2012/04/28 (Sat) 女神は勇気ある者に微笑む


1872年に描かれた「アメリカの進歩」という絵。女神の右手には書物(バイブル?)と電信線が抱えられており、合衆国が西部を「文明化」という名の下に征服しようとする様子を象徴している。背後には1869年に開通した大陸横断鉄道も見える。メキシコから広大な領土を切り取り~スペインを滅ぼして、カリブ海や、ハワイ、フィリッピンまで版図を広げていった。国土拡大を「アメリカの明白な宿命(Manifest Destiny)」と決めていた。アメリカ人の胸の中に、守護神である女神が宿っていたのである。(ウイキペデイアに加筆した)






伊勢夫婦の著書につき

「女神は勇気ある者に微笑む」と題して、ワンピースをわが青い目の妻と書いている。アメリカ女性と日本の男が結婚するとどうなる?皆さんは興味があるでしょう。でも夫婦の対話ではない。もっと深いもの。それは、思想~宗教観~価値観~死生観~それに加えて、生き様の違いがあることです。“一体何を書くのか?”と、つらつらと想っているうちに、45年もの年月が経ってしまった。やはり、「アメリカ人と日本人の違い」を書くことを結論とした。

“アメリカ人とは何か?”と聞かれると、“開拓者ですね”と答えることにしている。スペインやアイルランドの祖国を離れて、大西洋を100トンほどの帆船で渡り、アメリカ大陸をめざした。みんな貧しかった。ミズーリのセントルイスはミシシッピー河のほとりの港町だ。移住者らは、ミシシッピー河を渡ることを躊躇っていた。“オレゴンへ行こう”と誰ともなく叫んだ。妻、子供、老いた親を幌馬車に乗せて、カンサス荒野を行く。次々と、子供も、母親も、病気や事故で死んだ。道端に埋めた。胸で十字を切ると幌馬車に乗り込んで馬に鞭をくれた。パイオニアたちは泣かなかった。


アメリカ人は先駆者なのだ

~フロンテイアとは、新天地とか、アバンギャルド(前衛)という意味だ。パイオニアは、フロンテイアをめざす先駆者のことをいう~

21世紀初頭の今、“西へ西へ”という号令は聞かなくなった。アラスカを除いて、カリホルニアも、オレゴンも開発され、新天地ではなくなったからだ。それじゃ、フロンテイアはなくなったの?いいえ、現代のアメリカ人の心は、国土を広げることにはなく、「いわゆる進歩」を朝夜考えているのだ。科学がその先端だ。RD(研究費)に巨額をつぎ込む。安全保障の提供や通商と引き換えに、日本などにも研究費を出させている。NASAがそうだ。

20世紀のアメリカの発明発見はもの凄いと思う。じゃあ、日本などのほかの国に発明発見はなかったか?そんなことはない。だが、人間世界のパラダイムを変えるほどのブレークスルーはなかった。アメリカの進歩は突出している。アメリカ人の胸に女神はまだ生きている。 伊勢平次郎 ルイジアナ

                               ~続く~

comment

多史先生

この人はぼくと同じ評価を石原・橋下氏に下しているね。この両人が悪いんじゃない。日本人の総合力が下がっているんだ。政界はやくざの総会になっている。野田氏は淡い期待を抱かせる芸を持っている。どうも、それだけのようだ。支持者に失望感が広がっているね。伊勢


民主政権運営、失望や落胆に変わった…連合会長

民主党

 連合の古賀伸明会長は28日、東京・代々木公園で開かれたメーデー中央大会であいさつし、政権交代後の民主党の政権運営について、「新しい政治の幕開けに期待した熱い思いは残念ながら冷め、失望や落胆に変わった」と批判した。


 連合は民主党にとって最大の支持団体だが、組織内の強い不満を代弁した形だ。

 この中で、古賀氏は「東日本大震災をはじめ国難を目の当たりにしながら、党利や抗争に明け暮れるかのような政治の現状に、国民はうんざりしている。与党も野党も党内での意見の違いを克服し、政策課題を実行してほしい」と注文を付けた。

 最近の政治状況について、「威勢の良い主張を掲げ、二者択一的な政治を行おうとする人がいる。しかし、敵を作って民意をあおる政治手法は決して長続きしない」と指摘した。橋下徹大阪市長が率いる「大阪維新の会」の動きや、石原慎太郎東京都知事を中心とする新党構想をけん制したものとみられる。

(2012年4月28日19時47分 読売新聞)
2012/04/29 00:47 | 伊勢 [ 編集 ]









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プロフィール

伊勢平次郎

Author:伊勢平次郎
 
伊勢平次郎はペンネーム。アメリカへ単身移住してから50年が経つ。最初の20年間は英語もろくに話せなかった。英語というのは、聴き取りにくく、発音しにくい厄介なものだ。負けん気だけで生きた。味方を作ることが生き残る道だと悟った。そのうち、コロンビア映画、スピールバーグ監督、トヨタ工場、スバル・いすゞ工場の北米進出、日本の新聞社に雇われた。2013・6 冒険小説You Die For Me アブドルの冒険(邦題)をアマゾンから出版した。昨年のクリスマスには、King of Pepper(英語版)胡椒の王様を出版した。日本、英国、デンマーク、ドイツの読者が読んでくれたわ。妻のクリステインと犬2匹で、ルイジアナの湖畔に住む。

写真は、ハヤブサ F. p. japonensis。カタカナで書かれる。瞬間飛翔速度は、時速300キロという猛禽。

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