2012/07/20 (Fri) 逃げていく兎
「脱原発」宣言…電力供給確保の根拠もなく

 菅首相が13日の記者会見で、将来的な「脱原発」を表明したのは、自らがエネルギー政策の見直しという歴史的な転換に着手することで、首相としての実績を作る狙いがあったとみられる。

 ただ、原子力発電所に全く依存しない社会を作るための道筋や十分な電力供給が確保できる根拠は示されず、閣内で十分に議論された形跡もない。場当たり的ともいえる対応に、実現性を疑問視する声も多い。

 首相は13日の記者会見でも退陣の時期を明示しなかった。これについて、首相周辺は同日、「脱原発方針は首相の延命策ではない」と強調したうえで、「首相は、退陣後も見据えて自らが起爆剤となって、原発政策の議論を巻き起こしたいと考えている」と解説した。

 首相が今回打ち出した方針は、日本のエネルギー政策の根本的な方向転換につながるものであるにもかかわらず、閣僚間で議論は進んでいない。関係者によると、原発の新たな安全評価に関する「政府統一見解」をまとめた際も、首相から関係閣僚に「脱原発」についての具体的指示は一切なかった。

(2011年7月13日23時22分 読売新聞)



原発と活断層 安全性確認は迅速かつ厳正に(7月20日付・読売社説)原子力発電所の安全対策に手抜かりがあってはならない。

 経済産業省の原子力安全・保安院が、志賀原子力発電所(石川県)とその周辺で活断層の有無を再調査するよう、北陸電力に指示した。

 保安院による志賀原発の設置許可(1988年)の再点検で、1号機の直下に、活断層の存在を疑わせる地層データがあることが判明したためだ。

 専門家の意見聴取会では、「典型的な活断層」などの指摘が相次いだ。徹底的な調査が必要だ。

 規制当局は、北陸電力の調査結果を、安全性を最優先に、迅速かつ厳正に評価すべきである。

 データを見る限り、地層には縦方向の割れ目があり、その両側が上下にはっきりとズレている。北陸電力は活断層ではなく、「地層の傷」と見ているが、支持する専門家は少ない。

 活断層は将来、再び活動する恐れのある断層だ。原子炉の直下で動けば、炉心が傾いたり、横転したりする可能性がある。運転中なら、重大事故につながる。

 巨大ダムや高架橋などが直下の活断層の活動で破壊・倒壊した事例は、過去に多数ある。

 そもそも、政府は、原発の設置許可を審査する際、活断層の真上に原子炉などの重要施設を造ることを認めていない。

 調査で活断層の存在が確認されれば、志賀1号機は廃炉を迫られるだろう。安全性の要件を満たせない以上、当然の措置である。

 東京電力福島第一原発の事故は巨大津波の可能性が過小評価されたことが大きな要因だった。同じ失敗を繰り返してはならない。

 それにしても、今になって基本的な問題点が指摘されたことには驚くばかりだ。電力会社の調査不足に加え、政府の審査の信頼性にも疑問符を付けざるを得ない。

 保安院は、関西電力にも大飯原発での再調査を指示した。活断層があるとの指摘が一部にあるためだ。専門家の多くは否定的で「念のため」の措置という。

 他の原発は大丈夫なのか、保安院は早急に、原発立地の審査結果を総点検する必要がある。

 電力の安定供給には、原発が欠かせない。しかし、再稼働に入った大飯原発のほかは、福島第一原発の事故を受け、定期検査で長期間、止まったままだ。

 安全に万全を期すことが、再稼働のかぎとなる。活断層についても調査結果を速やかに公表し、分かりやすく説明することが、地域の理解を得るうえで大切だ。

(2012年7月20日01時27分 読売新聞)


伊勢爺さんの原発観

kan desnnot know what to do

なんか表情が幼い。鳩山はバッカな顔だが、、

hatoyama anti-nukes 7.20.12

反原発集会に姿を現した鳩山。やっぱりね。野田さんが憎くてしょうがない、、

うえの二つの記事だが、管直人の「脱原発方針」というのは無責任な話だ。「代替エネルギー」で賄うというのだが、その主張には確たる数値による根拠がない。つまり馬鹿馬鹿しい。

社説の“活断層についても調査結果を速やかに公表し、分かりやすく説明することが、地域の理解を得るうえで大切だ”は、当たり前過ぎる話だ。“安全に万全を期す”ね~!これまた当たり前の話だよ。

アメリカから観測していると、“日本人は、あまり賢くないな”と思う。政府も~国民も~新聞社もだ。“根拠を示す”とか、“安全第一”とかは常識だわな。なぜ、それを飛ばす?それでは、“日本人には、常識がない”となる。

管の「脱原発煽動」に乗った愚民どもが代々木で騒いだ。正義漢ツラした、作家とミュージシャンが、国家のエネルギー政策に騒音を書き立てるわけだ。この大江というのと、ミュージシャンは無政府主義者なんだ。それに群がった愚民も、“政府(権力)など要らない~しかし、年金は欲しいぞ”と(笑い)。野田さんもたいへんだな。


逃げていく兎



兎がタンポポを食べている。可愛い小動物だ。お花畑に住んでいる、、

日本人は、「逃げていく兎」である。耳を立てて~ちょっとした音に飛び上がる。“狼が出たんじゃね~か?”と、穴に逃げ込む。

今、オスプレイ搬入で“危ない、危ない”と騒いでいる。原発はちょっと違う。確かに危ないからね。しかし、それは「管理」の問題だ。“管理する電力会社や政府が信用できない”と言っているのである。そりゃそうだわな。自分も信用できないんだからね。自分の能力に疑いを持っているなら、そりゃ危険さ(笑い)。臆病者は危険だ。車を運転させれば、すぐ事故を起こす。

それほどに、日本人は自信を失っている。だから、危険でもないのに逃げていく。臆病なウサギのように。伊勢平次郎 ルイジアナ




comment

Mephist先生

>>ぶっちゃけて言うと、とっとと分裂してもらいたいところです(笑)

まあね、その通りだけど、日米欧がチャイナにリンクしているので困るわけです。今朝から、スペイン国債の利回りが7%近いとなり~ダウは現在100赤字。これはチャイナに大打撃のはず。それで、世界最大の銅山フリーポート・マックモーラン(FCX)は3%下げた。銅の価格がどんどん下がっていく~恩家宝がコーポレート減税に踏み切る~労働者解雇する~労賃下がる、、そのうちにFCXも悲鳴を上げる~銅の値段を下げる~チャイナが買う~中国製品が安くなる~輸出が伸びる、、こういうサイクルじゃないの?

問題は、そのサイクルの幅、つまりどのくらいの期間で方向が変わるか?ユーロは下げ続けているからね。ヨーロッパは、3~5年はリセッションじゃないのかな?その期間、チャイナは沈んでいく、、でしょ?伊勢
2012/07/21 01:44 | 伊勢 [ 編集 ]

伊勢殿
呼びましたか?(笑)
正直判らないです。宮崎先生に聞くのがいいと思います、が、中国の法人税下げて如何ほどの意味があるのか。
これは我々が想定する資本主義経済の原理原則が通じない相手だということです。
保八も難しくなったようですし、統計操作はいつものことですから、深刻な状態なのは間違いないでしょうが、回復の処方も全く思い浮かびません。
ぶっちゃけて言うと、とっとと分裂してもらいたいところです(笑)
2012/07/21 01:08 | Mephist [ 編集 ]

China Profits Sinking May Pressure Wen To Reduce Taxes: Economy
By Bloomberg News - Jul 19, 2012 11:43 PM CT

Profit declines for hundreds of Chinese companies in the first half may increase pressure on the government to reduce corporate taxes as part of efforts to stem the economy’s slowdown.

Net income declined from a year earlier for more than half of 760 listed companies to report results, worse than in the first six months of 2009, Societe Generale SA said yesterday. Credit Agricole CIB sees tax cuts as a likely policy tool.

”deceleration(減速)”という単語を使っているね。恩首相の命取りだ。ほとんどのチャイナの企業が赤字転落した。自動車が最大だ。トラックもだよ。これどういう衝撃を日米経済に及ぼすのだろうか?どのくらいの減速か?期間は?

Mephist先生、教えてよ。伊勢
2012/07/20 16:44 | 伊勢 [ 編集 ]









ブログ管理人にのみ表示を許可する

プロフィール

伊勢平次郎

Author:伊勢平次郎
 
伊勢平次郎はペンネーム。アメリカへ単身移住してから50年が経つ。最初の20年間は英語もろくに話せなかった。英語というのは、聴き取りにくく、発音しにくい厄介なものだ。負けん気だけで生きた。味方を作ることが生き残る道だと悟った。そのうち、コロンビア映画、スピールバーグ監督、トヨタ工場、スバル・いすゞ工場の北米進出、日本の新聞社に雇われた。2013・6 冒険小説You Die For Me アブドルの冒険(邦題)をアマゾンから出版した。昨年のクリスマスには、King of Pepper(英語版)胡椒の王様を出版した。日本、英国、デンマーク、ドイツの読者が読んでくれたわ。妻のクリステインと犬2匹で、ルイジアナの湖畔に住む。

写真は、ハヤブサ F. p. japonensis。カタカナで書かれる。瞬間飛翔速度は、時速300キロという猛禽。

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

カテゴリー

FC2カウンター

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索



RSSフィード



リンク

このブログをリンクに追加する