2012/06/22 (Fri) NY株・売り払え!



dow sell off 6.21.12

木曜日朝9時30分、ダウは10ドル赤付近をウロウロしていた。11時に差しかかると、次々と、経済インデックスの発表が流れた。どれも、世界中の経済が縮小しているというものだった。伊勢平次郎 ルイジアナ






1)チャイナのPMI(購買指標)~2)チャイナの輸出減少が加速~3)USのフィラデルフィア工業地帯の生産が減少~4)ドイツの製造業界指標の減少~5)そこへ、ムーディーズが“メガバンク15行の格付けを下げる”と発表したのだ。

水曜日のFOMC委員会(毎月行う連邦市場評価)では、投資機関やファンドマネージャーたちは、FRBが金融緩和QE3を実施するだろうと期待が高まっていた。バーナンキ議長は、“米経済は、モデレート(少々速度を落としているが危険ではない)~よって低金利政策を今年度末まで続行する”と話した。低金利政策というのは、満期に達した短期国債(2年、5年もの)を売って~利回りの下がっている10年ものを買うというものだ。帳面上に負債が加わらないので、“トゥィスト作戦”と言われている。

“金利据え置きは弱い”と受け取られた。さらに、このチャートが示すように、木曜日の経済指標発表はバーナンキ議長の言う“moderate”ではなく、明らかに"retreat(後退)であることを示した。

バーナンキ議長は去年の8月にも同じエラーをしている。FRB(連銀)の理事たちの中には、“QE3が必要”と言うひとたちが半分近くいた。バーナンキ議長は「超保守的」な判断をする傾向がある。経済は生き物だから、保守的なスタンスが安全なわけではないのだ。

では、何故QE3を選ばなかったのか?理由は「最後の弾丸」だからである。QE3(金融緩和)というのは、米ドルを増刷して~そのインクも乾かない札束で財務省から米国債を買う~財務省はその現金を銀行にばら撒く、、だから、“ヘリコプターのベン”と、あだ名が付いている。

過去2年間で、これを二回やり~2.3兆ドルをばら撒いた。宇宙的数字なのだ。これが、期待したほどの効果をもたらさなかったわけだ。現在、ユーロが下げに下げており~米国債へ世界中の銀行が逃げ込んでいる。それが理由で、米国債の利回りは下げ続けているのだ。そこへ、ベンさんが、財務省から国債を買えば、さらに金利が下がる。米国債の大株主とでもいう、チャイナや日本が怒って売る、、逆効果だ。

さあ、金曜日の今朝のNYはどうなる?あと3時間でベルが鳴る。株価に最大の影響を与えるのが、ムーディーズのメガバンク15行の格下げ。だが、それは昨日の午後の相場で“既に売られた”のではないか?伊勢爺さんは、今日はゆるゆるとUターンすると考えているが、、伊勢平次郎 ルイジアナ

comment









ブログ管理人にのみ表示を許可する

プロフィール

伊勢平次郎

Author:伊勢平次郎
 
伊勢平次郎はペンネーム。アメリカへ単身移住してから50年が経つ。最初の20年間は英語もろくに話せなかった。英語というのは、聴き取りにくく、発音しにくい厄介なものだ。負けん気だけで生きた。味方を作ることが生き残る道だと悟った。そのうち、コロンビア映画、スピールバーグ監督、トヨタ工場、スバル・いすゞ工場の北米進出、日本の新聞社に雇われた。2013・6 冒険小説You Die For Me アブドルの冒険(邦題)をアマゾンから出版した。昨年のクリスマスには、King of Pepper(英語版)胡椒の王様を出版した。日本、英国、デンマーク、ドイツの読者が読んでくれたわ。妻のクリステインと犬2匹で、ルイジアナの湖畔に住む。

写真は、ハヤブサ F. p. japonensis。カタカナで書かれる。瞬間飛翔速度は、時速300キロという猛禽。

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

カテゴリー

FC2カウンター

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索



RSSフィード



リンク

このブログをリンクに追加する