2012/06/29 (Fri) 特報・メルケル譲歩する
merkel monti brussels 6.28.12

June 29 (Bloomberg) -- German Chancellor Angela Merkel and Italian Prime Minister Mario Monti comment on last night's European Union summit in Brussels.

ヨーロッパの指導者たちが、破綻に向かっているスペイン、イタリアの銀行を救済する合意に達した。合意の特徴は、1)ひとりの監督を置く~2)救済拠出金は現在の債権者順位を越えないというものだった。

昨日、6月28日、ブリュッセルで13時間30分もの第一回協議を行った。最優先課題は、スペインの銀行に直接援助金を出し~キャッシュが枯渇していくスペインの銀行の金庫を満たすものだ。

合意に達したのは、ドイツの宰相であるアンジェラ・メルケルが大きく譲歩したからだ。もう時間がないことを自覚するメルケル女史は多くの制限を取り外したのだ。これで、スペインの巨大銀行は破綻を逃れることが可能となった。

早速、ヨーロッパ株式市場も、国債市場も沸きあがった。今年最大の“上げ幅”となった。

ユーロ17カ国の指導者たちは、ここ数日、眠れぬ夜を送っていた。スペインの巨大銀行とイタリアの銀行がユーロ圏ばかりでなく~世界中の経済を奈落の淵に立たせたからである。

ユーロ金融委員長の、ルクセンブルグのジョン・クロード・ユンカー首相は、“短期間であっても、スペインとイタリアの銀行を救済する道が着いた~ここで一息着けば、次の予防手段が可能となり、燃え上がった金融不安は沈下に向かう”と語った。


「のるか、そるか」の瞬間だった

2009年、ギリシアが国債の債務不履行に達したときから、ユーロが崩壊するという影が迫った。“信用不安に陥ったユーロを救うことが可能なのか?”“のるか、そるか”という瞬間が迫っていたのだ。EUの指導者たちは、力が脱落していく無力感を感じ始めていたのだ。そこへ、先週、キプロスまでが、救済を叫び始めた。“もう待てない”というコンセンサスが広がって行った。


(伊勢爺さんの解説だが)

まず、今年最大のニュースだ。メルケルは、ユーロ共通国債には断固として応じなかった。だが、昨夜は、債権者順位などの異議を引っ込めたのだ。現実主義者だからだ。実に、強い指導者なのだ。

ある意味では、メルケルに譲歩を迫っていた投資家のソロスや、ルービニ経済教授の勝ちともいえるが、メルケル女史の勝利である。

実は、伊勢爺さんは、“ユーロが崩壊する”と恐れていたのだ。今世紀最大の経済危機であり~人類の破滅までも考えられた。一方で、日本の新聞は、「小沢・興石会談三回目」などを記事にする始末。“世界経済が奈落の淵に立っている”というのに、窃盗や痴漢教師の社会記事が踊っているのだ。

日本人は、“闘う意思を捨てた”と思っている。「竹島占領」「沖縄米軍基地公約」「電力不足」など、国家存続の問題だと思っていないのだ。細々と、しがない月給やら、年金を指折って勘定する卑小な国民となっている。伊勢平次郎 ルイジアナ






comment

一有権者先生

竹島~慰安婦謝罪賠償ビジネス~人糞汚染魚介類~蛆虫キムチ、、一方、日韓貿易は日本が慢性的黒字~朝鮮半島の安定~米中軍事バランス~米露軍事バランスと考えていくと、“現状維持”となるね。しかし、諦めてはいけない。日韓は限りなく断交に近い関係がいい。

されば、どうすれば良いのかを模索すればいい。伊勢
2012/06/30 22:35 | 伊勢 [ 編集 ]

苦情を言うと、“契約にないから”などと言い返すんだと。

はぁぁ・・・こんな人達の国と付き合わなくてはならないのかと思います。なんでこんな民度の低い国が日本の隣にあるのでしょう。最低ですね。
2012/06/30 20:54 | 一有権者 [ 編集 ]

>>何をもって日本の海運業界が韓国に親切じゃないと言い放ったのでしょうか?

日韓通商や日韓軍事協力は、表向きだけという意味です。仲は冷え切ったものです。日本企業は日韓の約束など信用とかじゃなくて、“ないもの”と認識している。ソニーの弁護士だったぼくの兄がそういってた。苦情を言うと、“契約にないから”などと言い返すんだと。

なんといっても、国民性なんていうけど、アジアの中でも、韓国人は民度が低いと思う。伊勢
2012/06/29 22:54 | 伊勢 [ 編集 ]

国際保険業界が拒否かね?でも、日本の海運業界も韓国に親切じゃないと?へ~!驚いた

何をもって日本の海運業界が韓国に親切じゃないと言い放ったのでしょうか。?たしかこの事件については以前伊勢様も隼速報で取り上げた記事に関連した事で書き込みがあったと記憶しております。

韓国は日本のみならず欧米以外の国にはかなり傲慢な態度で臨んでいるのではないのかと推察いたします。

日本国も一刻も早くこのような国とは距離を置くべきでしょう。
2012/06/29 21:44 | 一有権者 [ 編集 ]

Mephist先生

あなた、さすがは国際商売の社長さんですね。

韓国当局とか、弁護士とか、サムスン工業とかは、こんなアホなんだわな。じゃさ、ヒラリーが決めたんじゃなくて、国際保険業界が拒否かね?でも、日本の海運業界も韓国に親切じゃないと?へ~!驚いた。伊勢
2012/06/29 21:19 | 伊勢 [ 編集 ]

伊勢殿
その件、多分、これじゃないですか?

【Hebei Spirit号原油流出事故】
http://ja.wikipedia.org/wiki/Hebei_Spirit%E5%8F%B7%E5%8E%9F%E6%B2%B9%E6%B5%81%E5%87%BA%E4%BA%8B%E6%95%85

こういうアホなことするから、保険の引き受け手はなくなって当然です。
2012/06/29 20:55 | Mephist [ 編集 ]

Iran Offers To Ship Crude To South Korea On Its Own Oil Tankers

Iran offered to supply oil to South Korea on its own tankers as the European Union moves to stop shippers from getting insurance for cargoes from the Persian Gulf nation, according to a government official in Seoul.

The South Korean government is still discussing how it will deal with EU sanctions on Iran that take effect July 1, said the official who asked not to be identified because the matter is confidential. An official at the National Iranian Oil Co.’s office in Singapore declined to comment or be named.

South Korea, which imports all of its crude, may halt purchases from Iran after it failed to win an exemption from the EU ban, the Ministry of Knowledge Economy said in a statement June 26.

The sanctions mean 95 percent of the world’s tankers may lose insurance if they carry cargo from the Persian Gulf state because they’re covered by the 13 members of the London-based International Group of P&I Clubs.

Japan’s parliament passed a bill last week to provide $7.6 billion of sovereign guarantees to its tanker owners that ship Iranian oil as it seeks to maintain imports from the country.


何故、韓国は“イランから石油を輸入出来るという除外対象”になれなかったのか?伊勢爺さんには理由が判らない。中国~日本~インド~シンガポールは除外されたのにね。すべて、ヒラリーの判断のようだ。

イランから石油を搬送するには、ペルシア湾を通過するわけだ。タンカーには、莫大な保険が必要だ。ロンドンの海上保険会社は、EUのイラン禁輸決定に応じて保険を売らない。この7月1日の日曜日に、いよいよ禁輸が実施される。

イラン政府は、“イランのタンカーで、韓国に持って行く”と申し出たが、韓国は迷っているのだ。

日本政府は、日本のタンカーに保険を許可している。これさ、ヒラリーは、何故、日本には許可して~韓国には“ノー”なんだろうか?同盟国とて、ランクに差がある?伊勢
2012/06/29 19:57 | 伊勢 [ 編集 ]









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プロフィール

伊勢平次郎

Author:伊勢平次郎
 
伊勢平次郎はペンネーム。アメリカへ単身移住してから50年が経つ。最初の20年間は英語もろくに話せなかった。英語というのは、聴き取りにくく、発音しにくい厄介なものだ。負けん気だけで生きた。味方を作ることが生き残る道だと悟った。そのうち、コロンビア映画、スピールバーグ監督、トヨタ工場、スバル・いすゞ工場の北米進出、日本の新聞社に雇われた。2013・6 冒険小説You Die For Me アブドルの冒険(邦題)をアマゾンから出版した。昨年のクリスマスには、King of Pepper(英語版)胡椒の王様を出版した。日本、英国、デンマーク、ドイツの読者が読んでくれたわ。妻のクリステインと犬2匹で、ルイジアナの湖畔に住む。

写真は、ハヤブサ F. p. japonensis。カタカナで書かれる。瞬間飛翔速度は、時速300キロという猛禽。

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