2012/10/23 (Tue) 罪の深さが判らない


tomari hokaido

泊(とまり)発電所は計画を含めて北海道で最初かつ現在に至るまでの唯一の原子力発電所であり、北海道電力の保有する唯一の原子力発電所である。「1~3号機の発電設備容量の合計は207万kWで、北海道の電気の約40%を賄う重要な電源となっている」と泊村のホームページには掲載されている。伊勢平次郎 ルイジアナ






冬の電力需給 北海道の停電は命にかかわる(10月23日付・読売社説)
 
厳寒の北海道で大規模な停電が起きれば、住民の命にかかわる。

 政府と北海道電力は地域とも連携して需給対策に万全を期し、電力危機を回避しなければならない。

 電力各社は今冬、供給力が需要を上回ると予想している。火力発電などの供給増強に努めたほか、節電が定着したからだろう。

 だが、電力が足りているから原子力発電所を止めたままでも構わない、と考えるのは早計だ。

 実態は、老朽化した火力発電所も総動員して、電力不足を補っているのである。

 北海道電力では、泊原発の停止を受け、酷使した火力発電所のトラブルが増えている。60万キロ・ワット前後の出力喪失も、たびたび発生している。

 ところが、冬のピーク需要に対する供給力の余裕は、約30万キロ・ワットしか見込めていない。まさに綱渡りの需給といえよう。

 冬は配管凍結などのリスクも高まる。実際に今年2月、九州電力の火力発電所が配管の凍結で止まり、他電力からの緊急融通で切り抜けたケースがあった。

 北海道は本州との間の送電容量が小さく、九州ほど大量の融通を受けられない。トラブルが重なれば停電の危機に直面する。

 停電時はエアコンだけでなく灯油やガスのファンヒーターも止まる。北海道は最低気温が氷点下30度を下回る地域がある。暖房の停止による室温の急降下で、凍死する危険は否定できまい。

 工場生産に加え、観光業や酪農も、電力の安定供給なしには成り立たない。道路の融雪や水道管の凍結防止が機能せず、交通マヒや断水を起こすという、北国に特有の課題もある。

 深刻な事態を回避するため、節電の数値目標を定め、着実に達成することが求められる。

 泊原発を再稼働すれば電力不足を解消できるのに、原子力規制委員会の設立が遅れ、再稼働の判断に必要な安全基準の策定さえ、今冬には間に合わなくなった。

 全国で膨大な火力発電燃料を消費している弊害も大きい。

 液化天然ガス(LNG)など燃料の輸入が急増し、今年度上期の貿易赤字は初めて3兆円を突破した。安全を確認できた原発を順次、再稼働していかないと、国富の流出に歯止めがかからない。

 ところが、原発・エネルギー政策で迷走する野田内閣は、肝心な再稼働の判断を避ける姿勢を示している。その「罪深さ」をどこまで意識しているのだろうか。

(2012年10月23日01時21分 読売新聞)


伊勢爺さんの嘆き

“罪深い”といえば、鳩山由紀夫~管直人もそうだ。PORKY野田佳彦は厚顔なんだな。一日の反省などする性格じゃない。毎晩、刺身で晩酌だからね。伊勢

comment

資源エネルギー庁、電力各社黒字化は「原発再稼働か料金値上げ」

資源エネルギー庁は、2012年度の電力9社の純損失額が、およそ1兆8,000億円にのぼるとの試算を明らかにし、「黒字化には原発再稼働か、料金値上げかしかない」との見解を示した。

24日の需給検証委員会で、資源エネルギー庁は、原発停止を火力発電で補ったことによる2012年度の燃料費の増加額は、電力9社あわせて3兆2,000億円に達し、純損失額も、およそ1兆8,000億円にのぼるとの試算を明らかにしたうえ、電力各社の合理化策には限界があるとの見解を示した。

資源エネルギー庁の糟谷敏秀電力ガス事業部長は「黒字にするには、原子力発電所の稼働か、料金値上げのいずれか」などと述べた。

資源エネルギー庁によると、関西電力や九州電力は、このままでは、2013年度中には債務超過に陥る可能性があり、両社は、早ければ来週にも、電気料金の大幅値上げの方向性について、何らかの見解を示すものとみられる。(FNN)
2012/10/24 22:45 | 伊勢 [ 編集 ]

貿易赤字がどうとか言う話より前に「政府の責任として」電力の確保をする義務があると考えます。
ましてや電力不足の原因が「総理の要請」などという法的根拠の無い戯れ言であれば尚更です。

繰り言ですが、代替エネルギー開発と平行しての新規停止ならば誰も困らなかったでしょうけれど、馬鹿の要請という曖昧な形で自称市民を調子づかせる結果になったことは罪深いと考えます。
各電力会社はまさしく「血を流して」赤字で燃料を燃やしています。それをひしひしと感じる立場の人間としては北海道以外は大規模停電起きれば良いと本気で思います。
特にメディアの集中する港区に関しては一切の送電停止をするべきです。
彼らが煽り、乗せられる。戦前に戦争へと煽り立てた朝日新聞と同じ構図ですが、今回に関してはメディアは一切の犠牲を払っていない。
これを問題として捉えている人に会ったことはありませんので、問題提起になればと思い言わせて頂きます。
ご迷惑でしたら削除なさってください。
2012/10/24 20:25 | fts [ 編集 ]









ブログ管理人にのみ表示を許可する

プロフィール

伊勢平次郎

Author:伊勢平次郎
 
伊勢平次郎はペンネーム。アメリカへ単身移住してから50年が経つ。最初の20年間は英語もろくに話せなかった。英語というのは、聴き取りにくく、発音しにくい厄介なものだ。負けん気だけで生きた。味方を作ることが生き残る道だと悟った。そのうち、コロンビア映画、スピールバーグ監督、トヨタ工場、スバル・いすゞ工場の北米進出、日本の新聞社に雇われた。2013・6 冒険小説You Die For Me アブドルの冒険(邦題)をアマゾンから出版した。昨年のクリスマスには、King of Pepper(英語版)胡椒の王様を出版した。日本、英国、デンマーク、ドイツの読者が読んでくれたわ。妻のクリステインと犬2匹で、ルイジアナの湖畔に住む。

写真は、ハヤブサ F. p. japonensis。カタカナで書かれる。瞬間飛翔速度は、時速300キロという猛禽。

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

カテゴリー

FC2カウンター

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索



RSSフィード



リンク

このブログをリンクに追加する