2011/12/05 (Mon) イランは、何故、アメリカと敵対するのか?(その1)


RQ-170 センチネル(無人機) 出典:ウィキペディア

用途:無人航空機 (UAV)
分類:偵察機
製造者:ロッキード・マーティン
運用者: アメリカ合衆国(アメリカ空軍)
表示RQ-170 センチネル(Sentinel,監視者、歩哨などの意)はアメリカ空軍が採用している無人航空機。開発はロッキード・マーティン社のスカンクワークス。現在アフガニスタンに配備され、不屈の自由作戦に参加している。

2009年12月4日にアメリカ空軍が公式に存在を認めるまでは存在そのものが隠されていたが、それ以前にアフガニスタンでRQ-170を目撃したジャーナリストからはカンダハールの野獣(Beast of Kandahar)と呼ばれていた。 また、ウサーマ・ビン・ラーディン殺害作戦の際の偵察活動にも使用されたとされる。

形状はステルス性を意識した無尾翼全翼機で、以前開発されていたRQ-3 ダークスターやポールキャットとよく似ている。詳しい性能などはまだ発表されていないが、名称が非武装の偵察用無人機を意味するRQであるため武装は搭載できないと推測されている。

YMQ-18(A-160 ハミングバード)の次に開発された無人機であるため通常なら制式コードには19が付与されるはずだが、実際には170というかけ離れた数字が当てられている。このような慣例にとらわれない命名は、同じく極秘に開発されていた世界初のステルス機F-117でも行われた。






イラン、米無人機を撃墜…ステルス機体回収か

 【テヘラン支局】AFP通信によると、イランの国営衛星テレビ「アル・アラム」は4日、イラン軍関係者の話として、同軍が同国東部の上空で米国の無人偵察機を撃墜したと伝えた。

 撃墜したのは報道の「数時間前」としている。偵察機は大きな損傷もなく、イラン軍に回収されたという。

 この偵察機はレーダーに捕捉されにくいステルス性能を備えた「RQ―170型」という。イランは、米国やイスラエルによる核施設への攻撃に備えて、頻繁に軍事訓練をしており、今年1月にも米軍の無人偵察機2機を撃ち落としたと主張している。

 米国の最新軍事技術がイランを通じて、第三国に流出する懸念もある。

 イランによる核兵器開発の疑いを指摘した国際原子力機関(IAEA)の報告を受けて、欧米が対イラン経済制裁を強化する中、イランでは、テヘランの英国大使館に11月29日、デモ隊が乱入する事件が起こるなど、欧米への敵対的態度を強めている。

(2011年12月5日01時12分 読売新聞)


(伊勢の解説)

あれあれ、“撃墜した”と書いている。この記者は英文が読めないのだろうか?実際は、“ダウン”である。どういう意味かというと、イラン国防軍に、リモコンのコードを破られて、地上に誘導されたのだ。つまり、マカフィーなどのバッグ対策に欠陥があるということだよ。

イランとアメリカのつばぜり合いが始まっている。英・仏・独もアメリカ側に立っている。イラン側は、ロシア・中国・パキスタンだ。さあ、日本はどちらに?

“何故、イランはアメリカと敵対するのか?”シリーズでお届けしたい。この問題は、イスラムVSキリスト教ではない。戒律を重んじる文化VS煽情をOKとする文化でもないのだ。10年も前だろうか、前CIAの工作員が書いた「悪魔と寝る」を想い出す。大英帝国にまで戻る確執なのだ。大英帝国崩壊後の中東マッピング~アングロ・イラニアン石油(現在のBP)の権益~モサデグの国有化~国王側のクーデター、、

伊勢爺は、アメリカのイラン介入に反対だ。ブッシュ2のイラク侵攻に反対したと同じ理由だ。アメリカの横暴と見るからだ。だが、そのアメリカの保護で生きることを決めている日本に、アメリカの横暴を阻止できるわけがない。

プーチンは、ブッシュのイラク侵攻を傍観した。今度はどうするのか?チャイナはどうする?パキスタンは? ~続く~ 伊勢平次郎 ルイジアナ


(伊勢爺の闘病生活)

みなさんのご忠告を繰り返し読みました。肺の毛細血管に集中した血栓は、約6ヶ月で分解されて、体外へ出て行くのだと。「立ち居めまい」が治まった。ただ、息苦しい。明日は、ジープを運転できると思う。Mephist先生の仰るように、“まだ、仕事が残っている”のだと認識している。また、生き延びたよ(笑い)。伊勢

comment

 イスラエルは、幾ら嗾けられても対イラン戦争
等は出来ない。対レバノン戦よりもっと酷い事に
なる。亡国の仕儀・・右派の暴発が心配。・・
 
 対エジプト関係に相当気を使っている。捕虜
の交換も1:1000超。エジプト2大イスラム政党
は、軍部から権力を移す事にほぼ成功。しかし
ムスリム同胞団等はイスラエル排斥に向かわず
在エジプトイスラエル大使館を復帰させた・・
 
 イランは固より、トルコからも冷たくされる
イスラエルは、エジプトが頼みの綱。エジプト
は、遺跡観光や海辺のリゾートでの女性水着姿
闊歩も容認する穏やかなイスラム社会を目指す。
やがては、トルコ&イランもエジプトに倣え?
その素養は、十分にある。・・
 
 この政策はイランやトルコを凌ぐ未来を予感
させる。「イラン&トルコ経済圏」との境界は
ホルムズ海峡、ペルシャ湾、イラク、シリアと
なりそうだ。クエート・サウジ・GCC+アフリカ。

 チュニジア&リビア&エジプト合衆国?・・
全アフリカ自由経済貿易圏。石油埋蔵量が凄い。
サブサハラだけでも2050年25億人。米国帰りの
青年が国作り・・

アフリカ統一機構の発展はカダフィの夢だった。
 
 無裁判処刑。・・日本で言えば仏蘭西派法学者
甲浦ので司法卿=江藤新平処刑。・・駆け付けた
大久保利通。それがカダフィは1兵士によって・・
 
 カダフィも国民に銃を向け酷かったが、欧米の
やったことは、カダフィの総括転進を裏切ったと
言われても、仕方がない。江藤新平程の紳士とは
言えなかったが、ただの狂犬ではなかった。・・
 
 イスラエルが変わると米国のユダヤ人ロビーも
衰退する・・米国と仲良くもしてはいられない。
 
 オバマ上院議員(当時)は、イラク戦争「愚かな
戦争」と言って非難していた。それが中々戦争の
泥沼から足抜きできなかった。イラクはまだまだ
問題山積、それでも撤収した決断が大事業・・
 
 やがてアフガンやキルギスともお別れだ・・
無事撤収できることを祈りたい。G2間の暗黙の
諒解があれば、その事は不可能ではないと思慮。
 
 米軍をアジアに引き止めたいがトリガー条項
もあり国防予算は今後僅かしか増えていかない。
兵士は国内での雇用主体へと移行してゆくのか?
 
 米国は今後同盟国に自律を求めざるを得ない。
日本も対米従属一辺倒では済まなくなる。・・
 
 戦争は、始めるより、終わらせる事が大変・・
 
 
2011/12/17 17:40 | 山中 雅和 [ 編集 ]

まもるさま

有難うね。真実を語らねば、人間の世の中は暗闇になってしまう。希望さえも持てなくなる暗黒の世界になる。

米共和党右派(デイック・チェイニイらネオコン)は、“テヘランを空爆せよ”と大合唱している。日本政府には、これに反対する気概を持って欲しい。伊勢
2011/12/16 23:20 | 伊勢 [ 編集 ]

あなたはいつも真実を追い求めて真実を語ろうとしていらっしゃる。当然、あなたを攻撃したいと思っている人たちが大勢いる。あなたはすごい方です。
2011/12/16 16:22 | まもる [ 編集 ]

 素人考えでけしからんと御叱りを受けるかも?
でも、私はイランの軍や情報機関、宗教団体にも
米国と情報がツーカーの部分もあると存じます。
 現にパーレビ国王時代はイランは米国と密接で
ホメイニ革命時も米国としては、親米市民革命が
起こるのかと期待していた所が実は、ロシアとの
2重スパイだった。(ホメイニ師が)・・
 
 イランもアフマデネジャド大統領は、世俗派で
宗教権力との権力闘争を続けています。おもうに
トルコの公正発展党=エルドアン&ギュル政権の
世俗路線からイスラム路線への回帰と逆方向中東
をエジプトとともに纏める3ヶ国地域覇権体制を
樹立する可能性は、低くは無い。イラン人も多様
でキリスト教徒も少なくは無い。イスラム信仰も
形式は重んじるのが世間体ですが、誰もが超深い
信仰心を持っている訳ではない、ただ、浸ってる
方が浮き世の心の平安を得易いのです。・・
 
 だから米国もフォード大統領やカーター大統領
のようなタイプなら、イランやベネズエラ大統領
もそれ程対立する必要も無いのです。・・
 最近では国防総省がCIAやFBIの権力を減殺させ
ているような兆候が議会の法案成立の過程でも見
られます。さすれば、カーター時代のピノチェト
政権樹立のようなやり過ぎも少なくなるかもです。
ゲーツ&パネッタCIA->国防長官は、かなり有能。
 
 いよいよ、イラクからも米軍撤収で訓練や支援
は続くとしても、イランとイラクが仲良く対等の
付き合いが出来るように米国としても対イラン策
を考え直さなければなりません。米英の経済制裁
は、やはり英国と米国では意味が違います。
 米国は表向き対立しても意思疎通深化。イラン
との関係改善を図ろうとしているのでは?・・

 それが、今回の米国にとっての経済制裁であり
無人ステルス偵察機の着陸でありリモコン操縦の
コードは米国から意図的に齎されたのではないか。
 
 ミャンマーもモルモン教徒青年がアウンサン・
スーチー女史の山荘に、湖水のボートで接触敢行
してから劇的にミャンマーの政情やアセアンでの
地位が変わりました。・・
 
 こうした動きの背景には、中国にも情報を通じ
暗黙の諒解もあった筈.オバマ大統領YES,WE CAN.
CHANGE!の嚆矢です。対米従属一辺倒国では権益
を失うばかり。・・同盟国の選択や情報巧者振り
が試されていると存じます。・・自律する同盟国。

 F35導入内定の意思決定も.信頼を得られない。
 
2011/12/15 12:45 | 山中 雅和 [ 編集 ]

この無人偵察機は電波でうごかす。機体がそのまま保護されたとなると、その通信コードがブレイクされたことになる。
 一大事ではないか?
2011/12/07 15:41 | kenji [ 編集 ]









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プロフィール

伊勢平次郎

Author:伊勢平次郎
 
伊勢平次郎はペンネーム。アメリカへ単身移住してから50年が経つ。最初の20年間は英語もろくに話せなかった。英語というのは、聴き取りにくく、発音しにくい厄介なものだ。負けん気だけで生きた。味方を作ることが生き残る道だと悟った。そのうち、コロンビア映画、スピールバーグ監督、トヨタ工場、スバル・いすゞ工場の北米進出、日本の新聞社に雇われた。2013・6 冒険小説You Die For Me アブドルの冒険(邦題)をアマゾンから出版した。昨年のクリスマスには、King of Pepper(英語版)胡椒の王様を出版した。日本、英国、デンマーク、ドイツの読者が読んでくれたわ。妻のクリステインと犬2匹で、ルイジアナの湖畔に住む。

写真は、ハヤブサ F. p. japonensis。カタカナで書かれる。瞬間飛翔速度は、時速300キロという猛禽。

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