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日本人よ、科学に自信を持て! |

Obninsk APS-1 was the first nuclear power plant in the world. Courtesy: ictj.org
1954: The world’s first nuclear power plant becomes operational in Obninsk, outside of Moscow.
オブニンスク原子力発電所は世界で始めての原発である。1954年6月27日、モスクワから80キロの距離に建設された。原子力潜水艦用の原発の開発も同時に始まった。この原発はスケールが大きかった。放射能の拡散を研究するのが目的だった。2002年に廃炉になるまでの48年間、事故はなかった。中国やインドの原発技術はこのオブニンスク研究所から技術移転されたものである。

オブニンスクは、ロシアの科学研究所が多くある。「科学都市」と指定されている。
(w・ポストの大飯原発再起動記事で)
6月26日、W・ポストが大飯原発の再起動記事を書いた。
http://www.washingtonpost.com/opinions/japans-cautious-return-to-a-nuclear-powered-future/2012/06/22/gJQAQZK4vV_story.html
23のコメントの中で、1つだけが原発反対だったのだ。22のコメントは真面目なものだった。ほとんどが、1)最近開発された原発は最も安全で~2)大気にCO2を出さない~3)コスト効果がベストと書いた。さらに、石油や天燃ガスによる発電の結果、大気に放出される二酸化炭素が原因の死亡者は、世界で一日に1000人だとされている。チェリノブイリ原発の犠牲者は極く少数で~放射能による奇形児は事実ではなく~癌もほとんど発生しなかったと。このコメントでわかるのは、“アメリカ人は科学に自信がある”ということである。沖縄に配置されるオスプレイも同じだ。
Mainland China has 14 nuclear power reactors in operation, more than 25 under construction, and more about to start construction soon. Additional reactors are planned, including some of the world's most advanced, to give a five- or six-fold increase in nuclear capacity to at least 60 GWe by 2020, then 200 GWe by 2030, and 400 GWe by 2050. ( World Nuclear Association)
世界中で原発は460基が現在稼動している。アメリカ104基(東芝ウエスティングA-1000型4基建設中)~フランス88基~日本は現在のところ大飯原発2基だ。中国はここ8年間で46基を稼動すると。日本を追い越し~アメリカに並ぶ計画を持っている。さらに、日本~フランス~中国の合弁で、英国政府から2基建設の要請を受けている。大阪市長などの発言は科学に無知なのだ。それでは、現在、先頭に立つ日本は落伍する。伊勢は野田総理の原発政策を支持する。日本人よ、科学に自信を持て!伊勢平次郎 ルイジアナ


(ついでに)
「日韓一時断交運動」は“日本の姿勢を明確にする目的を持っている。精神衛生上、大事な国民運動である。だが、原発はそれよりも日本の科学~経済の発展にとって重要なのだ。ここでは、“日本人の勇気と挑戦”が試されている。伊勢
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速報
「東電・世界最大の原発の再起動計画を発表」
英文の記事が、今朝2AM,ブル-ムバーグ経済紙のトップ。“日本の決断として、受け取られている。伊勢爺さんは、6時間前に原発の歴史をエントリーにしたばかりなのだ。うれしいね。伊勢
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