09 18:46 | [ 編集 ]

皆様今晩は。

「ルビコンを渡れ」TPPについてももちろんですが、憲法九条改正等日本の防衛を確かなものにする為にも色々な改革は必要になりますね。

さて昨日注視しなくてはと言っていた「中国船領海侵犯」ですが、あっさりと罰金刑(30万円)に処して釈放すでに中国船は長崎港を出港したと。

なんの為に海保の皆さんが苦労して侵犯した中国船を拿捕したのか。外交カードに使えた一枚をみすみす逃したと思います。なんといい加減な政府だろうか。
2011/11/09 18:21 | 一有権者 [ 編集 ]









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プロフィール

伊勢平次郎

Author:伊勢平次郎
 
伊勢平次郎はペンネーム。アメリカへ単身移住してから50年が経つ。最初の20年間は英語もろくに話せなかった。英語というのは、聴き取りにくく、発音しにくい厄介なものだ。負けん気だけで生きた。味方を作ることが生き残る道だと悟った。そのうち、コロンビア映画、スピールバーグ監督、トヨタ工場、スバル・いすゞ工場の北米進出、日本の新聞社に雇われた。2013・6 冒険小説You Die For Me アブドルの冒険(邦題)をアマゾンから出版した。昨年のクリスマスには、King of Pepper(英語版)胡椒の王様を出版した。日本、英国、デンマーク、ドイツの読者が読んでくれたわ。妻のクリステインと犬2匹で、ルイジアナの湖畔に住む。

写真は、ハヤブサ F. p. japonensis。カタカナで書かれる。瞬間飛翔速度は、時速300キロという猛禽。

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