2012/10/23 (Tue) (速報)洋上風力発電(風車)が出現
千葉・銚子市の沖合3kmに完成した洋上風力発電の風車を公開

wind power off Choushi chiba 10.22.12 (Custom)

海に建てられた国内最大級の洋上風力発電の風車は、海面からの高さが126メートルと、レインボーブリッジの最も高い部分と同じ高さある。海上に吹く強い風を安定的に利用できるため、期待がかかる洋上風力発電。千葉・銚子市の沖合およそ3kmに完成し、22日に公開された。

国内最大級の洋上風力発電施設が、22日に公開された。一般家庭1,200世帯分にあたる2,400kWの発電が可能で、2013年1月にも電力を供給する予定だが、目的はそれだけではない。

NEDOの和坂貞雄理事は「極力、民間の方々が興味がわくように、データをきちんと取っていきたい」と語った。ヨーロッパなどでは、すでに導入が進んでいる洋上風力発電だが、気象条件が異なる日本で採算が取れるかどうか、参考にできるデータが今まではなかった。

風速や風向きを観測できる施設とともに、2年間運用し、維持管理コストや稼働率などのデータを公表することで、民間企業の参入を促したい考え。

今回完成した風車は、風速3メートルからでも発電が可能で、海上は陸上より強く安定した風が吹くため、1.5倍の発電量が見込めるという。さらに、陸上風力発電の欠点である騒音や土地の制約もないなど、メリットは多い。

一方で、NEDOの和坂貞雄理事は「火力発電から比べると、かなり高い、2倍ぐらいのコストになってしまうという可能性もあると思うんですけれども」と話した。

海上での組み立て作業や、電気を陸へ送る海底ケーブルが必要となるため、コストが陸上風力発電の2倍かかる。さらに、風車を海底に固定する着床式と呼ばれる方式を採っているため、漁業への影響も懸念される。

NEDOの和坂貞雄理事は「(どのくらいまでコストが下がれば実用化できる?)それは、難しいところがあると思います。そのへんについては、この実証実験を通じて、いくらの買い取り価格であればいいのかということも含めて、われわれはこれから算出していきたいというふうに思っております」と語った。

課題は多いが、それでも太陽光発電よりはコストがかからないため、期待は大きい。経産省が、福島沖の建設プロジェクトを進めるほか、民間や自治体など、各地でも設置が検討されている。

着床式が設置できない、水深50メートル以上の場所でも設置可能な浮体式と呼ばれる洋上風力発電の研究も始まり、政府は2030年までに、原発8基分にあたる803万kWの電力を、洋上風力発電で賄う目標を立てている。原発事故などで注目が集まる中、洋上風力発電に風は吹くのか。(FNN)


伊勢爺さんの感想

まず、グッド・アイデアだと思うね。このアメリカでも、専門家たちの議論が活発だ。やはり、送電距離のコストを問題にしていた。それと、原発への理解では、BASE・LOADという考えが基本なんだ。つまり原発ほど電力を天候・気候・昼夜に拘らず24時間供給できる発電方法はないのだと。だから、原発を中心にして~火力発電~風力発電~太陽熱発電(これは個人でしょう)と「エネルギー・ミックス」が現実だと結論している。

その組み合わせのコストを計算する。地勢が違うわけだから、国で違ってくるよね。日本は津波が来るから、原発は怖いわけだよ。そういったミックスを引き算、足し算すればいい。いずれにせよ、“何が何でも原発廃止”というのは賢くないな。

伊勢平次郎 ルイジアナ




comment

fts先生

なるほど、あなたは専門家なんだ。それにせよ、マスコミは無政府主義じゃないの?民主主義の弱点につけ込んだ無政府主義者。伊勢
2012/10/24 22:53 | 伊勢 [ 編集 ]

伊勢様

>コストというが、メンテナンス雇用も増えるね?環境に優しいとなれば、環境保護に使う予算を洋上発電にまわせば良い?半官半民も可能だし。
同意します。
ここで言うコストとは強風で壊れる率が高いので、発電自体に使える時間が短いと言うことを指したんですが、言葉足らずでしたね。
太陽光は知りませんが、メンテナンスと修理を含めた手間と技術という観点で行けば、事業育成・メンテ技術継承が可能な事業まで持っていければと思います。安定供給なんて風力の場合は多分寝言ですし。

水力の場合はまさにそれで四苦八苦してますから。
水力業界は昔の熟練工と同じ工期で工事品質が安定できないという悩みを持ってます。これも工事件数が減って職人の経験値が増やせないが為。
風力のよく壊れると言う特性をそこに活かせればと思います。
何かの参考になれば。
2012/10/24 20:07 | fts [ 編集 ]

fts先生

コストというが、メンテナンス雇用も増えるね?環境に優しいとなれば、環境保護に使う予算を洋上発電にまわせば良い?半官半民も可能だし。

これも、経済+安保じゃないの?安心立命が大切。伊勢

2012/10/24 02:46 | 伊勢 [ 編集 ]

洋上風力賛成ですね。
陸上だと景観以外にも低周波音で付近の住民に健康被害が出る。
今回の津波の被害が出た海岸線に設置するのが間違いないと思いますが、台風と雷で壊れるのは同じだとすると、そっちの方がマシです。コスト考えると水力が一番良いですが。
とはいえ、安定した電力に原発が要るのは間違いないです。

一有権者様
強風で風車が壊れるのは必然ですので、諦めましょう。
強風が吹くと風力は破壊防止のために「発電できません」
2012/10/23 20:41 | fts [ 編集 ]

一有権者先生

陸の風車は景色が壊れるね。洋上風車は日本に向いているように思う。ワットあたりのコストだけど、燃料不要はいいよね。重油、天然ガスの火力発電時代は終わりになるが、工業用電力は原発でしょう。伊勢

2012/10/23 20:26 | 伊勢 [ 編集 ]

原発を中心にして~火力発電~風力発電~太陽熱発電(これは個人でしょう)と「エネルギー・ミックス」が現実だと結論している。

伊勢様、私もこのアイディアには賛成です。今の世の中電力不足では仕事も暮しもままならなくなる事は震災の時に経験しているわけですから。

福島原発事故も人災による部分がかなり大きい事は察せられます。
いかに想定外を無くし何重にも安全対策を立て実行する事やあまりに古い(福島原発がまさにそうなのでしょうけれど)原発は計画通り廃炉にして最新技術による設備への更新と使用済み燃料の処理技術の確立と管理を徹底する事ができるようになればよいわけですよね。そしてそれを怠ったのが東電であり政府なのですが。

風力発電の計画はわが故郷にも計画が上がりましたがその後の進捗についてはどうなっているのか判りません。
陸上における設備はすでに数年前から稼動しておりますが冬季にあまりに風が強すぎて風車が破壊された事がありました。

技術は日進月歩でしょうから今後に期待をしています。
2012/10/23 16:51 | 一有権者 [ 編集 ]









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プロフィール

伊勢平次郎

Author:伊勢平次郎
 
伊勢平次郎はペンネーム。アメリカへ単身移住してから50年が経つ。最初の20年間は英語もろくに話せなかった。英語というのは、聴き取りにくく、発音しにくい厄介なものだ。負けん気だけで生きた。味方を作ることが生き残る道だと悟った。そのうち、コロンビア映画、スピールバーグ監督、トヨタ工場、スバル・いすゞ工場の北米進出、日本の新聞社に雇われた。2013・6 冒険小説You Die For Me アブドルの冒険(邦題)をアマゾンから出版した。昨年のクリスマスには、King of Pepper(英語版)胡椒の王様を出版した。日本、英国、デンマーク、ドイツの読者が読んでくれたわ。妻のクリステインと犬2匹で、ルイジアナの湖畔に住む。

写真は、ハヤブサ F. p. japonensis。カタカナで書かれる。瞬間飛翔速度は、時速300キロという猛禽。

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